デート
「おはよう」
「「おはよう」」
今日も今日とて俺の左右で寝ていた優聖と巫咲に挨拶をした。
「出かける準備しようか」
今日はショッピングモールに3人でデートをしに行く。
「「うん、楽しみ」」
ベッドから起き上がり、出かける準備を始めた。
準備してる最中、2人ともルンルン状態だった。これだけ俺と出かける事を楽しみにしてくれているのは嬉しいな。
「そろそろ行こうか」
準備も整ったから、優聖と巫咲に声をかけた。
「「うん、どうかな?」」
服が似合っているか優聖と巫咲が聞いてきた。
上はお揃いのニットで優聖が青色系のニット、巫咲が黄色系のニットで、下は優聖が白色のロングスカート、巫咲が黒色のパンツだった。
「優聖も巫咲も似合ってて可愛いな」
可愛いのは本心だ。だが、ニットがはちきれんばかりにデケェ乳が浮き出ている。
ニットにデケェ乳はエロ過ぎる。最高です。
「「ありがとう」」
「服をしっかり見てから可愛いって言ってくれたのは嬉しいけど、言い終わったあとからずっと私たちの胸に目線が固まってるわね」
そう言いながらもデケェ乳を隠すことも、嫌そうな顔もせずに堂々としている。
「うふふっ〜、銃翔に見られるのは大歓迎だけどね〜。こんな大きな胸を見る男の人は居ないけど、銃翔以外に見られるのは嫌だね〜」
優聖が俺以外にデケェ乳を見られるのを想像して、嫌そうな顔をしていた。
「そうだな。俺も優聖と巫咲のデケェ乳を他の男に見られるのは嫌だな」
俺は独占欲が強い方だ。
「銃翔以外に絶対見せないわよ」
「なら、安心だな」
2人が嬉しそうな顔をしたのを、俺は見逃さなかった。
俺でなきゃ見逃しちゃうねってやつだな。
車に乗りこみショッピングモールに向かった。
「結構混んでるなー」
運転して20分程でショッピングモールに着いた。平日だがショッピングモールは混んでいた。
まぁ奈良県は遊ぶところ限られてるから仕方ないか。
「そうね。さすがショッピングモールって感じね」
俺の左側で手を繋ぎながら歩いている巫咲は、混んでいることなどどうでもよさそうに頬を緩めていた。
「銃翔と一緒なら混んでてもいいよ〜」
俺の右側で手を繋ぎながら歩いている優聖も、ニコニコと楽しそうな表情をしていた。
ショッピングモールの中を歩き回る。
外に出かけてる時、毎回思うんだが優聖と巫咲が近くを通ると男が目を逸らすんだよな。前の世界じゃありえない事だからな。まぁ、2人のデケェ乳が見られるのは嫌だからいいんだけど、なんかモヤモヤするんだよな。慣れるまで我慢だな。
そのあと2人が気になった服屋に入った。
優聖と巫咲はあまり服を持っていないから、夏に向けて着れる服を何着か買うことにした。
「「どっちが服がいいかな?」」
俺はこの時のために2人の目線をしっかりと追っていた。
「そうだな。優聖はこっちの方がいいし、巫咲はこっちの方がいいと思う。けど、もう1つの方も似合ってるから、そっちも買おう」
正直に言えば、どっちも似合うからどっちでもいいじゃんって思ってしまう。けど、実際はこっちの服の方がいいと決めてるって聞いたことがある。
だから、俺が選んだ方法は先に気に入ってる方を選びつつ、どっちも買うだ。
「「うん、わかったわ!」」
2人とも太陽が輝くぐらいにいい笑顔になっていた。
俺の選択は正解だったみたいだ。
追加で俺が2人に着て欲しい服を何着か購入した。
時間も昼を少し回ったから、昼飯を食いに行くことにした。
「夜は俺が焼肉を食いたいから焼肉に行こう。昼は2人が選んでくれないか?」
2人が頷いたあと、相談し始めた。
「「パスタ食べに行こ」」
「わかった」
昼飯はパスタに決定した。
パスタ専門店があったから、そこに入店した。
俺は特盛のペべロンチーノと特盛のカルボナーラを、優聖は超特盛の明太子クリームのパスタを、巫咲は超特盛のトマトクリームのパスタを食べた。
感想は美味しいだ。食レポなんて俺には無理だ。美味しいものは美味しいそれだけだ。
昼飯を楽しんだあとは武器や防具を見たり、デザートを食べたりとデートを楽しんだ。
晩飯は俺が言っていた焼肉で、食べ放題の焼肉クイーンに行った。
それはもう食べまくったさ。
◇
翌日、俺は病院に来ていた。
別にどこか悪くなったとかではなく、ダンジョンの試験を受けられる年に、男は月に1度精子提供が義務になっている。
男が減ってきているから仕方ないことだけどな。
実は、病院に3人で来ている。
俺1人で行くと言ったのだが、優聖と巫咲が心配だということで着いてきたからだ。
「銃翔、大丈夫? 不安はない?」
心配そうな表情をしながら聞いてきた。
「大丈夫だって。俺だぞ」
俺が病院に精子提供をしに行くと行ってから、巫咲が何度も確認してくる。
「そうよ〜。銃翔が大丈夫って言ってるんだから、そんなに心配しなくても大丈夫よ〜」
優聖が巫咲を安心させるように声をかけていたが、優聖もなんやかんや俺を心配しているのか、表情が少し曇っていた。
「剣崎銃翔さーん! 剣崎さーん、居られますかー?」
看護師から名前を呼ばれた。
「はい。居ます」
「こちらの3番に入室してください」
「わかりました。じゃあ行ってくる」
「「うん、気をつけてね」」
「おう」
3番の部屋に入ると、6畳ほどの広さだった。
何が置いてあるかは想像に任せるよ。
2人を待たせてるしな、ちゃちゃっとするか。
◇
「悪い、待たせたな」
「「ううん、全然大丈夫よ」」
俺が何事も無かったように戻ってきたからか、2人は安心した様子だった。
「帰るか」
「「うん」」
車に乗り、家に帰った。
明日からはダンジョン7階層だ。
新しいモンスター楽しみだな。




