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帰路
大道芸人の青年と出会い、己の生き方について考える一郎。買い物も終わり帰路に着く…。
買い物も終わり、そろそろ帰ろうかと馬車の手配をするじーさん。
「普段は行きと同じだけしか乗らないが今日は家まで馬車にしようか?」
じーさんが2人に提案した。
「ああ、それはありがたい。でもお金は大丈夫なのかい?」
一郎がかしこまった感じで訪ねた。
「ああ、一郎のおかげでな!」
ニシシシシ。ミーアと一郎が笑う。
アッポさんに別れを告げ、馬車に揺られ帰路に着いた一行。ミーアはすぐに寝てしまった。
風に当たりながら今日の事を思い出していた一郎。
「(何か自分にも出来ることがあれば…)」
大道芸人の青年とのショーでのお客さんの様子を思い出し、少しやる気が出てきた一郎。じーさんは一郎の背中を見つめながら静かに微笑むのであった。
途中馬小屋で休憩してお土産も置いてきた。
家に着くと、もうクタクタ。一郎とミーアはすぐに床についてしまった。
後片付けをしたじーさんも、二人の寝顔を覗きつつ、自分のベッドに入るのであった。




