41/147
41話
「こっちが男子部の更衣室ね。とりあえず荷物置いて、春先輩の方に行ってね。」
「わかった。ありがとう、福井さん。」
「もう、同じ部活の仲間なんだから京子でいいよ。」
「うん。京子。」
福井さんからの名前呼びの許可が降りたことに驚きながら、二人はそれぞれの更衣室に入って行った。
翼は鞄を置き、星野先輩の元へ戻った。
「荷物置いて来ました。」
「おかえり、東山くん。それじゃあ早速だけど、弓道の基本的な説明と動作を教えて行くね。」
星野先輩はそう言うと、弓道について細く丁寧に教えてくれた。




