あの日
「秋道くんに手を貸してるから、どんな気持ちかにゃと思っててね?元四天王?」
「あの子と仲良くしてる姿を見て、ぞっとしました。記憶喪失を利用して」
「お泊まりもしたにゃ」
「このっ、うらやま、いえ、こほん。あなたはあの日」
「もちろん、いたにゃ?ラブリークールが、全てを失った日に。あなたと同じにゃ。あなたは脚を失ったにゃ。僕も色々失った。」
「あなたの目的は一体。あなたに愛があるとはおもえませんが、」
「…失礼だにゃ?愛なら溢れるほどにあるってのに」
大鎌を振り上げる。
「ラブリーアイテム。大鎌《白狐》。とっても、綺麗。騒がしいあの子が持つよりも、ぼくにふさわしい」
首元に迫る刃。
「…ラブリークールのアイテム。あなたが持っていたのですね、、、皆に幸がありますように」
「…命乞いはしないのか。喚きもせず、泣きもせず、争いもせず、最強の一角が。」
「はははは。買い被りすぎですよ。わたしは街が好きなだけのただの女です。…あなたが、愛を知れたらよいのですが」
「あなたの才能も、僕がいただく」
「敗者は去るのみ、ですね。わたしの力を奪ったところで、真の強者には勝てませんよ」
「?集めれば集める分だけ、強くなる。これはそういうゲームにゃ。ばわわーい」
モニターがたくさんある部屋で2人の女性が話していた。
「ラブリーオクトパス敗北。ラブリークールのポイント数が25まで伸びました。核は2つ。また、ラブリーホワイトはポイント数を76まで増やしました。所有する核の数は30..ラブリークリムゾンからの譲渡となります」
「……。」
椅子に座った1人が指を指し示す。
「承知しました。フェーズ3に移行します。全ラブリーズに通達。現在ラブリーズの数は35名。これよりラブリーエナジーの可視化が解禁。生活範囲を大道寺カンパニー周辺10キロ圏内と制限します。証は、シングル、ダブル、トリプルと1週間ごとに足切りを行い。一か月後大道寺アリーナで、雌雄を決してもらいます。みなさんの夢を叶えるまであと少しです」
研究施設の中。ズタボロになった燕尾服の男がいた。傍らには傷ついた少女たち。
「落ち着いて、さっちゃん。誤解だ……」
対峙する女は、拳を鳴らしながら近づいてくる。
「ジェントリーなサングラさんは、浮気など」
「女引き連れて、いけしゃあしゃあと、」
「この子たちは、僕が君に会うことを阻止しようとしただけで」
「ガッハッハ!!遺言は、それだけかい?なぁ、ダーリン?」
甘い言葉とは裏腹に彼女は殺気だっていた。
「女は度胸!あたしは最強!長いこと閉じ込められていたが、待ってた白馬の王子様が、女侍らせて登場たぁ。いい度胸だな」




