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48話
木曜日の放課後、桜は1人で家に帰ろうとしていた。晩御飯の献立を考えながら、下駄箱から靴を取り出そうとした時に、後ろから声をかけられた。
「佐々木さん今帰り?一緒に帰らない?」
声の主は同じクラスの冴木さんだった。
「いいけれど、冴木さん確かバス通学じゃなかったかしら?」
「気にしなくていいよ。駅前でお茶でもしようよ!」
昼休みの事を、根掘り葉掘り聞かれると直感で感じた桜だったが、まっすぐ家に帰って同じことを繰り返すよりはいいと思い、冴木とお茶をしようと思った。
「それじゃあ、お茶しましょうか。」
「やった!佐々木さんありがとう!」
桜と冴木さん、2人で校門を出て駅前のカフェへと向かった。




