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微笑う死神の追憶 -幾億の夜を抱えて-

作者:木村竜史
 およそ20万年。途方もない年月を歩き続けた不老不死の女性、エドナがいた。

 エドナは幾多の出会いと別れを繰り返していくうちに、いつしか人々から『死神』と呼ばれるようになるが、それでもエドナは微笑いつづける。彼女は、この世界の全てを愛していたからだ。

 そんな彼女が旅の途中、ふとした拍子に頭の中に浮かんだ声が誰のものか、記憶を辿ってみることにした。彼女は思い出す。愛しい人が生きていたこの世界を。愛しい人が生きていくこの世界を。

 家族を失った者、家族を置いていく者。
 夢を叶えた者、夢に殺された者。
 欲望のままに生きた者、夢のために生きた者。
 何もかも失った者、何かを手に入れた者。

 あらゆる『人』が、彼女の記憶の中で生きていた。
プロローグ『エドナ』
思い出せない声
2021/06/20 08:06
第一章『ツカルジ』
追いかけるもの
2021/06/21 08:00
ぶつかりあう命と命
2021/06/22 08:00
歩き続けるもの
2021/06/23 08:00
第二章『カレト』
ヒルネ
2021/06/30 22:15
死にゆく集落
2021/07/05 22:52
おやすみ
2021/07/09 22:28
命を吸い込むバケモノ
2021/07/19 22:37
第三章『バルカ』
肉を求めて
2021/08/18 21:40
ミティスの矢
2021/09/05 21:16
ニバハルの刃
2021/09/14 21:19
第四章 『ナーリア』
ツルギを研いで
2021/10/27 19:42
揺らぐ旗と血だまりの間
2021/11/05 23:14
第五章『ハド』
乾いた砂と心
2021/11/13 16:04
セプタへと
2021/11/20 19:45
砂漠の夜の約束
2021/12/06 22:21
第六章 『バラナシオ』
沈む諦観と後悔
2021/12/17 10:09
微かに動く指先
2022/01/08 23:38
懺悔の叫び
2022/01/15 21:52
死を運ぶ船
2022/01/28 22:39
想いと誓い
2022/02/06 22:41
間章 『エドナ』
第七章 『キュレティステネス』
命を筆に乗せて
2022/04/25 18:51
祈りの意味
2022/06/03 23:01
第八章 『ジザグ』
振り回されて
2022/06/22 22:43
振り向いたら負けさ
2022/07/09 16:10
第九章『ジァン』
聖人と行き倒れ
2022/10/02 19:11
拳士の行き先
2022/10/19 07:53
リマナ到着
2022/11/04 07:51
ジァン進撃
2022/12/02 12:33
第十章 『ウィリアム』
乾いた身体
2023/04/05 12:32
ポーターの列車
2023/05/27 20:51
邂逅する二丁の拳銃
2023/06/14 12:23
大列車強盗
2023/06/30 21:03
第十一章『アーロン』
戦いのあと
2023/08/29 22:13
いきなりの
2023/10/06 23:55
死神の夫の独白
2023/10/25 21:35
最終章『エドナ』
人類種の終わり
2024/01/15 13:14
スルアデュミ
2024/02/05 20:43
聞こえてきた声
2024/03/17 09:58
それでも僕らは
2024/05/31 19:45
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