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 死んだ·····? いや、死んではいない。記憶も鮮明にある·····満足ある人生を嗜んでいた。だからこそ言える死んだわけではない。

 となると、死んで転生ではなく·····召喚か。だとすると、勇者召喚に巻き込まれて·····でもなく、勇者として呼ばれて·····でもなく。ただの召喚?。異世界召喚あるあるがあるあるじゃない場合?。どういうことだろうなぁ。そういえば·····こういった諸々の事情は、神様云々が出てくるはずなんだけども·····それもないな。

 めちゃくちゃ美女な神様か、とても偉そうなお年を召した神様とかが現れたりして今に至る事情を話してくれたりするんだけど·····それもないな。ずいぶんと冷たい召喚だこと。

 まぁ、こういった場合·····定番中の定番、あれを試してみるのが早いか。


 ほら、でてこい透明な板。·····出てこないな。あいつの正式名称ってなんだ。透明な板じゃないのか? そう言えば、私が読んできた異世界系の主人公たちは何か呪文唱えて透明な板を出していたな。呪文か例えば何だっけな?。

 ステータス、スキルボード、証明せよ、鑑定!。


 透明な板が出た·····私が唱えた4つの呪文。この中に答えがあるとするならば、1番あり得るのは鑑定かな。

 さて、何が書いてあるのか·····。

 花雀(はながら)れん、これは私の名前だな。

 技能・鑑定、転移、異次元収納、完璧な地図·····なんだこれは?。

 魔法・火の魔法・風の魔法・土の魔法·····これも知らないな。これはあれだな、よくある展開だと神様からの授けものだとか、召喚特典だとかのやつだな。

 だが、見ただけでは、優遇なのか優遇じゃないのか分からないな。

 だが、ありがたいことに今の状況を理解出来るかもしれないスキルがあるな。そう、完璧な地図というスキルだ!。


(完璧な地図を発動する)ふむ、確かにまごうことなき地図だ。それも鮮明な。そして今わかったことがある、今私がいる場所は"星の大草原"らしい。

 そして、それが分かったと同時に凄いことに気づいた。(地図を最小にする)やはり、か。この世界·····国が1つしかないぞ。というか、今、私がいる場所も国の1つだ。だからなのか·····今1番近い場所でも国ではなくハナビ街·····ハナビ国ではなく街。そして地図を最小にしてちょうど地図のど真ん中、"始まりの地点"という場所がある。なるほど、これは中々ない異世界だ。

 始まりの地点そこを中心として"スミレ街"と"ナズナ街"、"スズメ街"に"イチノ街"が·····他にも始まりの地点から広がっている。

 中々なく、規模がデカイ異世界だ。


(始まりの地点の名前を触れる)!?、『転移しますか?』転移しますか?だと·····これがスキルの1つにあった"転移"の力か。元いた世界にあったら·····交通費を考えずに行きたい場所に行き放題だ。(転移するを押す)

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