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並行世界の俺に俺が憑依する  作者: 緑黒猫


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新年

 今日は大晦日。

 大掃除は終わらせてある。新年を迎える準備は完璧だ。


 夜の18時30分から、この世界ではまだ笑ってはいけないやつが放送しているみたいだ。出演者は変わっているだろうが、凄く楽しみだ! 前の世界では放送がなくなったからな……。毎年、年の終わりの楽しみ……というより、ルーティンになっていたのに……。


 今は夕方の17時、俺は風呂に入っている。

 みんなは何処から洗う? 俺は髪の毛、顔面、身体の順番で洗う。特に俺の俺は綺麗に洗っている。毎晩使うからな! ということを考えながら浴槽でゆったりしていると、脱衣所から声が聞こえてきた。優聖、巫咲、空衣里が入る準備をしているな。毎日一緒に入るのが日課になっている。羨ましいだろ?


「「「入るよー」」」


「ういー」

 3人からの呼びかけに返答すると、扉を開けて入ってきた。


 風呂はラブホテルぐらいの広さがあるから、3人が入ってきてもギュウギュウにはならない。まぁ、浴槽に入るとギュウギュウに密着するけどな。もう、ぷるんぷるんのもっちもちだ。風呂の広さは母さんに感謝だな。


 優聖、巫咲、空衣里はキャッキャうふふとしながら上手く回しながら洗っていた。洗っている姿を見るのも最高の時間だ。羨ましいだろ?


「「「最初はグー……ジャンケン、ポン!!」」」


「「「あいこで、しょ!!」」」


「やったわ!」


「「ざんねん……」」

 3人がジャンケンしたのは浴槽に入る並びだ。


 勝った者が俺の足の上に座って浴槽に入ることになっている。今回勝ったのは巫咲だった。


 巫咲が俺の足に座るように浴槽に入ると、それに続くように優聖と空衣里も入った。ギュウギュウになった。浴槽でいろいろと楽しんだあと、脱衣所で着替えてリビングに戻った。


 笑ってはいけない番組がもう少しで始まるなと思っていると『ピンポーン』とチャイムが鳴った。


「ウチが取りに行ってくるわ!」

 空衣里が配達を取りに行ってくれた。


「頼むわ」


 優聖と巫咲はジュースなどの用意をしてくれている。空衣里が配達してもらった食べ物をテーブルの上に並べてくれた。準備も完璧にできたから4人とも椅子に座った。


「今年のダンジョン探索、お疲れ様でした! カンパーイ!」


「「「カンパーイ」」」

 乾杯の合図とともに、手に持ったジュースの入ったグラスを4人一緒に当てると、カーンといい音が響いた。


 笑ってはいけない番組が始まった。案の定、出ている芸人は全員女だった。が、顔はなんとなく似ていた。特に浜崎という女芸人は前の世界の女装した姿と瓜二つだった。


「「「「あはっはっはっはっ」」」」

 食べて、飲んで、笑って。日が変わる前まで楽しんだ。前の世界も、こっちの世界でも、笑ってはいけない番組は最高だ……。


「あと5分で年が変わるわね」


「そうだね〜。今年は怒涛の年だったね〜。幸せ過ぎて怖いぐらいだよ〜」


「分かる分かる! 彼氏が出来るという天変地異並みの有り得へんことが起きたもんな!」


「俺もこの世界に来て、最高に幸せだ」


「カウントダウンいくわよ」


「「「「5、4、3、2、1――ハッピーニューイヤー!! 今年も1年よろしくお願いします!」」」」

 新年の挨拶を終えたあと、ワイワイとはしゃぎながら日の出の時間まで起きていた。


 日の出の時間が近づき、家の2階のベランダから寒さを耐えながら待った。


 今年初めての朝日を見てから4人でベッドに行き、いろいろと楽しんだあと、もう一度風呂に入ってから初詣に向かった。


 初詣には昼頃行ったから、めちゃくちゃ混んでいて車をなかなか停められなかった。


 初詣先に選んだのは桜井市にある三輪明神大神神社だ。出店を楽しみながら参拝した。


 家に帰ったあと風呂に入り、4人でベッドに向かいすぐに寝た。


 ダンジョン探索を再開するのは4日からだ。それまではゆっくりしよう……。

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