Ep:7
無事ケールカ王国に降り立ったわけだが、蒸気が酷い。辺り一面を煙が覆っていて、視界がこの上なく悪い。何となく幸先が悪いなと思いつつ、飛行船乗り場から蒸気機関車乗り場へと向かう。
ケールカ王国の王都はここから機関車で一時間程移動した先にある。利便性が悪いが、致し方なし。僅かに熱を持っている蒸気のせいでマスク内に熱がこもり不快な気持ちを抱きつつ移動していると、横を歩くスズネが不機嫌そうに眉根を寄せている姿が目に入った。
「気持ちは分かるが、余り表情に出さない方が良いぞ」
「すみません。でも、鬱陶しくて」
「動向を監視するのは基本だし、一先ず我慢だな」
「うぅ……、殺しちゃ駄目ですよね?」
「駄目だ。そんな事をすれば相手の思う壺だし、何か行動を起こすにしても明日女王と面会してからになるな」
「はぁ~。辛いです」
その気持ちは他の面々も同じだと思うぞ。でも、まあ……爆発しても困るし少し宥めるか。
ポンポンと頭に手を置き撫でてあげると、目を細めて嬉しそうにしている。
「気持ち良いです。ユノさんの頭ナデナデは至高ですね~」
「そうか?……っとこんな所かな」
「あっ……」
寂しそうな声を上げるが、今は移動中だし沢山の人が歩いているんだ。長い事立ち止まっているわけにもいかないし、これで許してくれと心の中で謝罪しつつ再び歩を進める。
暫し歩き、蒸気機関車乗り場で手続きを済ませて、乗車。ここから小一時間程列車の旅だ。移動、移動で辟易してしまうが、何とか踏ん張ろう。
車内でお喋りしたり、簡単な打ち合わせをしていたらあっという間に着いてしまった。
王都に来たのは彼此何年ぶりだろうか?駅舎は昔と変わっていないが街並みは色々と変化を遂げているだろうし、改めて地理を頭に叩き込む必要があるだろう。宿で一息ついたら王都の地図を買いに行こう。
そうそう、宿だが俺達が一月お世話になる場所は一等地に建っている所謂高級宿だ。本来であれば王宮の敷地内で過ごすべきなんだろうが、かたっ苦しい上に色々と面倒事が多いから一般の宿を利用しているわけだ。防犯面や利便性、立場などを考えれば有り得ないと言われる事間違い無しだけどそこは我を押し通してもらった。勿論俺だけの意見では無く総意だから悪しからず。
さて、宿は駅舎から歩いて十五分ほどの所にある。
外観は四階建てで大きな門が特徴的だ。しかも門の入り口には警備員が立っているので、不審者が侵入してくる心配もない。敷地はそこまで大きくないが、立地を考えれば十分と言える。因みに一泊の料金は一般市民の月収と同等と言う破格であり、絶対にプライベートでは利用しない様な所だ。
今回は宿泊費用は和国の軍持ちなので、関係ないけどさ。
まあそんな感じで普段は利用しない場所を経験できるって言うのは、有難い話です。因みに部屋は一人一部屋で横並びに泊る事になる。これはフロアが違っていたり、離れた場所に泊った場合有事の際に即応が難しくなるからだ。決して俺と離れたくないと駄々を昔捏ねられたからでは無い。断じてない。
ようやっと長旅から解放されたわけだけど、特にやる事が無い。明日からは色々と動き出すが、今日は本当に何もない。時刻は夕方だからこのまま寝てしまうのも手だが、眠気も無いしどうしたもんか。人間と言うのは忙しければ休みが欲しいと文句を言い、暇なら暇で只々時間を持て余すどうしようもない生き物だし、俺がプラッと散歩に行くのも人間だから仕方ないよね。
確り自己弁護をした所で、皆に見つからない様コソッと行きましょう。
もしバレたら絶対に付いてくるし、わざわざ付き合わせるのも悪いからな。という事でレッツゴー。
茜色から藍色に変化しつつある空を見ながら、歩く。
特に目的があるわけでも無い散歩なので気の赴くままにあっちへ、こっちへ。フラフラと歩いていると嫌でも感じるものがある。それは昔と比べて物価が高くなっていたり、活気が薄れていたり、明らかに困窮しているであろう人を多々見かけたり。ケールカ王国は他国と戦争をしていたり、経済が悪い方向に向かっているわけでも無い。ではなぜか?素人考えだが軍部の再編とクラスunknownの妖魔出現が要因では無いだろうか。一見すると軍と一般市民には何ら関係が無いように思えるが、ケールカ王国は軍部と政治が密接に関わっているので、当然そこに貴族も絡んで来る。様々な利権や思惑、取引があるしそれらは間接的・直接的問わず市井にも影響を齎す。結果的に現状を生んでいるのではないかと思う訳だ。
だからと言って俺に出来る事は何もない。所詮他国の一軍人に過ぎないからな。
思考を巡らせてながら歩を進めていると、足元から可愛らしい声が聞こえてきた。
「あの、お花はいりませんか?」
「花か。幾らだい?」
「一本王国銅貨一枚です」
和国のレートで換算すると約百円か。安いな。幼い少女が籠に入れている花は全部で三十本程だろうか。見た所数本しか売れてないように見える。何時から働いているのかは知らないが、売り上げは精々参・四百円にしかならないな。とてもではないが生活できる金額では無い。仮にいつもは倍を売っているとしてもまともな生活は望めないだろう。少しでも足を踏み外せば貧困街落ちは確実。
とはいえ俺は聖人君子でもないし、買った所で処理に困るしさっさと立ち去る――んっ?
