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始まりの森  作者: 月夜
1/7

プロローグ

処女作です。

『ある所に広大な森があった。人々はそこを「神域」または「魔境」または「桃源郷」または「理想郷」と呼んだ。このように個人によって認識の違いが多々あるが、一つだけ全員が共通して知ることがあった。それは、一本の空に届くまでの巨大な木があること。故に、人々は畏怖を込めて呼ぶ。 

   

         

           「始まりの森」と・・・・・・(中略)  

    



「始まりの森」はまず、地形からして他の森とは一線を喫する。東、西、南に激流の大河、北に人外魔境の山々に囲まれ、侵入するには困難を極め、未だろくに調査は進まない。打開策として、転移魔法で侵入を試みるもののも、転移魔法を無効化すると思われる結界の存在が判明し、徒労に終わる。

 ところで、読者の諸君はここまで読み進め疑問ができたのではないだろうか。

    「どうしてそんなにその森に入りたいのか」と・・・・・・

理由は一つ。その森は「願いが叶う木」があるからだ。なぜこうも断言するかと謂うと、ある古代の書物にとある一文が載っていたからだ。

                        


            全てが始まりし地一本の巨大な木あり

            それは願いが叶う木

            最強の剣を望みし者は枝を

            不老不死を望みし者は朝露を

            死者蘇生を望みし者は葉を

            世界全てを望みし者は幹を

            さすれば汝の願い叶わん

            されどゆめゆめ忘れるべからず

            奇跡は代償を要することを 

  


その書物には多少の誇張はあれど、正しいことが確認されている。だから、私たちは「始まりの森」へ赴くのだ。』

 


「ふぅー。やっと読み終わった。この本ありきたり過ぎてつまらないし、大袈裟にしすぎかな。そんな都合が良い物なんてないのに。それにし「ご主人様、食事の準備が整いました」分かった。すぐに行く」


「さて、おいしいご飯でも食べるかな」


           これは一人の青年と彼を慕う女たちの物語である。

           



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