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第五話 ジョブチェンジの真価

 カガミの前に立つと俺の姿がうつり、青い文字でステータスが表示された。


 名 前:アルス

 職 業:武道家

 レベル:2

 年 齢:17

 H P :15

 M P :10

 ちから:12

 はやさ:13

 器用さ:12

 魔 力:10

 精神力:11

 運  :11


 スキル:ジョブチェンジ

     スピード レベル2


「スキルはスピードか。これは使える」


 一瞬だけだが、はやさを上げることができるスキルだ。

 はやさが上がれば戦闘回数を増やすことができる。

 それに逃げる時にも役に立つ。


「ジョブチェンジ! 僧侶!」



 名 前:アルス

 職 業:僧侶

 レベル:2

 年 齢:17

 H P :15

 M P :15

 ちから:11

 はやさ:12

 器用さ:10

 魔 力:12

 精神力:13

 運  :11


 スキル:ジョブチェンジ

     ヒール レベル2



「よし! 回復スキルだ!」


 これで戦闘のリスクが減らせる。

 ソロの俺にとって回復スキルは絶対に必要なものだ。


 ジョブチェンジして他の職業のスキルも確かめる。

『職 業:狩人』スキルはステータス。


「こいつは便利なスキルが手に入った」


 他の冒険者や魔物のステータスを確認できる。

 もちろん自分自身のステータスもだ。


『職 業:テイマー』スキルは召喚。

 

「これは貴重なスキルだ」


 通常、テイマーは動物や魔物を操作したり仲間にする職業だ。

 召喚スキルは相当なレアスキル。


 伝説級の魔物、魔神や神獣を呼び寄せるスキル。

 ただし、1回目の召喚で呼び出せるモノが決まってしまうらしい。

 さらにレベルが高ければ高いほど強力なモノを召喚できるそうなのだ。


 まあ、聞きかじった話だし、いずれにしろ今の俺には手に余るスキルだ。

 しばらく使わずに温存しておこう。

 まずは戦士、武道家、僧侶、魔法使いのジョブをうまく使い分けてレベルアップだ。


 俺はギルドのレストランで食事をすませると宿屋へ向かった。

 やわらかなベッド。

 仰向けに寝転がった。


「やっと俺も人並みの生活ができるようになった」


 けっして広い部屋ではないが、こうしてゆっくりと寝られる。

 レストランで、まともな食事もできるようになった。


 俺にはジョブチェンジスキルを生かして更に戦闘回数を増やす三段がついていた。


「明日はダンジョンで一気にレベルをあげるぞ!」


 興奮して、なかなか寝つけなかったが、知らぬ間に意識がとおのいていった。

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