何とはなしに少女を見ていると、立ち姿や僅かな体の動かし方に違和感を覚える。…………ほぅ。こういった中々に面白い逸材と出会えるとは僥倖。このまま捨て置くには些か勿体ないな。
「じゃあ、全部貰おうかな」
「えっ?あっ、あの。全部ですか?」
「あぁ。籠に入っている花を全部くれ」
「ありがとうございます!」
破顔しながら一所懸命に頭を下げてくる。そこまで喜ばれるとは思わなかった。
「えっと、全部で王国銀貨三枚になります」
「はい」
お金を渡した後花束を受け取る。さて、本題に入るか。
「君は普段は花売りをしているのかい?」
「はい。毎日朝から夜までお花を売っています」
「なるほど。君の両親だったり、知り合いが何かしらの武芸を嗜んでいたりはする?」
「いえ。両親は私が四歳の時に死にました。それからは一人で生きています」
「ふむ。じゃあ天性の物か」
「あの……」
「おっと、悪い。もしかしたら近いうちに君の人生が一変するような事が起きるかもよ」
「えっ?それはどういう――」
「じゃ、またどこかで」
少女の言葉を遮り再び歩き出す。
暫し歩いた後ふと手に持っている花をどうするか?という問題が頭を過る。宿に飾るか、将又誰かに譲るか。どちらにせよこんな大量の花をどうしたらいいのだろうか?
俺の嘆きは夜の帳に吸い込まれていった。
明けて翌日。朝から入念に準備をし、何度も身だしなみをチェックしている。カスミに頼んでどこか問題は無いか見てもらったりもした。ここまでしているのには理由がある。本日ケールカ王国の女王及び重鎮との会合があるのだ。謁見では無く会合。俺達はあくまで軍人であり、妖魔討伐に来ているのでそう言う形になっているという訳だ。
さて、各々準備が整った所でいざ出発。
王城は宿から徒歩二十~三十分程の所にある。随分近いと感じるかもしれないが、立地や都市の形状を考慮すると近くにあるのは当然と言える。さて、時刻は十時を回った所で街中は仕事に励む人で溢れかえっているが、歩を進めていると王城が近づくにつれ人が少なくなっている事に気付く。周りに一般人向けのお店や住宅が無いし、用も無いのに王城近辺を散策するもの好きはそうそういないからこれまた当然か。などと考えつつ大きな門の前まで来た。
門の警備をしている門番に所属とアポイントメントを取っている旨を伝えるとすぐに案内の人がやって来て、そのまま移動となる。
ひたすら歩き続けて少しダルさを覚えるが、城内の絢爛豪華な装飾が多少は気持ちを上向かせてくれる。
案内されるまま進み、辿り着いたのは無駄が省かれたシンプルな扉の前。
扉の左右には警備の兵が立っており、この中に重要人物が居るという事を示している。
警備兵には俺達の情報が伝わっていたのかすぐに扉を開けてくれ、中に一歩踏み出す。
最初に感じたのは数々の視線。好意的なもの、怪訝なもの、値踏みするもの、敵意を露わにするものと様々だ。ただ、最初から敵意を見せるのは如何なものかと思うし気分も良くは無い。この先を考えると頭が痛くなってくるよ。本当に。
軽い頭痛を覚えつつさっと中を見回すと、見覚えのある人が半数で残りは初めての人と言う割合だった。これも軍の再編にともなう結果だろう。ますますやりにくくなったなと心の中で嘆息してしまう。
そんな事はお構いなしに席へと案内され着席。
「それでは全員お集まり頂きましたので、妖魔討伐作戦に関わる顔合わせを開催したいと思います。まずは、ケールカ王国女王であるアルマ・ハールス様よりお言葉を賜りたいと思います」
宰相から促され、立ち上がる女王。軽く周りに視線を流した後僅かに息を吸い口を開く。
「この度はお集まり頂き感謝します。現在我が国はクラスunknownの妖魔が齎す脅威に晒されています。被害も多数出ており予断を許さない状況です。ですが、軍の総力をもってしても勝つ事は不可能です。そこで同盟国である和国に戦時協定に基づき戦力の派遣を依頼しました。そして我が国に世界最高戦力が集い今に至ります。どうか我々の国をお守りください」
深々と頭を下げる姿はとても美しい。そして何よりも心が籠っている。他国の一軍人に対して女王が頭を下げるなど本来有り得ない事だが、国家の危機となれば別だ。ここでプライドが邪魔をして傲慢な態度をとる奴は王たる器ではない。その点を考えると彼女は王足りえるだろう。
女王が席に着き一呼吸置いた所で再び宰相が口を開く。
