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第一花「日常」

なんか思いついたので書いてみました!

最初は、どゆこと?ってなる人もいるんじゃないかなーとは思うんですが、この先書いていくのをよんでもらえれば、わかっていくと思うので、是非是非頭の片隅に置いていただけたらなと思います!

もう一つ物語をかいているので、不定期に投稿しますが、温かい目で見守ってください。

花が散る頃が、いつになるかはわかりませんが、見届けてくださると幸いです!

それではどうぞ。長文失礼しました〜

ーー約42億年前


まだ、海ができたばかりの地球。まだ生命も存在しない。そんなところに一つの飛行体が現れた。

そして、そこから一つの命が落ちてきた。

必死に、手を伸ばしている。届くはずもないのに。


「◼️◼️◼️◼️!◼️◼️◼️◼️ ◼️◼️◼️◼️◼️ ◼️◼️◼️◼️◼️!(待って!お願いだから、こんなところに置いていかないで!)」


その叫びも虚しく、届くことはない。

飛行体は、遥か彼方へと飛び去った。


「◼️◼️◼️◼️◼️… ◼️◼️ ◼️◼️◼️◼️◼️ ◼️◼️◼️……(お願いします……置いていかないで…)」


少女の声が弱々しくなる。

目に涙が浮かぶ。


落下していく。

止められない。


そして、海の中へ落ちた。

誰にも届かなかった、涙と一緒に。



ーー現代


「〜であるからして〜」

先生の声が、教室に響く。

午後の授業。生徒の何人かは、居眠りを始めている。

佐藤蓮は、その様子を見ながらもしっかりと先生の話に耳を傾けていた。

この先生は、授業中に言ったことをそのままテストに出すことが多い。

(テスト前に苦労しないように、今聞いておけばいいものを…)


隣の席の奴も寝ているが、起こそうという気にはなれない。

正直、テストの平均点が下がってくれれば、自分の成績は上がるので御の字だ。

「キーンコーンカーンコーン」

授業終わりの合図だ。やっとリラックスできる。

寝ていた奴らも、すぐに起きてきた。授業は寝るのに、休み時間になるとすぐに起きてくる。

なんとも不思議だな。気持ちはわかるけど。


そんなことを思っていたら、隣の席の奴ーー長篠も起きてきた。

「ふぁ〜、寝た寝た〜。よくあんな授業起きていられるな、蓮」

そんなことを言ってくる。

「逆によく寝れるね。テスト前過労死願望?」

「なわけ。ーー頼む。何言ってたか教えてくれ」

急に真面目な態度で迫られる。

当然答えはーー

「却下だ」

「そんな〜」

かれこれ、こんなやりとりも聞き飽きていた。ーー嫌いではないけど。


「およ?またニキビできた?」

「うっせ。」

このやりとりも。ーーこれはあまり好きではないが。


顎にできたニキビを触っていると、突然サイレンが鳴った。

「魔障レベル三、魔障レベル三、この音声が聞こえている住民の皆様は、直ちに身を守る行動をしてください」


「またか〜。地味に体育館に移動すんの、だるいんだよなー」

長篠がそんなことを言っている。

この世界は、魔が定期的に発生している。魔とは、妖、悪魔、鬼、呪物など、人間に害をなす存在を総称するものだ。


クラスごとに隊列を組んで、体育館に移動する。正直、学校内は安全だと思うが、万一に備えての事らしい。

移動の途中、外を見ると、キノコのような怪物がゆっくりと、街を徘徊していた。

が、次の瞬間、閃撃が走る。怪物が悲鳴を上げる。その反動で、街が揺れた。

「きゃっ!びっくりした〜」

「今回のやつ、大きいね〜」

女子生徒がそんなことを話しているのが聞こえる。

蓮は閃撃を放った人影を見ていた。

(あのズボンの模様は……青、紫陽花の部隊かな…)

押しているようにも見えるが、ところどころ隊が崩れている。

(動きはまだ粗い。まあ、街一つ守るくらいなら問題ないだろう)

それでも、彼らは英雄だ。

今、魔に対抗する組織として、日本には「七華」という存在がある。

七色の花の名前で構成され、日本各地に散らばってこのような事態に対応している。

日本で最も花形の職業であり、才能、努力、運、全てを兼ね備えないと、末席にも加われない。

倍率は華ごとに違うが、いずれも日本でも屈指の難関だ。


「おーい、前を向けー。点呼を取るぞー」

先生の声が聞こえて、前を向く。

外では相変わらず、戦闘が続いている。

これが、この世界での日常だった。




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