LLLLL君へ。
『読者への警告』?
無いです!多分!
頑張りましたが相変わらず書いたのが僕のため拙く汚い文章になっているかも。
ラストの意味が分からないかも。
でも、頑張ったんです!読んでくださいよ!(必死)
え、と。
貴方がこれを読んでいる頃には私はもうこの世にいないでしょう。
なーんて遺書にしてはベタな書き出しになっちゃったね。
まぁ読んだ人からすれば「お前が死んだから読んでるんだよ」って感じだけど。
私は楽に死ねたのかな。せめて死ぬときくらいは楽に死にたいなぁ。
なーんて。
まぁ、確かに嫌な思い出も有ったけどそれ以上に良い思い出の方が多いからね。安心してね。
一番楽しかった思い出は中学校の修学旅行かなぁ。
君と一緒に遊園地ではしゃいじゃったし。楽しかったなあ。
そうそう、あのときから私は君に恋しちゃったんだよ。知ってた?
知るはずないよね。君は鈍いもん。どうして私が好きになる人はこんなに鈍い人ばっかりなのかな。
まぁ、その中でも君がダントツ鈍くて私の中で群を抜いて好きだったよ。
いや、言葉のあやだって。『群』って言うほど大勢いないからね。誤解しないようにっ。
なんかこの手紙は君宛になっちゃったね。私って君と違って文才ないから君のことだったら君の事しかかけなくなるの。君みたいな文才があったらさぞかし泣ける遺書が出来るのに。
まぁいいや。もう一枚くらいは友達に書こーっと。
・・・・・なんかさ、途中で読み直してみたんだけどこれから死にに行くようなテンションじゃないね。この文章。ふわふわしてるよね。彼氏とデートする前のテンションみたい。
さて。後は何を書こうかな。いろいろな思い出は私の中でとっておきたいから書かないよ。
書いたらその思いが遺書に逃げちゃう気がするもん。
これから私はどういう風になるのかな。小学生のときくらいに考えたよね。
『死んだら永遠に眠らなきゃならない』って。君と。あの時は君の事なんて何てことない友達だったのに。いつの間にかだね。好きになる気持ちって不思議だね。
本当はこんな事を長々と書き連ねてる暇は無いんだよね。
私の番が来ちゃう。本当は死にたくないけど。
それで君と一緒になれるならそれで良いんだよ。
なんか私おかしいよね。もう居ない人に遺書書いてるなんてさ。
でもきっとこの遺書は誰かが読んでくれる。と思う。
読んでくれた人が『君』になれば良いね。
最後に。
これから私が死んだ後に行く世界は『人間界』っていう所らしくてここ『天国』とは比べ物にならない厳しい世界らしいけど。この世界とは比べ物にならないくらい怖い世界らしいけど。
君がいるならその『人間界』っていう世界でも生きていけるよ。
もうすぐ君と同じ世界に行くから。
もう『天国』に心残りは無いよ。これから死んで『人間界』にいくから待っててね。
ffffffffより。