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並行世界の俺に俺が憑依する  作者: 緑黒猫


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Dランク初制覇

 今、俺たちは20階層……さらに言えばボスゲートの前に居る。ボスゲートの形はEランクダンジョンと変わらない。


「ついに、ボスゲートまでたどり着いたな」

 Dランクダンジョン初のボスモンスターだ。


「そうね。Eランクダンジョンよりも10階層多くなったから、時間がかかったわね」


「まぁわたしたちは、歩いてるだけだから銃翔に比べたら疲れてないけどね〜」


「ほんまそれやんな! でも、安心して歩けるのはミサの結界のおかげなんだけどね!」


「空衣里は無限に荷物を持つことができるし、優聖は怪我や病気でも治せることができるから、みんなで銃翔の役に立ってるじゃない」


「そうだぞ。3人のデケェ乳が俺を癒してくれているんだから気にするなよ!」

 俺は凄くいい笑顔で3人に告げた。


「もうっ! 真面目な雰囲気が台無しじゃないの!」


「うふふっ〜、銃翔らしいけどね〜」


「だよねー! 銃翔は大きい胸が大好きやもんなー!」


「そうよね。銃翔だものね」


「そうそう〜」


「銃翔はウチらのような大きい胸が大好きな珍しい人やからなぁ!」


「お前ら言いたい放題言いやがって、乳揉むぞこらぁ」


「「「うん? いいわよ」」」

 優聖、巫咲、空衣里は慣れたもので、デケェ乳を差し出してきやがった。


「クソがっ!」

 俺は悪態をつきながら、差し出された3人のデケェ乳を揉んで堪能したあと、4人でボスゲートを通った。


 Dランクダンジョンのボス部屋は、Eランクダンジョンと変わらず、ダンジョンのフィールドそのままだった。


 草原の丘ダンジョンのボスは――ゴブリンキングだ。


 ゴブリンキングはジェネラルと同じく筋骨隆々だが、身長は全く違い3メートル近くあった。めっちゃデケェゴブリンだな。あと、武器はハルバードで長さは身長と変わらない3メートルほどで、石突の部分には水晶のようなものが付いていた。


「じゃあ、相手さんも待ってるから行ってくるわ」


「凄く強そうだし気をつけてねっ」


「危なくなったら戻ってきてね〜。わたしたちにできることは何でもするから〜」


「そうそう、囮でもなんでもやるからね!」


「心配するなよ、俺は強い。絶対負けない。けど、危なくなったら逃げてくるわ!」

 俺には大切な3人が居る。負ける? ハッ、負けるわけねぇな。


「「「うん! 気をつけてね!」」」


「おうっ!」

 短く返答したあと、ゴブリンキングに歩いて向かった。


 ゴブリンキングとの距離が5メートルになった時、俺は立ち止まってホルスターから〈黒魔〉と〈緑聖〉を取り出して左半身で構えると、ゴブリンキングもハルバードを左半身で構えた。


 長いようで短い時間の静寂が不意に終わりを告げた。が、お互い同時に動いていた。


 ゴブリンキングが突きを放ってきたから、姿勢を低くして右側に避けつつ接近しようとしたが、ゴブリンキングは左足を引きつつ右半身になりながら石突部分の水晶で殴ろうとしてきたから、接近は諦めてバックステップで距離を取った。そのあとも、お互い攻撃を仕掛けていたが有効打を決められずにいた。


 楽しくて楽しくて仕方がないが、あまり3人に心配させても良くないから、銃撃を挟むことにした。


 どうせ普通の銃弾はまともな傷も付けられないだろうから、【無限魔弾装填 貫通弾】を纏わせて撃つ。


 【無限魔弾装填 貫通弾】の銃弾を撃つと、危ないと感じ取ったのだろう、受け止めずに避けやがった。てか、普通に避けやがってムカつくな。


 ゴブリンキングが俺に水晶を向けたなと思った時、野球ボールほどの大きさの石を連続で何発も放ってきやがった。が、俺は余裕そうな顔をして避けてやった。すると、ゴブリンキングの顔が怒りに満ちてきていた。


 避けられることは分かったから、【無限魔弾装填 貫通弾】を囮にして接近することにした。


 いろんな部位を狙って撃ちながら接近し、〈黒魔〉と〈緑聖〉で斬れる間合いに入ることができ、横っ腹を【斬昇刃】を纏って斬りつけ刃が入ったと思った時、ゴブリンキングが膝蹴りを喰らわせてきて、まともに受けてしまって後ろに飛ばされた。が、俺もだがゴブリンキングも痛みで隙ができ、お互い攻撃を繰り出したが俺の【無限魔弾装填 貫通弾】方が早く攻撃することができた。


 頭を撃ち抜かれたゴブリンキングは後ろにバタンッと倒れた。よっしゃ、俺の勝ちだ!


「ぐっ……痛ェな……肋骨……折れてん……じゃね」

 息がまともにできなかった。


「「「銃翔!」」」

 3人が駆け寄ってきてくれた。


「今、回復させるからね〜。【癒しの祈り】」

 優聖に抱きしめられてるかのような、暖かい感覚が身体を包み込んだ。少しづつ痛みが消え、数十秒後には完全に痛みがなくなっていた。


「ありがとな」


「銃翔が無事で良かったよ〜」


「ほんとね。無事でなによりよ」


「うんうん、無事で良かったよ!」


「心配させて悪かったな。けど、草原の丘ダンジョン制覇だ!」


「「「いぇーい」」」

 4人でハイタッチして喜んだ。


 そのあと、帰るまでもう2回ゴブリンキングと戦ってから家に帰った。

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