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プロローグ

 時は未来、所は宇宙。

 もはや西暦という暦は使われず太陽系外の惑星に到着した日付を以て宇宙暦元年とされていた。


 そう、人類が太陽系から飛び出してすでに数世紀が過ぎていた。


 時は宇宙暦四百十年。

 人類は太陽系から約二百光年の距離まで到達していた。


 はるか昔に”異星人は二百光年ぐらいの距離にいる”とか何とか計算されていたが、残念ながら異星人との出会いは未だ無い。

 しかし、異星人がいることは否定されていない、

 何故なら我々地球人が存在するし、いくつかの惑星に少し高度な生命(猿とは行かないがそれなりに知性を持っている)が存在したからだ。

 その上、我々よりも高度な文明があった痕跡である異星人遺跡がいくつかの惑星に発見されている。

 残念ながら彼らは昔、それも地球で言う恐竜時代の終わりぐらいに滅びたようだ。(原因は不明)

 そんな訳で異星人がいることは間違いないのだが出会っていないのが現状だ。


 話を戻そう。


 ここは開発星系エキドナ……こう書くと何かすごい場所での始まりを期待するかもしれない。が、人類版図の中心である太陽系から二百光年も離れた場所、つまり大辺境。


 開発星系とは読んで字のごとく開発中の星系だ。

 開発星系だけあって一山当てようと目論みやってくる連中や、中央から睨まれ左遷された連中が送られる場所でもある。

 そのエキドナ星系には八つの惑星があり五つがガスジャイアント、水素とヘリウムから構成される資源衛星だ。(水素やヘリウムは反応炉の燃料として採取されている。)

 その中でも惑星ハイドラは星系外周部にあり地表面の温度は水素が液化するぐらいの極寒の惑星だ。


 惑星ハイドラの衛星軌道上には外宇宙と結ぶ大型の宇宙港”レルネー1”があり多くの人が行き交っていた。

 その宇宙港にある酒場”ローバー”に三人のおっさんが集まったところから話は始まる。

キャラクター紹介は今日中にUPします。

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