フィナーレ
今までご愛読ありがとうございました。
しいたけ先生の次回作にご期待下さい!
時は過ぎ、じーさんの小屋があった場所は、沢山の店や宿が建ち並ぶ場所となった。
「ミーア町長!」
大人びた容姿の女性が作業中のオッサンに話しかけられ、にこやかに談話している。
「――ではそのようにお願いします」
「分かりました」
女性は笑顔で会釈をすると、かつて自分が住んでいた小屋へと入っていった。
今も昔も変わらぬ光景がそこにはあった。
まだ自分の部屋もそのままだった。大きくなった今では少し手狭に感じるも、ベッドのシミや天上の木目は相変わらず思い出を運んでくれる。
ソファに座り黄昏れていると猫が一匹膝の上に。
「おかえりミーア」
「ただいま一郎」
喉をゴロゴロと鳴らしながら、猫は女性の膝の上でくつろいでいる。
「大分時間かかっちゃったかな……」
「俺が死ぬ前で良かったよ。猫的にはそろそろ寿命だからね」
「一郎にも色々手伝って貰っちゃったかな」
「所詮俺は客寄せパンダさ。ミーアの手腕のお陰だよ」
「……暖かいね」
「……ああ」
ふと目をやる机の上のじーさんは、いつにも増して笑顔な気がした。
きっと今頃喜んでいることだろう……。
今まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
そして、すみませんでした!!orz
この『猫転生』は、流行の転生物で話を書きたくて見切り発車で始めた物でしたが、終始筆が全然進まずじまいでした……。
仕事も多忙で執筆時間も取れず、遂に打ち切り風味な終わりになってしまいました。ごめんなさい。
終わり方自体は最初から想定していた物ですが、急に最終話となると話が飛びすぎました。
↓以下、最終話までの空白のあらすじ。
ミーアが人脈を活かし街を作る計画を練る。
喋る猫を広告塔として小屋の周りをはってんさせる。
じーさん死ぬ。
一郎もそろそろ寿命。
死ぬ前に町が完成して万々歳!
以上です。




