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111話
「大会かー。どんな感じの大会なの?」
まだ分からないことが多い翼は京子に聞く。
「春の大会はいわば夏の前哨戦って感じね。個人戦と団体戦があるけれど、どっちもいい成績を残せたら夏の大会のシード権が貰えるのよ。」
「団体戦のシード権はなんとなく想像できるけど、個人戦のシード権はどんな感じなの?」
「単純よ。予選に出なくて良くなるのよ、いきなり本戦から出られるわよ。」
軽く説明を受けた翼は「ほえー」と関心にしていた。
「ところで福井さんは団体戦は出られそうなの?」
「このまま行けば余裕で出られるわよ。スタメンはギリギリだけれどもね。」




