表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
並行世界の俺に俺が憑依する  作者: 緑黒猫


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/17

イライラからの幸せ

 あれから1時間ほど歩き回ったが、全然出会えない。


 「優聖、巫咲、1回耳を閉じてくれ」


 「「? わかったわ」」

 優聖と巫咲が手で耳を抑えた。


 「あぁぁああ! なんで、全然、新しい、ゴブリンが、出てこないんだよぉぉおお!」

 イライラし過ぎて大声を出したくなり、優聖と巫咲に迷惑をかけないように、先に耳を手で抑えてもらった。


「「だ、大丈夫?」」

 優聖と巫咲が心配そうな顔で聞いてきた。


「おう、もう大丈夫だ。大声出したからスッキリしたわ」

 大声を出した事でイライラが吹っ飛んで行った。


「銃翔、膝立ちしてくれない〜?」

 優聖が覚悟を決めたような顔をしていた。


「えっ? 分かった」

 とりあえず言うことを聞いた方がいいと勘が言ってきたから、膝立ちをした。


「次は目を閉じて」

 巫咲も覚悟を決めたような顔をしていた。


「お、おう」

 何をする気か分からないが、勘の言うことを聞き目を閉じた。ゴソゴソと荷物を置く音が聞こえた。


 目を閉じていても分かる。前に優聖、後ろに巫咲が立ったと感じた時、俺の顔が極上の柔らかさと圧倒的な存在感を持つものに挟まれた。

 これは乳サンドか! 2人のデケェ乳に挟まれるとかやばい、幸せ過ぎる。

 1分ほどで2人が離れてしまった。残念だ。


「ど、どうだった? 少しは嫌な気持ちも落ち着いたかしら?」


「大きい胸が好きな銃翔なら喜ぶかなと思ったんだけど〜?」

 巫咲と優聖が顔を真っ赤にしながら聞いてきた。


「おう、すげぇ良かったよ。最高過ぎて幸せだったわ」

 すげぇ恥ずかしかったと思うのに、俺のためにしてくれた事がめっちゃ嬉しかった。


「「それなら良かった」」


 気を取り直して、新しいゴブリン探しを再開した。

 歩くこと10分、ゴブリンを見つけた。ゴブリンに近づいて行くと、新しいゴブリンだった。

 キタキタァー! 優聖と巫咲の癒しのおかげで邪心が祓われたようだ。


 新しいゴブリンは片手剣ではなく槍を持っていた。

 ゴブリンランサーだ。ゴブリンランサーは3体居た。


「優聖と巫咲のおかげだ。ありがとう!」


「「どういたしまして」」


「行ってくる」


「「行ってらっしゃい」」

 ゴブリンランサーに向けて走って近づいた。

 俺に気づいたゴブリンランサーはゴブリンソードみたいに走って向かって来ることはなく、槍を構えて歩きながら向かってきた。


 俺は気にせず、剣鉈を抜きながら走ってゴブリンランサーに近づいた。

 ゴブリンランサーの間合いに入った時、槍を突き刺して来た。俺は槍を避けながら真ん中のゴブリンの首に右手の剣鉈を突き刺し、突き刺した剣鉈を抜きつつ、左手の剣鉈で左のゴブリンランサーの首を突き刺した。

 勢いのまま右のゴブリンランサーに近づき首を斬った。

 楽しかったぁー。


 優聖と巫咲と3人で魔石と槍を回収した。

 ゴブリン探しを再開して、1時間ほど狩りまくった。この1時間はリボルバーを使い、スキル魔法を使いまくった。

 

