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並行世界の俺に俺が憑依する  作者: 緑黒猫


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待ち遠しい

 翌日。

 俺たちは砂漠ダンジョンの7階層で、8階層のゲートをメインで探しつつ、サブで新しいモンスターも探し歩いている。


 慣れてきてるとはいえ、サラサラの砂の上を歩くのは疲れる。

 まだEランクダンジョンだからだと思うが、暑くないのが助かるな。暑い中歩くと考えたら、めんどくさいな。クーラードリンク的なものがあれば助かるんだけどな。


 まぁ、今そんなことを考えた所で意味はないけどさ。


 気を紛らわせるために、優聖と巫咲と談笑しながら慌てずゆっくりと歩きつつ、ゴブリン種をリボルバーで撃ち抜いている。


 速射の精度が良くなってきてると思いたい。決して、ゴブリン種がサラサラの砂に足を取られて、動きが鈍くなってるから当たりやすくなってる訳ではないと……思いたい。


 結局、今日1日ではゲートも新しいモンスターも見つけられなかった。


 ◇


 1週間後。

 俺たちは10階層にある、ボスゲートの前に居た。


 新しいモンスターは、8階層で発見できた。

 どんなモンスターかというと、蛇のような身体に蛭のような口をした――ワームと呼ばれるものだ。


 この砂漠のEランクダンジョンでは、サンドワームと名付けられている。

 サンドワームの口の中には鋭い歯がびっしりとあり、体長は1メートルほどで、目は見えないが耳がもの凄くよかった。


 7階層では見つけられなかったのに、8階層で最初のサンドワームに会え、なんとか倒せたと思ったら、次から次へとサンドワームが襲ってきて、10体ほど倒して戦うのがめんどくさくなったから、【無限魔弾装填アンリミテッド・リロード 消音弾(サイレンサー)】で対応した。


 銃声で何体も襲ってくるのもめんどくさかったが、砂の中に潜って襲ってくるから戦いづらいんだよな。あと、サンドワームを見た優聖と巫咲の悲鳴で、追加のサンドワームが来たのは笑ったな。

 まぁなんとか、襲ってくる時に砂が動くから、そのタイミングに合わせて避けて撃つを繰り返して対応したけど。


 新しいモンスターで戦うの楽しかったけど、めんどくさかったのは否定できない。


 話を逸らすのはここまでにして、本題のボスゲートをいつも通りに優聖、巫咲と手を繋ぎながらくぐった。


 砂漠ダンジョンのボスは森林ダンジョンと一緒で弓使いだった。

 結果は俺の勝ちだ。


 遠距離で戦う術がなければ、勝つのは難しいと思う。今回の砂漠のゴブリンジェネラルは身体が細かった。細いからだろう、サラサラの砂の上でも動きが早かったからな。


 けど、俺の敵ではなかった、それだけだな。


 そのあと、2日の休みを挟んでゆっくり過ごした。


 ◇


 休み明け。

 俺たちは次のダンジョンの攻略に来て、スムーズに攻略が進み、6月が終わるギリギリ前には制覇できた。


 今回制覇したダンジョンは、猿沢池のすぐ近くにある沼地のEランクダンジョンだ。


 沼地のダンジョンは、雨降ったあとのドロドロの地面だった。砂漠よりは歩きやすいが、地面が濡れているから靴が湿ってくるのがキツかった。


 新しいモンスターは今回も2体で、1体目が5、60センチほどの体長をしたカエル――リープフロッグだ。


 リープフロッグは動きが凄く早かった。

 カエルだし動き遅いかなと思っていたら、後ろ脚で地面を思いっきり蹴り、身体をミサイルのようにして突っ込んできた。


 突っ込んでくるのは、草原ダンジョンのホーンラビットで慣れていたから余裕だったが、突っ込むだけではなく、ベロを伸ばしてくる。


 砂漠ではリボルバーしか使ってなかったから、剣鉈で戦うことにした。


 リープフロッグの突進もベロ攻撃も、避けながら剣鉈で斬りつけた。

 突進は慣れていたから、ベロ攻撃に慣れたら後は作業だったな。


 2体目の新しいモンスターは、1メートルほどの亀だった。名前はスピンタートル。


 防御力はアーマーリザードより硬く感じた。

 まぁ、アーマーリザードと違って顔も足も甲羅の中に隠すから、そう感じただけかもしれないが。


 この亀は名前の通り、回転しながら襲ってくる。

 俺を認識したと思ったら、すぐに甲羅の中に頭と足を隠して回転を始めやがった。


 回転してる時はスキル魔法を使って撃っても全て弾き飛ばされた。

 だが、1分ほどで回転は1度止まる。スピンタートルとて、ずっと回転し続けられなかったようだ。


 回転が止まっても、普通の弾丸では弾き返されるから【無限魔弾装填アンリミテッド・リロード 衝撃弾(インパクト)】で倒した。


 一応、外からの破壊も内からの破壊も、どちらでもスピンタートルを倒すことはできた。


 ボスのゴブリンジェネラルは槍の使い手だった。

 槍は2メートルほどの長さだった。


 剣鉈で倒すことはできたが、なかなか俺の間合いで戦うことができなかった。

 が、俺の間合いに入ってからは余裕だった。


 楽しくて何度も何度も戦いに挑んだ。

 倒せるとはいえ、余裕ではないからな。接近戦のいい練習になった。


 そして、ついに俺のオーダーメイドの武器――双銃剣ができた!

 

 本当は1週間前には完成してたんだが、ダンジョン攻略中で7階層まで来てたから、鉄冶さんに制覇するまで待ってもらっていたんだ。


 すぐにでも取りに行きたかったが、攻略を中途半端に途中で止めるのが嫌だったんだよな。


 1週間我慢した分、明日が楽しみ過ぎてワクワクが止まらない!

 早く明日になってくれ!

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