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62話
翼が振り向くと声の主は哲先輩だった。
「哲先輩、お疲れ様です。」
翼は哲先輩に挨拶をすると、哲先輩はニヤついた顔で翼のこと見ていた。
「横にいるの彼女?部活終わりに二人で買い物なんていいねー。」
哲先輩は翼のことをイジると、急に桜が振り返った。
「久しぶりね。」
「桜・・・。」
さっきまで笑顔だった哲先輩の顔から笑顔が消えた。
「東山くん、本当に桜が彼女なの?」
声のトーンが下がった哲先輩が翼に質問をする。
「そうですけど。」
翼も突然の出来事に戸惑いながら、哲先輩に答える。
3人の間には重い空気が流れていた。




