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9話

 桜が家へと入ったのを横目で見ながら、翼も自宅へと入る。


 鞄を下ろし、スーパーで買ってきた弁当を電子レンジで温めようとした時に、スマホに着信が入る。


 「もしもし?母さんどうしたの?」


 電話の主は翼の母親だった。


 「今日?入学式だったよ。・・・」


 「友達はできなかったけど知り合いはできたよ。・・・」


 「うん。こっちは大丈夫だよ。母さんは?・・・」


 「そっか、それならよかった。またね。」


 短い電話が終わった。翼は軽くため息をつき、弁当を温め始めた。


 「今日は早く寝よ。」


 弁当を食べ終わり、ぼーとテレビを眺めていたが、どこか落ち着きがない様子が見える。


 「散歩でも行くか。」


 心を落ち着かせるため、翼は散歩に行くことを決めた。4月とはいえ、まだ冷える。少し厚い上着を羽織り、周辺を散歩するために玄関に手をかける。


 

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