デスクトップかノーパソか
デスクトップパソコンはまずタワー型の本体があり、これにディスプレイ、キーボード、マウスを繋げて初めて使用できる。ディスプレイと一体型の機体もままあるが、それは例外として据え置き型ゲーム機とほぼ同じ思想である。
逆にノーパソはオールインワン。携帯型ゲーム機と思想を同じくする。(←などと偉そうこいてるがアタリマエのことを仰々しく言ってるだけである)
これに最近はニンテンドースイッチがタブレット型というスタイルを持ち込んだのが発明でしょうか。実にいまどきのスタイルです。
が、PSP、DSをはじめとする携帯ゲーム機はノーパソと思想は同じでも形状は大きく異なります。まずディスプレイがメインにあり、インターフェースとなるコントローラーは左右に配置。本体は極限までコンパクト化され、ノーパソと同じようにどこにあるか分かりません。持続力と携行性、価格を突き詰めた結果なのでしょうが、ノーパソというより携帯端末のひな形と言った方がよさそうなのはすでにどっかに書いた。
しかし個人的に疑問に思うのは、いまだに見た目まんまノーパソのようなゲーム機が登場しないってこと。
自分がいま現在メーカー発売のゲームではなく、素人制作のフリゲーで満足してるのもそのあたりに原因があります。ノーパソなら起動に手間もかからず楽な姿勢で楽しめます。フリゲーなら軽いのでサクサク動くのも魅力です。
据え置き型は起動に結構な手間もかかりますし、ゲームプレイするためにテンションも上げねばなりません。テレビをディスプレイに使うのでテレビ見ながらゲームというスタイルも取れません。このあたりに今の自分が家庭用ゲーム機を購入できないネガがあります。まあフリゲは無料ってメリットも大きいのですが……
かつて初期型プレステ2にもそういう周辺機器が発売されるといったような記事を見た記憶があります。あのパソコン並みにデカい本体にディスプレイをセットして見た目ノーパソみたいにできるというもの。ただゲーム誌の記事でちょっと見ただけなので発売されたかは把握しておらず。ただそんな周辺機器、あったとしても売れるかは未知数です。値段は高いだろうしメリットもちょっと思いつきません。お蔵入りになった可能性はあります。でも後期型のプレステ2ならノーパソ型にはできそうです。
PSPのような携帯型ゲーム機なら全て一体型なので個別に周辺機器を揃える必要はありません。が、コントローラーも統合されてるためコントローラーがダレればそこまでです。携帯機にはこのネガが常について回ります。自分が携帯ゲーム機の購入に二の足を踏んでしまうのもこのためです。その点、ノーパソ型なら消耗品であるコントローラーが交換できます。これが自分的にノーパソをゲーム機として活用できる大きな利点でもあります。
別に最新型、超高性能でなくてもいいのです。自分のようなヌルいゲームユーザーは、快適にのんびり、できれば安価にゲームを楽しめりゃそれでいいのです。メーカーはこういう基本的な所を分かっていないような気もするのです。