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並行世界の俺に俺が憑依する  作者: 緑黒猫


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Dランクダンジョンへ挑戦

 Eランクダンジョンを卒業し、今日からDランクダンジョンに挑戦する。

 Dランクダンジョンからは階層が10階から20階になる。


 俺たちが初めて挑戦するDランクダンジョンは――草原の丘ダンジョンだ。場所は耳成山にあり、俺のたちの家から車で40分ほどかかる。


 草原の丘ダンジョンのギルドに車を停めて降りた。


「ここがDランクダンジョンのギルドか」

 Eランクダンジョンのギルドの建物より、2倍近くも大きな建物になっていた。


「ランクが上がったことで建物もグレードアップしてるわね」


「ほんとだね〜。大きさが2倍ぐらい違うもんね〜」


「建物が大きくなってるってことは、その分モンスターも大きくなってるってことなんかな?」


「そうだと思うぞ。どんなモンスターが出てくるか楽しみだな!」


「「「そうだね」」」

 優聖、巫咲、空衣里が俺を新しいおもちゃを買ってもらった子供を見るかのように、母性を感じられる視線を向けてきていた。否定は出来ない……な。


 ギルドに入って受付に行き、〈ギルドカード〉を提示した。


「おはようございます。Dランクダンジョンへようこそ。Dランクダンジョンに初めての挑戦ですね。理解されていると思いますが、Eランクダンジョンよりもモンスターが強くなっています。お気をつけて挑戦してください。では、Dランクダンジョンへどうぞ」


「「「「ありがとうございます」」」」

 受付を済ませ、Dランクダンジョンのゲートまで来た。ゲートの形はEランクダンジョンと変わらないな。4人一緒に初のDランクダンジョンのゲートを通った。


 ゲートを通った先は草原の丘ダンジョンの名前の通り、草原でありながら小山もあるというフィールドだった。


 草の長さがEランクダンジョンよりも長くなっていて、脛の中ほどまであった。もし、ゴブリンが体を伏せていたら、見逃す可能性もある。Eランクダンジョンよりも難易度が感覚的には3倍、4倍と高くなるな。


「ゴブリンが身体を伏せて、潜んでいる可能性もあると思って注意してくれ」


「「「分かったわ」」」

 優聖、巫咲、空衣里が俺の真剣な表情を見て、より一層真剣な顔つきになった。


 ゲートの結界から出て、Dランクダンジョンのフィールドに足を踏み入れた。


 Eランクダンジョンよりも草が長く伸びたことで、疲労感が増えた。


 初のDランクダンジョンだから、いつもより口数が減って探索をしていた。


 探索を始めて10分ほどした時、普通のゴブリンが10体の集団を作っていた。Eランクダンジョンよりも倍の数で出てくるようになった。


「じゃあ肩慣らしに行ってくるわ」

 普通のゴブリンといえど、10体の集団になったから油断せずに殺ろう。


「「「気をつけてね」」」

 心配した表情で3人が見送ってくれた。


「任せとけ。怪我なく戻る」

 正面から堂々とゴブリンの集団に走って突っ込んで行った。


 俺に気づいたゴブリンの集団が叫びながら走ってきた。ゴブリンの集団と激突した。俺はゴブリンの攻撃を避けながら、的確にゴブリンの首を斬り落としていった。ものの1分ほどで倒し終わった。Eランクダンジョンを全て制覇した実力はあるからな。油断はしないが、負ける気はしない。


「ほらな、怪我もしてないし、肩慣らしだっただろ?」

 駆け寄ってきてくれた優聖、巫咲、空衣里に向かってサムズアップしながら笑ってみせた。


「銃翔が強いのは知ってるけど、心配なものは心配なのよ」


「そうそう〜。信じてるけど、心配はするよ〜」


「ミサとユウの言う通りやわぁ」


「ごめんごめん。心配してくれてありがとな」


「まぁ、今に始まったことじゃないけどね」


「「ねー」」

 4人で笑いあったあと、ゴブリンの魔石を回収してから、気を引き締め直して探索を再開した。


 ◇

 

 その後、1週間かけて4階層まで来た。

 4階層からは武器持ちのゴブリンも出てくるから注意だな。


 4階層の探索をしてすぐに武器持ちゴブリンの集団を見つけた。今回は7体だった。3体が片手剣、4体が槍を装備していた。


 いつも通りに走って突っ込んで行き、できるだけ他のゴブリンとの間にゴブリンを挟むように戦おうとしたが、Eランクダンジョンではなかった行動をされた。


 Dランクダンジョンの武器持ちゴブリンは、間に挟んでいる仲間のゴブリン諸共、俺に攻撃をしてきた。


 これは、戦い方を変えないとヤバそうだな。仲間を挟んでるから攻撃してこないとEランクダンジョンまで安心できたが、Dランクダンジョンからは逆に仲間を挟むことが危険になるな。障害物ぐらいの感覚でいかないとな。


 残りの武器持ちゴブリン6体を斬りながら撃ったり、攻撃を流しながら刺したり、蹴り飛ばしながら撃ったりとしながら倒した。


 危険な攻撃が増えたが、武器持ちゴブリンとはEランクダンジョンで嫌ほど戦ったからな。まだまだ、俺は余裕がある。


 ◇


 恋人たちにとって大事なクリスマスの前に10階層のボス――ゴブリンジェネラルを倒し、11階層へのゲートを開くことができた。


 11階層に入ることだけして、ダンジョン攻略を休むことにした。11階層に行ったが、フィールドの景色は変わらなかったが、新しいモンスターが出てくるからクリスマス明けが楽しみだ!

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