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アラフォーオッサン異世界転移で異世界デビュー 5

「(急にorzになったかと思いきや、終いには微笑んでいるのが怖いにゃ(>人<;))にゃ〜・・・人族よ・・・何と言うか・・・元気出すにゃ!!何があったか知らないがきっとこの先良い事あるにゃ!!下を向くにゃ!!前を向くにゃ!!」


神獣に気を遣わせるほど一生からは哀愁が漂っていた。


「(?!いかんいかん・・・いつの間にかorzになっていた・・・しかし、めっちゃ神獣?に慰められてるやん俺・・・猫とは言え流石にバス並みにデカイし日本語喋るし一応警戒はしていたが、めっちゃ良い奴?・・・・ではなくこの場合は良い猫になるのかな?神獣っていうくらいだから猫扱いは罰が当たったりしちゃいそうだし。)ありがとうございます神獣様。なんだか癒されて元気が出てきました!!この世界の名前はトコビランテで、ここは獣人族の国で、この場所は神域と呼ばれる場所で、あなた様は神獣様。無知で愚かな人族の・・・申し遅れました、わたくし齋藤 一生と申します。では、改めまして・・・無知で愚かな」


「待つにゃ!待つにゃ!!なんで言い直すにゃ?!」


「え~~~~~( ゜д゜)・・・・」


「え~~~~~( ゜д゜)・・・・じゃないにゃ!!なにこの人族面倒くさいにゃ・・・(でも不思議とほっとけないというかむしろ好意的になってしまうと言うか、不思議な人族にゃ・・・こんなこと初めてだにゃ、何か加護やスキルの効果が原因かも知れないにゃ。鑑定してみるにゃ・・・・・)」


神獣はそう考えると一生に向かって鑑定スキルを行使してみたが・・・バチン!!神獣が鑑定を試みた瞬間に一生の胸のあたりで小さな火花のような小さな発光とともに僅かな音がした。


「何だ?!今何か発光と共に音がしたような?!(もしかして?!神獣様が何かしたのか?!可愛い猫には棘がある?!俺死んじゃうのか?!)」


「にゃにゃ?!そんな馬鹿にゃ?!鑑定が防がれたにゃ?!ウチは鑑定Lv・MAXなのにゃ!!防ぐなんてありえないのにゃ!!ましてや人族の隠蔽スキルLv・MAXでも防げないはずにゃ?!」


「(鑑定??隠蔽??言葉の意味は理解出来るが、それが今の発光音と神獣様の慌てように関係が??と言うかやっぱり何かされてたのね・・・聞くのが怖いけど・・・)神獣様???何か俺・・・わたしに何かされたのでしょうか??」


基本小心者である一生は意を決して、恐る恐る神獣に聞いてみることにした。


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