11階層へ
いつも読んで下さってありがとうございます。
申し訳ないのですが、Switchでポケモンファイアレッドが出るので、更新が遅くなります。
最初のポケモンはゼニガメを選びます。
クリスマスも終わり気合い満タン。
今日から草原の丘ダンジョン11階層の攻略だ。
ということで、今11階層のゲートを出たところに居る。
「11階層から新しいモンスターと戦えるな」
気持ちがウキウキとしていた。
「銃翔が楽しそうでなによりだわ。でも、危なくなったらすぐに戻ってきてよね」
「どんな怪我をしてもわたしが治すからね〜」
「ウチは銃翔が狩って手に入れた戦利品を全部持って帰るでぇ!」
「おう、ありがとな! 頼もしいな」
優聖、巫咲、空衣里の3人とともに草原の丘ダンジョンの探索を開始した。
Dランクダンジョンになってから、モンスターと出会う頻度が増えた。
探索を開始してから10分もしたら武器持ちゴブリン10体に遭遇したからだ。
難なく10体を倒し終え、探索を再開してすぐに次のモンスターを発見した。が、嬉しいことにまだ出会ったことのないモンスターだった。ゴブリンだけど。
「なぁなぁ、あのゴブリンって魔法を使うゴブリンだよな?」
「そうね。情報にあったものと一致するわね」
新しく発見したゴブリンは魔法を使う、ゴブリンマジシャンだった。背格好は武器持ちのゴブリンと一緒だが、ボロボロのローブを羽織り、魔法使いですと宣言してるかのように、持ち手の所がとぐろを巻いている木の杖を装備していた。
「見た目が魔法使いって言っている格好してるもんね〜」
「でも、アレやんな! 鼻が大きい老婆の魔女にも似てるよな!」
俺は裸眼で見ているが優聖、巫咲、空衣里は双眼鏡で覗きながら会話をしている。ゴブリンたちは50メートルほど先に居る。
この世界に来て、ダンジョンを攻略している内に視力もだが動体視力など、身体がどんどん強くなっている。強くなってるとはいっても、油断はできないけどな。
「「「確かに! あはははっ!」」」
空衣里の言葉に笑うのを我慢できなかった。
笑ったのがいけなかったのだろう。ゴブリン10体――片手剣5体、槍2体、魔法使い3体に気づかれた。
「あぁ、おもしろっ。バレたし殺ってくるわ!」
〈黒魔〉と〈緑聖〉をホルスターから引き抜きながら3人に声をかけた。
「「「うん、気をつけてね!」」」
「おう」
カッコよく歩きながら背中越しに返事をして、ゴブリンに向かって行った。
走って突っ込んでくるゴブリンたちを撃って撃って撃って倒していった。倒したのは武器持ちゴブリンだけで、魔法使いのゴブリンは倒していない。
ゴブリンマジシャン3体が20メートルほど離れた場所から、俺に杖を向けて魔法を発動した。
ゴブリンマジシャンから放たれた魔法は3体とも違う魔法だった。土の玉、火の玉、水の矢だ。
速度は130キロぐらいだ。余裕で避けられる。俺はそのまま10メートルほどまで近寄り、避ける練習をした。できるだけ最小限の動きで避けられるように。時間的に5分ほどだろうか、ゴブリンマジシャンが魔法を放たなくなった、というより放てなくなったが正しいだろうな。
魔法を放てないゴブリンマジシャンに興味がないから〈黒魔〉と〈緑聖〉を頭に向けて撃った。
そのあとも昼まで探索し続け、ゴブリン、ファングボア、アローバード、コモンウルフを倒しまくった。
昼を食べ終えてから12階層のゲートを見つけるための探索を再開した。が、この日は見つけることが出来なかった。
2日後に12階層のゲートを見つけることができた。
12階層を探索していると、次の新しいモンスターを発見できた。
「うんっ? 新しいモンスターを見つけた」
「「「えっ? どこ?」」」
「あっち」
新しいモンスターが居る場所を指をさした。
「「「あっ、本当だ」」」
3人は首に下げてる双眼鏡を手に取り、俺が指をさした方を見た。
「銃翔は本当に見つけるのが早いわね」
「さすがだね〜」
「裸眼で見たら何か居るのは分かるけど、新しいモンスターかどうかは分かんない!」
「できるだけ早めに見つけないと先制攻撃される可能性もあるからな」
「確かにそうね」
「先に行くからゆっくり来いよ」
「「「うん」」」
走って新しいモンスターに近づいて行った。
新しいモンスターはオークだ! オークは3体だった。それだけ強いってことなんだろう。
オークは薄いピンク色の肌をした巨漢に、豚に似た顔をしている。手には棍棒を持っている。
3体のオークは俺の存在に気づき、グオオオォォっと叫びながら、ドスドスと遅い走りで俺に向かってきた。
挨拶代わりにホルスターから引き抜いていた〈黒魔〉と〈緑聖〉で鳩尾辺りを撃った。が、少しめり込んだだけだった。さすがオーク、防御力が高い。
オークたちと交錯した時、〈黒魔〉と〈緑聖〉で斬りつけながら横を通り抜けたが、薄皮が斬れただけだった。
オーク3体の攻撃を避けながら膝や足首を何発も何十発も狙って撃っていると、1体、また1体と、3体のオークは立てなくなった。
楽しかったお礼に1発で仕留めることにした。
「楽しかったぜ【無限魔弾装填 貫通弾】」
貫通力を高めた銃弾をオーク3体の頭にぶち込んだ。
「「「お疲れ様」」」
「ありがとな」
空衣里がオーク3体を【空間収納】に入れてくれた。




