表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
並行世界の俺に俺が憑依する  作者: 緑黒猫


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/32

寝不足

 昨日の夜はテンションが上がりすぎて、優聖と巫咲と共に激しく運動をしてしまった。

 激しい運動もしたからすぐに寝られると思ったのだが、夢にまで見た自分の武器を手に入れられて、その武器を使って戦えると思うと、ワクワクしすぎて寝られなかった。

 こんなにもワクワクして寝られないのは、小学生の時の修学旅行以来だ。だから若干寝不足だ。


「ふわぁぁあ」

 ついつい欠伸が出てしまった。


「そんな状態で大丈夫なの?」

 心配そうな表情になりながら聞いてきた。


「大丈夫大丈夫。今までで1番テンションもモチベーションも高いからな」

 早く試したいな。


「そう? ならいいんだけど、無理したらダメよ」


「おう、分かってるよ」


「銃翔は戦いを楽しみ過ぎて、心配になることがよくあるからね〜」


「あははっ。否定はできないな、気をつけるよ」

 〈銃皇無刃〉専用のホルスターを装着し、〈黒魔〉と〈緑聖〉をホルスターに仕舞いながら雑談をしていた。


 香芝市にある旧陸軍が構想した、軍事施設の名残りがある場所の、近くにできたダンジョンに来ている。

 今回挑む新しいダンジョンは――地下ダンジョンだ。


 準備も出来たので地下ダンジョンのギルドに入り、受付を終わらせてからダンジョンの中に入った。


 ダンジョンの中はアーチ型で壁はコンクリートで覆われていて、天井には照明が付いていて明るい。

 地下ダンジョンはトンネルだった。


 俺が知ってるトンネルと違うところといえば、オレンジ色のランプではなく白色のランプで見通しやすいところと、迷路のようになっているところだな。


 トンネルの終わりが見えないほど長く続いているが、左右に進める通路もある。

 迷子にならないように気をつけないとな。


「地下ダンジョンって言ってたから、薄暗いイメージしてたけど、意外と明るくて怖くないわね」


「そうだね〜。幽霊は出ないと分かってても、薄暗いと怖いもんね〜」


「俺が居るから大丈夫……と言いたいところだが、まだ幽霊は殺れないからなー。幽霊を殺れるようにならないとな」


「「うふふっ。お願いね」」


「おう、任せとけ」

 幽霊ってどうやったら殺れるんだろうか? 呪力? 霊力? 気合いで殺れないかな? まぁ、出てきた時に頑張るか。


 そんなこんなで真っ直ぐだったり曲がったり進んでいると、地下ダンジョンに入って初のモンスター……ゴブリンを発見した。ゴブリンは5体で行動していた。

 よっしゃぁぁああ! 俺の〈黒魔〉と〈緑聖〉の試し斬り撃ちにしてやる!


 巫咲の【守護結界】から出て、〈銃皇無刃〉をホルスターから抜きながら、ゴブリンに向かって走った。

 俺に気づいたゴブリンも、咆哮を上げながら俺に向かって走ってきた。


 走りながら前に居る2体のゴブリンの頭――正確には眉間――を狙って〈黒魔〉と〈緑聖〉の引き金を引いた。

 すると、2発の弾丸は2体のゴブリンの眉間に着弾した。


 やっべぇ。重量は前と比べて格段に重くなったが、安定性は格段に上がってる。めっちゃ狙いやすい。


 残りの3体のゴブリンは、駆け抜けながら首を斬り落とした。


 刃にも感動した。

 ゴブリンの首を斬った感覚がなかったからだ。

 斬れ味が良すぎるから気をつけないとな。


 でも、そう考えたら、傷が全くないホルスターを作った佳織さん……やっぱスゲェ人だな。

 夫婦ともにある意味化け物だな。

 俺も2人の装備に応えられる化け物にならないとな。


 ◇


 その後、5日間かけて4階層まで行くことができた。


 4階層には倒しなれたが、ゴブリンソードやランサーが居るからな。俺の練習台になってもらおう。


 探索を始めてから15分ほど経った時、ゴブリンランサー3体集まってるのを発見できた。


「行ってくるー」

 優聖と巫咲に声をかけてから、ゴブリンランサーに向かって走った。


「「気をつけて、楽しんでね」」

 2人の言葉に手を上げて応えた。


 走って近づいたことでゴブリンランサーが俺に気づき、槍を構えつつ走って向かってきた。


 先頭のゴブリンランサーの間合いに入った瞬間、槍を俺に向けて突き出してきた。


 〈緑聖〉で槍を弾き飛ば――せずに斬れてしまったから、ゴブリンランサーの足の間に右足を踏み込んで、腰を落としつつ右肩で弾き飛ばした。

 ゴブリンランサーはゴロゴロと後方に転がって行った。


 右側に居たゴブリンランサーが槍で突き刺してきたのを〈黒魔〉で槍を斬り上げつつ、ヘッドショットを喰らわせた。


 左側のゴブリンランサーの突きに対しては、身体を半身にして避けつつ首を斬り裂いた。


 槍があれだけ綺麗にスパッと斬れるとは思わなかったな。〈黒魔〉と〈緑聖〉の性能を100%を引き出せるようにならないとな。

 それにしても、楽しかった……。


「「お疲れさま」」

 優聖と巫咲が寄ってきてくれた。


「さんきゅ」

 ゴブリンランサーの魔石を剥ぎ取りながら返答した。

 剥ぎ取るのも慣れたものだ。


「銃翔、楽しそうだったわね」


「そうだよね〜。凄くいい笑顔だったもんね〜」


「おう、めっちゃ楽しかった」

 サムズアップしながら返答した。


 探索を再開してから1時間。

 普通のゴブリンには会うが、武器持ちのゴブリンには会えなかった。


 こういう時は邪念を晴らすのが1番という事で、優聖と巫咲に乳サンドをお願いした。

 2人は快く承諾してくれた。


 2人のデケェ乳に挟まれると、乳以外の事を考えられなくなる。

 やはりデケェ乳は良いものだ。


 優聖と巫咲にお礼を言ったあと、探索を再開した。

 再開して1発目の遭遇がゴブリンソード5体だった。

 やはりデケェ乳は良いものだったな。


 今回は〈黒魔〉と〈緑聖〉をホルスターから抜きながら、歩いてゴブリンソードに近づいた。

 

 歩いて少しした時、ゴブリンソードが俺に気づきボロめの剣を振り上げながら、走って近づいてきた。


 先頭のゴブリンソードが振り上げていたボロめの剣を振り下ろしてきた。


 〈銃皇無刃〉でゴブリンソードの剣を斬り落とせるのか試す為に、ゴブリンソードの剣を〈緑聖〉で斬りつけた。

 すると、思っていたよりも抵抗もなく斬り落とせた。

 

 まじかぁ……俺は鉄冶さんの事を舐めていた。

 鉄冶さん、こんなに良いものをありがとうございます。


 心の中で再度、鉄冶さんにお礼を述べたあと、右端のゴブリンソードに近づき、振り下ろしてきた剣を左側に避けつつ、〈緑聖〉で首を切り落としつつ〈黒魔〉で左側に居るゴブリンソード3体の眉間を3発で撃ち抜いた。


 そのあと、武器持ちのゴブリンを倒しつつ5階層のゲートを探したが見つからなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