 ゴブリンソード、ゴブリンランサーをよく見つけるようになったが、ノーマルのゴブリンは見なくなった。


 時間ギリギリまでスキル魔法で狩りまくり、魔力を全て使い終わったから帰ることにした。


 優聖と巫咲を抱き上げて、優聖のスキル魔法【癒しの祈り】で治癒されつつ、ゲートまで戻った。


 魔石とゴブリンの片手剣と槍を売り払ったあと、着替えに行き、綺麗になってから車に乗り家に帰った。


 風呂、飯をおわらせたあと、3人でベッドに入り寝た。


 ◇


 目が覚めたあと、ダンジョンに行く準備を済ませ、ギルドに向かった。


 ゲートをくぐりダンジョンの4階層に戻ってきた。


「今日は5階層のゲートを見つける事を優先で探索しようか」


「そうね。6階層までモンスターは変わらないものね。あと見つけて居ないゴブリンは1種類だけだし、銃翔も次のモンスターと戦いたいんでしょ?」


「おう。飽きたわけではないが、新しいモンスターと戦いたいな」


「うふふっ〜、銃翔らしいね〜。また、見つけやすくするために昨日のする〜?」

 優聖が少し恥ずかしがりながら、乳サンドを提案してくれた。


「おう、頼む!」

 俺は即答した。

 キスなどは付き合うまで我慢するが、2人のデケェ乳は堪能したい。


「わかった〜。じゃあまた、膝立ちして目を閉じてくれる〜?」

 俺はワクワクしながら目を閉じた。

 すると、今日は巫咲が前にきて、優聖が後に来た。

 1分ほど堪能したあと、2人の赤くなった可愛い顔を見て癒され、ゲート探しを始めた。


 ゲート探しを始めて10分ほど歩いた時、最後の新しいゴブリンを見つけた。

 そのゴブリンは弓を持っていた。ゴブリンアーチャーだ。ゴブリンアーチャーは2体だった。今までで1番少ないな。


 今回は走って向かわずに、ゴブリンアーチャーが気づくまで歩いて近づいた。


 30メートルほどまで近づいた時、ゴブリンアーチャーが俺に気づいた。

 ゴブリンアーチャーは弓を構え、矢を放ってきた。

 俺は素早くホルスターからリボルバーを引き抜き、矢に向かって撃った。

 まぁ、当たらないんだけどな。さすがにまだ矢に当てるのは無理だな。


 矢を避ける練習がてら、ゆっくり歩きながらゴブリンアーチャーに近づいた。

 矢の向き、放つタイミングが分かれば簡単に避けられる。


 5メートルまで近づいた時、ゴブリンアーチャーは弓を捨てて素手で襲いかかってきた。

 俺は慌てずにゴブリンアーチャー2体の頭を撃ち抜いた。


 ゴブリンソードもランサーもアーチャーも、武器持ちになったゴブリンはノーマルのゴブリンの時より身長が高くなり、身体つきもよくなってるな。

 これから出会う新しいゴブリンがどんな身体になるのか楽しみだな。


「「お疲れ様」」


「ありがとう」


「あれだけゆっくり近づいて、よく避けられたわね」

 感心した様子で褒めてくれた。


「矢の向きと放つタイミングが分かれば避けられるさ」


「なるほどね。参考になるわ」


「それでも、避けられるの凄いけどね〜」


「2人を護るって決めたからな。これぐらい避けられないと不安にさせてしまうからな」

 キリッとした表情でカッコつけたセリフを伝えた。

 カッコつけたセリフだが、しっかりと本心だ。


「「あっ、ありがとう」」

 カッコつけた俺に2人が照れてくれた。キマったな。


 ゴブリン各種を倒しながらゲートを探したが見つからなかった。


 それから2日後に5階層に行くゲートを発見することができ、さらに2日後に6階層に行くゲートを発見し、それから4日後に7階層に行くゲートを発見することができた。


「ついに7階層に行くゲートを見つけることができたな。やっと次の新しいモンスターと戦える」

 ゴブリンソードたちと戦うのに飽きたわけではないが、新しいモンスターと戦いたいからな。


「そうね。新しいモンスターにそこまで嬉しそうな顔してるのは銃翔ぐらいよ? 危なくなった時は私が護ってあげるわ」

 巫咲が微笑みながら、慈愛の目を向けてきた。


「うふふっ〜。モンスターと戦ってる時の銃翔は本当に楽しそうに笑うものね〜。怪我した時はわたしが治癒してあげるから安心してね〜」

 優聖も微笑みながら、慈愛の目を向けてきた。

 双子だからよく似てるな。


「その時は助けてくれ。心配はさせたくないから、その時が来ないようにするがな」

 2人のことは信頼してるが、どんなモンスターが来ようとも、2人を護りきれるぐらいに強く在りたいからな。

 しょうもないかもしれないが、好きな女を護りたい俺のプライドだ。


 明日から2日間は休みにし、3人で出かけるんだ。

 両手に花だな。楽しみだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