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アラフォーオッサン異世界転移で異世界デビュー 4

(ふぅ~~~・・・・・・)


一生は目の前にいるめちゃくちゃ可愛い生き物を冷静に見据えつつ脳をフル回転させ現状を確認しようとしていた。


(確かに見た目は俺の知る猫そのものだが、サイズがおかしい・・・それはこの猫だけではない、これまで見てきた植物もそうだ・・・ここは日本どころか地球ですらない?!荒唐無稽な考えかもしれないが・・・そう考えた方が何だかしっくりくる・・・とは言え宇宙人拉致事件とも言い難いんだよなぁ〜。)


「なぁ可愛い猫ちゃん、俺の言葉が理解できるなら、ここが何処だか知ってるなら俺に教えてくれないか??(なんて話かけたところで応えてくれるわけ)」


「んにゃ?!可愛いだにゃんて!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾照れるにゃ〜( ^ω^ )しかたにゃい!!教えてあげるにゃん!!ここはトコビランテ・・・獣人国最果ての地にて獣人族からは神域とされている場所にゃ!!ちなみにウチは神獣にゃ!!崇め奉が良いにゃ〜・・・んにゃ?!うにゃにゃ?!(可愛いと言われてつい答えてしまったにゃ、どうして人族が獣人族の言語を?!本当に人族なのか疑うくらい流暢な言語にゃ・・・何者にゃ・・・)」


なんと、何気なく話しかけてみると流暢な日本語で一生の問いかけに答えてくれたのである。しかも何故だか一生は日本語で話したつもりが神獣には獣人族の言語で伝わり、一生には神獣の言葉が日本語で聞こえると言う何とも不思議なことになっていた。


「えっ?!え~~~~~?!?!?!?!?!?(おいおいおいおいおい!!まじか?!えっ?!めっちゃ流暢な日本語?!てか喋ってますけど?!トコビランテ??獣人国に獣人族??しまいには人族??はい決定・・・ここ地球ではありませんでした、こうなるとアレだな・・・ちまたで言う所のここは異世界で俺は異世界転移して晴れてアラフォーになった記念に異世界デビューしたわけか・・orz・・)」


いつの間にかorz状態のまま一生は現状について考えを巡らせていた。それを見ていた猫神獣は何だか居た堪れなくなり

一生に話しかけてきたのである。


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