「有難う御座いました。では我が国から紹介したいと思います。まずは――」
宰相が名を呼び軽い自己紹介をするという一連の流れのあと、こちらも同じ事をして一先ず最初の目的は終了となった。だが、本題はここからだ。
「すみません。発言をよろしいでしょうか?」
「軍務大臣、どうぞ」
「失礼ながら、貴方達はクラスS以上の妖魔をメインに討伐していると聞き及んでいますが本当ですか?あれは人間が敵う相手ではありませんし、なにより――その、言いずらいのですが貴方の様な年若い若者が勝てるとは思いません」
あー、この人は相手の実力を測るのに見た目を考慮するタイプか。若かろうが、年老いていようが強い奴は腐るほどいるし逆に一見すると百戦錬磨だが弱い奴もいる。そこら辺を分かっていないのか?いや、心情的に納得出来ないだけか?どちらにせよ失礼極まりないがな。
「若く見えますが、私はそれなりの年ですよ。それと確かに普通の人間であれば勝てないでしょう。ですが、我々は幾多の戦場を駆け抜け培ってきた技術と知識があります。それらはクラスS以上の妖魔を倒す事が出来る程だと自負しています。なのでご心配には及びません」
「成程。ですが、事実なのでしょうか?私には和国が作り上げた幻想にしか見えませんがね。大方各国に喧伝する為に用意されたアイコンでは?」
「軍務大臣!口が過ぎるぞ」
「これは失礼しました。ですが、私の考えは変わりませんよ」
宰相の一喝により心無い謝罪をしつつ、口を閉じる軍務大臣。
左右に座っている隊員たちは一見するとなにも変わらないが、心の中はマグマがゴボゴボと音を立てている事だろう。頼むから軽挙妄動は控えてくれよ。
「すみません。ひとつお聞きしたいのですが貴方は私達の力が必要ない、自分達で妖魔を討伐できるという自信があるという事ですか?」
「多大な被害を出すだろうが、我が国から追い出すことは可能だと考えている」
「討伐は不可能という事ですか?」
「それは……不可能だ」
追い出すってそれってただの他国に妖魔を擦り付けているだけじゃん。なんの解決にもなってないよ。しかも多大な被害を出すって、経済・人的両方で大ダメージを食らうし浅はかな考えだと思うんだけど。といってもそれを良しと考えているからこその発言なんだろうけどなんだかなぁ。
「討伐は不可能。ですがケールカ王国から追い出す事は可能という事ですね。根本的な話になるのですが、そう言う事でしたら私達の力は不要なのでは?ケールカ王国軍の総力を持って事に当たれば解決するのですよね?」
「そうだが、こちらにも多大な損害が出る上復興にも時間が掛かるし……」
おいおい。そこで口ごもるのかよ。ハッキリとおたくらの協力なんぞいらん!と言えば簡単に終わるのに面倒臭いなぁ。ちょっと辟易としてきた所で財務大臣が口を開く。
「軍務大臣が仰っていた事についてですが、我が国の軍で対処した場合は国庫の三分の二を失う事になります。また、経済成長率が著しく低下し十数年は暗黒時代になるでしょう。税の引き上げに始まり、物価の上昇、食料は配給制になり餓死者も多数出るという試算が出ています。ケールカ王国の財務を預かるものとしては全くもって容認できませんね」
「それでも、他国に頼るというのは国際的にも外聞が悪い。多少の苦難などどうとでもなる」
「クラスunknownの妖魔を討伐できるのは和国のCODE零に所属している者だけです。それは世界各国が認めている事。事実何度となく他国に派遣されて討伐実績を上げています。それなのに外聞が悪い?あまりにもズレている考えと言わざるを得ませんね」
「ぐぬぬぬ……」
余りにも不毛な議論だな。昔はこんなんじゃなかったのに、嘆かわしい。
必要か不要かさっさと結論を出してくれよ。というか今更議論する事じゃないだろ。
「すみません。発言よろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「私達は妖魔討伐の為に来ましたが、どうやら協力は不要と言う意見もあるようです。自国で何とか出来るという事ですので、今回の話は無かったと考えてよろしいですか?」
「待って下さい!」
俺の発言に顔を青褪めさせながら立ち上がる女王。
「私達は貴方がたの力を必要としてます。また和国に協力要請をした事については議会を通して承認されています。ですから何卒お力をお貸しください」
