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5:『南蛮漬け番付で何番か【200字】』

しょうもない口論はなおも続いている。


「だ、か、ら、南蛮漬けといえば(アジ)だろ!」


「シシャモの南蛮漬けを食べたことがないからそう言うのよ。だって卵入りなのよ?」


「僕は黍魚子(キビナゴ)の南蛮漬けが小さくて食べやすいから一番好きだな」


皆の意見は割れている。


「ねぇ、坂名君は?」


寡黙なクールガイ、坂名君は真顔で答える。


「俺は……キミを食べてみたい」


女子達が黄色い悲鳴を上げた。







翌晩、某所の台所で、油で揚げた黄身が爆発した。










今日の昼食は黍魚子の南蛮漬。

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― 新着の感想 ―
[一言] そっちの黄身www
[良い点]  2日前。  私、南蛮漬け作りました。  しかも偶然、この物語と同じように小アジとキビナゴの両方です。  おいしいですよ。
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