表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/147

12話

 少しセンチメンタルな気分で散歩に出た翼だったが、なんだかよくわからない状況になった。


 「なんで、桜の家で朝ご飯食べるんだ?」


 当然の疑問が時間差でやってきた。


 「とりあえず、風呂入って寝るか。」


 そうこう寝る準備を済ませ、ベットに入った。


 そして、朝を迎えた。


 「うーん、朝だ・・・」


 眠い目を擦りながら、ベットから起き上がる。


 顔を洗い、歯を磨き、寝巻きがら着替えて家を出る。そして、桜の家のチャイムを押す。


 少し間を置き、扉が開いた。


 「おはよう。あとちょっとで出来るから入って。」


 「おじゃまします。」


 若干、緊張しながら桜の家に入る。


 「適当に座って待ってて。」


 フライパンを見ながらら桜が声をかける。


 桜の言葉通り、壁にもたれかかった翼だった。


 「できたわよ。」


 声と共に、ベーコンエッグが乗った皿とご飯茶碗を持ってきた。


 「何か手伝うことある?」


 「ないわ。」


 「りょうかい。」


 短い会話を済ませ、桜が自分の分をテーブルに置き、二人分のご飯が揃った。


 「食べましょうか。いただきます。」


 「いただきます。」


 「美味しい・・・」


 「あら、よかったわ。」


 人生で初めて、同級生の手料理を食べ、感動している翼であった。朝ご飯を食べなが疑問に思っていた事を聞いてみる。


 「そういえば、なんでご飯誘ってくれたの?」


 「気分よ。」


 「そうか。」


 「なによ、あなたに気があると思ったの?」


 「いや、別に。」


 「よろしい。そういう事だから、ご飯食べに毎日チャイム押さないでね。」


 「そんなことしないよ。」


 そうこうしているうちに朝ごはんを食べ終わった二人だった。


 「ご馳走様。美味しかったよ。」


 「ありがと。」


 桜は洗い物をしながら答えた。


 「そろそろ帰るね。」


 「ちょっと待ちなさい。食べた分の仕事はしてもらうわよ。」


 「え???なにすればいいの?」


 「秘密よ。」


 桜は不敵な笑みを浮かべていた。


 「出かけるわよ。」


 洗い物を終わらせ、出かける準備をする桜だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