そういって軽く頭を下げる。一国のトップが頭を下げる意味は非常に大きい。これで、だからなに?と自身の意見を押し通せば大問題になるだろうし、和国とケールカ王国の同盟にも亀裂が入る。選択は受け入れる一択だな。
「分かりました。では当初の通り我々は妖魔討伐に当たらせてもらいます。それで問題ありませんね?」
「はい。宜しくお願い致します」
取り合えずはなんとかなったか。あとは、隊員達をどうにかしないとな。さっきまでのやり取りで我慢の限界を迎えているし、すこしでも発散させないと。今すぐにどうこうは無理だけど会合が終わった後でも何らかの方法を取るか。買い物か、訓練か、将又別の何かかは分からないが希望を聞いて叶えよう。
だからもう少しだけ我慢してくれ。心からそう願ってみんなの方を見ると軽く頷いてくれる。
よし、俺の気持ちは伝わったようだな。これで一安心。と言った所で宰相が口を開く。
「それでは今回の目的も果たせましたし、本日はこれで終わりとさせて――」
「待って下さい。話を遮って申し訳ありませんが、国の大事を任せるにあたって彼らの実力を拝見したいのですが。何も知らずにお任せするのもどうかと思いますし」
「軍務大臣の仰ることは尤もですが、討伐作戦が迫っているので些か難しいですね」
「そうは仰っても少し見る位なら大丈夫でしょう?半日や一日を費やしてくれと言っているわけでは無いのですから。ねぇ」
「そうですが……」
まーたイチャモンを付けてきたよ。この人はどうしても俺らに任せたくないらしいな。てかさっき女王が頭を下げてお願いしてきたのに何考えているんだ?…………もしかして何とかして揚げ足を取って女王の失脚を企んでいるとかか?政争の駒として俺達を使おうって魂胆か。ちっ。腹立たしいな。
そう言う事ならお望み通り、俺達の力を存分に見せてやるよ。
「私達は構いませんよ。軍務大臣殿が仰る通り我々の実力を知らずに、妖魔討伐を任せるのは不安でしょうし。時間も多少は余裕がありますからね」
「そう仰られるのなら……お願いしてもよろしいですか?」
「こちらこそお願い致します」
「ぐふっ。恐らく二・三日以内には準備が整いますので、お待ちください。勿論私の部下に任せるので手抜かりはありませんよ」
そう言って不敵な笑みを見せる。あー、これは何か仕込んで来るな。対人相手になると思うから武器の制限だったり、相手に有利な条件を付けられたりとかかな。まあ、そんな事をされたとしても全く問題はないんだけどさ。せめて死なない程度に手加減はしてやるか。
頭の中で算段を付けていると、再度宰相が立ち上がり言葉を発する。
「他に何か意見のある方はいらっしゃいますか?……いないようなのでこれで会合を終わりたいと思います。長い間有難う御座いました」
閉会の言葉と共に席を立ち、扉へと向かう参席者たち。
俺達もさっさと帰ろうと立ち上がった所で女王からお声が掛けられた。
「すみません。少しお話したい事がありますのでこの後お時間を貰えないでしょうか?」
「あー……」
思わず隊員たちの方を見てしまう。今の精神状態でまた話し合いとか暴走する可能性が大だし、断りたい所だが女王直々のお願いを断るのは非常にマズい。ここは俺一人で行くべきかなと思っているとアヤメがそっと耳打ちしてきた。
「私達は構いません。現状隊長と離れる方が危険ですし、まだギリギリ抑えられているので」
「そうか。無理をさせて悪いな」
「いえ、私達こそご迷惑をお掛けして申し訳ありません」
小声で話し合いを終え、女王に向き合い一言。
「私も少し話したい事が有ったのでこちらこそお願いします」
「有難う御座います。では場所を変えましょうか。ここでは落ち着いて話が出来ませんし」
「分かりました」
「それと参加者ですが、私達以外に宰相、近衛隊長、財務大臣も同行させたいのですが宜しいですか?」
「はい。問題ありません」
「では、参りましょう」
こうして会合は一度終了となった。まさに懸念していた事が的中してしまった形になったが、これで終わるとは思えない。あの軍務大臣の事だ。絶対に妨害工作や政治的な圧力をかけてくるだろう。ここでの立ち回りを間違えれば和国に多大な損害を齎すだろうし、上手い事立ち回らないとな。
軍人が政治関係に携わるとか笑い話にもならないよ。今度から文官も同行してもらった方が良いかもしれないな。今までこんな事は殆ど無かったから気にもしなかったけど、国に帰ったら意見を具申しよう。
なにはともあれ、お次は女王と直接のお話だ。気を引き締めていこうか。