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誰もこの愛の千分の一にも及ぶまい

作者: 春葉あけぼの



私の、

まだ若くて可愛いかった(コラコラ!)頃のうたです。

オトコ目線のも、あるのかな?

ちょっと、忘れちゃってて。

ちょっと、恥ずかしいけど、

手をくわえずに。



もうイヤだ

息がつまるぜ狂った世界

ぶっ潰して 深呼吸したい


迷うとき

若かりし日のユージロー

の如く不敵に笑いたかった


紋切りを

連ね 陳腐に 星 見えず

プラネタリウムは 代わりになるのか


手で覆う

片目の涙がこぼれ出て

理由はひとつで 目の疲労とか


アオハルに

屍さらした 愚者(ザ・フール)

涙のような 水までかわかす


突きつける

聖女の祈りは空を裂き

雷色の 槍もてたたかう


じれんまに

泣いたくだんの針ネズミ

死ぬより辛くはないさとウインク


夕焼けに

影ふみしたっけ甘い時代(とき)

三日月笑って「今宵もようこそ」?


死んだ空

見上げてましろな芳しい

横顔さらした 魔女(ジャンヌ)に純愛


今日私の友達が死んだ

友達なんて いないんだけどね


佳き夏の

大三角をおそわった

昔愛した人が死んだ


友達の為に死んでも良いと思った

友達なんて いないんだけどね


かわりに死にたかった


やるせない

そんな言葉はなかなかに

使うことなどないけれど


誰もこの

愛の角度を魔の坂と

いうとき遠い 再会を誓う


まだそこに

花も実もあるヨッパライ

酔うて浮かれて世界とカタクム


サンカクが

マルマルだったらかないません

見る人みんなをバツする人いて


ただ純を

あざけりたいなら御自由に

欠けないましろは 永遠とわまでせつなさ


そのかいを

問うかあなたがいきがいを

あなたがわたしのソレだとシラナイ?


ぬくもりの

花あり実なしの 温泉回

キャッキャウフフのハッピーな顔


ハッピエス

意味を問うならハッピーが

いっぱいあるさとこたえる 小唄さ


あの頃は

心に石持ち 凍った笑顔で

声ももらさず 絶叫していた


その夜に

よっぱらっては 泣きぬれて

じぶんのヨワサをツーカンしていた


その夜に

魂 切る気のカレシから

声にならない叫びを聞いた


なぜこんな

あなたのことが頭から

離れないんだ? 胸刺す鉄棒


しろがねの

頰に触れたい 見つめると

ポッと紅さす大好きな頰


大好きが

言い足りないとキスをする

しても足りない じゃあなにをする


この愛を

最優先せよ二番目も

あなたの好きな私でしょうけど


え?ちがう?

ひとり逆風かおに受け

うつむくものかと遠い陽にらんだ








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