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2:現実恋愛『天秤【200字】』
好き、です。
言葉はたったそれだけ。
ギリギリ聞き取れるくらいの小さな声。
普段の会話には無い丁寧な語尾は、わずかに震えていた。
向けられる真っ直ぐな瞳は対照的に力強く、半端な返答は出来ないと悟った。
友情と愛情とを天秤にかける。
ぐらぐらと揺れ、傾きは簡単には定まらない。
だか、答えによっては確実に失われる関係性。
同等の気持ちを返せるだろうか?
分からない、分からないけれど。
一緒がいい。
直感を信じ、抱き締めた。
好き、です。
言葉はたったそれだけ。
ギリギリ聞き取れるくらいの小さな声。
普段の会話には無い丁寧な語尾は、わずかに震えていた。
向けられる真っ直ぐな瞳は対照的に力強く、半端な返答は出来ないと悟った。
友情と愛情とを天秤にかける。
ぐらぐらと揺れ、傾きは簡単には定まらない。
だか、答えによっては確実に失われる関係性。
同等の気持ちを返せるだろうか?
分からない、分からないけれど。
一緒がいい。
直感を信じ、抱き締めた。
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