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靴下
テレビから流れるニュースに、まきるは疑問を抱く。
『……靴下を盗んだ容疑で、県内の〇〇容疑者を逮捕しました。容疑者は欲しくてたまらなかった、我慢できなかった、と供述しており、警察は調査を進めています。なお、容疑者は過去、何度も同じような犯行を繰り返していたと見られており…………』
「ねぇ、お父さん」
「ん? なんだい?」
「靴下の何が良いんだろうね」
「まあ、世の中色んな人がいるから」
「でも、靴下だよっ? せめてほら、下着とかなら分かるけど、靴下は……」
「フェチ、ってあるよね? 例えば筋肉フェチとかメガネフェチとか」
「うーん、確かにそういう友達がいるけど」
「そして脚フェチがあって、それが高じて靴下フェチ、あるいは匂いフェチもある。って考えたら、まあ分からないでも無くない?」
「……ありえるような気がしてきたっ」
「ちなみにまきるは何かフェチはあるかい?」
「んー、…………感触フェチ?」
「ぬいぐるみとか?」
「ううん。人のお腹とか、背中とか触るのが好きかもっ。お父さんは?」
「私は……そうだなぁ。……髪フェチ、かな」
「へー。だからお母さんに髪を伸ばすように頼んでるんだっ」
「まあ、ぶっちゃけ翔子さんが絡んだら、脚だろうが腕だろうが匂いだろうがフェチるけどね」
「そのぶっちゃけはいらなかったかなー、個人的に」




