表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の二つ頭のウサギ  作者: ラヴ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/8

タイトル未定2026/01/04 23:27

午後9時05分 ― 再び始まる


私は息を呑み、目を見開いた。自分の部屋にいた。ベッドサイドテーブルの時計が光っていた。午後9時05分。電話が鳴り始めた。ディヤだった。


「夏のプロジェクト、あの謎の村に行く準備はできた?」


「うん、大丈夫。5分で行くよ。」


電話を切った後、私は静かに座り、集中しようとした。しかし、奇妙で重苦しい感覚が私を襲った。何かを忘れているような気がした…時間に関することだった。


鋭いノックの音がドアに響き、私の思考を遮った。ドアを開けると、黒いパーカーと顔を覆う黒いマスクをつけた配達員が立っていた。


「こんにちは。あなた宛ての荷物です…ディヤさんからです」と、彼は声がこもったように言った。


「はい…ありがとうございます」と私は答え、何の印もない、無地の箱を受け取った。ドアを閉めると、理由も分からず心臓がドキドキしていた。


荷物を開けようとした時、再びノックが聞こえた。今度はもっと強く、せっかちなノックだった。もう一度ドアを開けた。ディヤだった。


「こんにちは!荷物届いたわね」と彼女は目を輝かせながら言った。「中身は何?」


私たちは一緒に箱を開けた。中には、血のついたティッシュペーパーに包まれた、二つのウサギの頭が入っていた。


驚いたことに、ディヤは喜んでいた。「ありがとう!」と彼女は満面の笑みを浮かべ、私を強く抱きしめた。「愛してるわ、リムル。ありがとう。これで村に行く必要はなくなったわね。」


冷たい恐怖が私を襲った。これはおかしい。すべてがおかしい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