アンロック
どうも壮太です。
初めて小説?を書いてみました。難しいですね(笑)
でもこの小説でなにか伝わるものが一つでもあればうれしいです。下手な書き方ですが最後まで読んでくださいね。。。
「太一!太一!」と一階から母の声が聞こえてくる。
「今日も学校いかないのかい?」と母はもう聞きあきたセリフを口にした。
「うん、今日もいかない・・・」と太一はお決まりのセリフで返す、
「もう三か月になるんだよ、頑張って行かないと駄目だよ」そう言う母だが最初からあきらめているようだ、川崎太一、現在中学2年生だが三か月前からひきこもりになっている。
三か月前に親友の岡本幸一を交通事故で亡くしたのだ、しかも自分の目の前で車に引かれて。
「暇なら散歩でも行っておいで気分も晴れるよ。」部屋を掃除している母が言う。
「散歩?」と不思議そうに答えるが家にいても掃除の邪魔になるだけだと思い行くことにした。
「あんまり遅くならないようにね。」
いつまでも子供扱いする母にムッとしながら家を出た。
太一は完全に心を閉ざしてしまっている、あんなことになるならもう誰ともともだちにならければいいんだ そんなことを考えると幸一のことが頭に蘇った。 「俺があのとき。」
そう一言もらすが先を言うと涙がでるので青になった信号を見て歩きだした、
行先は決めていた。
そうして向かったのは幸一のお墓である、墓前で幸一にあの事故のことを謝った・・・
三か月前の事故あれは太一と幸一が学校の帰り幸一は塾に行く予定があったのだが太一が無理やりに買い物に誘い点滅信号を無理やりわたろうとした時、見切り発車をしていた大型トラックにはねられたのだ。
幸一ははねられる直前にトラックに気付き太一の背中を押して助けたのだ。
太一は背中を押され間一髪追突されなかったものの幸一はまともにぶつかり即死だった、あまりの突然の出来事で太一の頭の中は真っ白だった・・・
「幸一・・・」そう一言もらすと向こう側から見覚えのある女性が花を持って歩いてくる。
「太一君・・・太一君よね。」女性から声をかけてきた。
太一は一礼して「ご無沙汰してます。」と暗い声であいさつをした。
この女性は幸一の母で幸一が亡くなる以前からも知っていた、しかしお葬式の日から一度も会っていない、幸一の母は自分の息子が太一を助けたことを知っている、複雑な心境の中、沈黙が続く。
先に切り出したのは幸一の母だった、「太一君学校言ってないの?」
「・・・はい。」そう答えたが次何を話せばいいのかがわからない、
すると「もういいのよ、そんなに悩まなくてあの子もそれを願っているわ。」とやさしく声をかけてくれたが、太一には怒りにも似た感情がわいた。「なんでそんなことが言えるんですか、僕はあなたから幸一を奪ってしまったんですよ!殺してしまったんです。」おもわず声を上げる。
彼女はそれ聞き太一に近づいた、そして太一の手を握り「あなたはこうして人の温かみを感じることはできるのよ、幸一にはそれができないの、幸一の分まであなたはいきないといけない」そう言われた。二人はそこで 会話が途絶えお互いに帰路についた。
太一はまだ気持ちの整理がつかいないようでふらふらと歩いている。
「なんでこうなるんだよ」そう小さく呟くと不運なことに空から雨が降ってきた、太一は雨宿りのためにコンビニに入った、このとき運命の歯車が狂い始めたのだ。
「今日はホントついてないなぁ」と一言もらし店内に入るが客は太一以外に誰もいない
女性の店員と太一だけである。
昼の三時でしかも平日だから人通りもかなり少ない、太一は立ち読みをしていると
ニット帽にサングラスをかけた男性が店内に入ってきた。すると突然コンビニに銃声が響く。
「キャァ−」店員の女性の悲鳴がほぼ同時に聞こえてきた、太一はあの時と同じ感覚に襲われた、体が動かない声が出ない頭が真っ白だ、すると男は太一を見て「動くな!動いたらぶっ殺すぞ」脅しをかける男に太一は開き直ったかのように「今日はついてない、今日死ぬからかな?」
とつぶやく。
「ぼやいてんじゃねぞ、クソガキ」男はそわそわとして落着きがない。
そして男はニヤリと笑った
「動いたらほんとに殺すぞ」
太一はその声に聞き覚えがあった、直後に銃声が鳴り響く。
なんと男は店員の女性に発砲した、女性には当たらなかったもの腰をぬかしその場にすわりこんでしまっている。
「悪いねお姉さん」犯罪を行っているとは思えない笑みを浮かべ店員の手足をロープで縛り口にはガムデープを張った。
なんでまたこんなことに。太一の心臓は爆発寸前だった
「本題に入ろうか太一君」男は振り返りそう言った。
「俺はね君に人生を狂わされた」
この男の名前は伊田智也、幸一を引いてしまったあのトラック運転手である。
「俺はなあの後、会社を辞めさせられたんだよ、おれは何もしてないのに。」
激情する伊田に対しただ殺されるという感情に捕らわれていた太一は何も言えなかった。
「社会から見放されダチからは嫌われ・・・そんな時思ったんだ、生きててもしょうがない、ただこんなことになったのは全部きみのせいだろ?」
「すいません・・・」
「すいません?それでおれの人生かえってくるのかよ?」
なおも怒りの納まらない伊田は銃を構える。
そこへサイレンを鳴らしパトカーが数台到着警官が何か話しいる
伊田は太一を持ち上げて頭に銃を向ける。コンビニのドアの前に立ち
「そこから動いてみろ、こいつ殺すぞ」と警官に向かって怒鳴る。
「伊田さん、僕さぁもう死んでもいいかなって思うんだよね」
伊田は顔しかめる
「なんでお前が?」
そしてあの事故の真実を語り全ては太一のせいだということを伊田は知った。
「伊田さんいっしょに死にませんか?」
太一は今日幸一の母に会い慰められそして今はこうしていつ死んでもおかしくない状況になっている。
「そんなんでいいのかよ!」聞き覚えのある声だった。
「こ・・・幸一?」
「太一!太一!」と一階から母の声が聞こえてくる
「夢かよ変な夢。」なんでこんな夢見たのかな?そういえば今日はあいつの命日だ。
いつまでもくよくよしている俺に幸一が怒ってこんな夢を見せたのだろうか、とても鮮明な夢だったし、でも幸一俺・・・気付いたよこんなことじゃいけない。この夢は幸一が俺に何かを訴えてきたのではないだろうか閉ざしていたおれの心に。
夢を見て気付いた、少なくとも俺は生きている死んでしまった幸一のために
生きないといけない。そう思うと学校にも行っていない自分に無性に腹が立ってきた。
「太一 今日も学校行かないの?」
「今日は行くよ」
太一は決心した。
久々に朝食を母といっしょにとり玄関に向かった、なぜだろう手が震える でも決めたんだ
どんなに辛くても死にたいなんて思ったらダメだ、それは無念にも死んでいった幸一に失礼だ
その時何かが背中を押した気がした。
「どうしたの?」
不思議そうに太一を見る。
「なんでもないよ」
太一は笑顔作った大きく深呼吸して鍵をはずしてドアを開けた、そこには雲ひとつない青空が
広がっいた。幸一見ててくれ俺が幸一の分まで生きるから。
今日から閉ざした心にアンロックだ
どうも壮太です。最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。そしてお願いがあります。
何でもいいのでアドバイスをください。今後執筆に役立てたいと思いますのでよろしくお願いします。




