あの日
「あの日四天王は大道寺カンパニーに喧嘩を売ったんだよ」
「は?」
「そこのお嬢ちゃんの手引きでな。」
「一体どういう」
「ラブリーシステム。証には、その人の運動データや行動データが蓄積されている。つまり、才能ある人間の説明書があるわけだ」
「大道寺社長は、そのデータを使って才能ある人間を創り出そうとしていた。楽して力が欲しい人間はわんさかいるしな。金はすぐに集まったし、実験は上手くいっていた。お前たちの超人的な力のベースは私の身体の使い方と脳のリミッターの外し方が担っているんだ」
「あたしって超すげぇ。ただ幾つか問題があってな。データの収集にバカ長い時間がかかるんだよ。あたしの能力の実用には、10年近くかかったしな。あたしは息子に会えず実験施設に缶詰さ。他の奴らは、ラブリークールたちがかなり、逃がしてくれたみたいだが、ほとんどが廃人寸前だった。ラブリーバトルは、才能ある人間をあつめデータを集めるための実験ってわけさ」
「社長は、自分の娘を最高の人類にしたかったのか。クローンを量産した。んで、その一体が目の前のお前だ」
「……?!?」
「は?」
「お前の顔は飽きるほど見たぜ?あたしの戦闘データをとるためにな。オリジナルは死んでるあの時にな。記憶にロックがかかってんのも、デザインベイビーだからさ。娘が死んでしまったショックからか。社長はぶっ壊れちまったみたいだがな。」
「言ったろ?ラブリーバトルに首を突っ込むなって。マイベイビー。お前が背負える闇じゃねぇ」
「っ……」
「あたしがここにいるから、新たなラブリーズはこれ以上肉体的な強化はないだろうが、優勝しても、社長に良いように使われるだけだぜ」




