前へ目次 次へ PR 7/57 つまようじ 夕食後、光太郎はつまようじを手に取る。 「んー…………歯に物が詰まって取れない」 「お父さん、そういうのは歯磨きするか、放っておくのが良いんじゃない?」 「でも気になるじゃないか」 「仕方ないよー。取れないものは取れないんだから」 「…………やっぱり気になるなぁ」 「お母さんにでも取って貰ったら?」 「まきる」 「?」 「今度何か買ってあげよう。ふふふ、翔子さんっ、待っててねっ」 「あっ! ……冗談だったのに本当に行っちゃった…………あ、お母さんに殴られた」