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第十七話:幽霊対峙※

対峙が退治じゃ無いのは意図的です。誤字じゃありませんよ。


七月二十四日、鱗雲之式日本語表記が間違っていたので直しました。


三月十三日、改稿しました。


……あぁ、もう何で確認しないんでしょう私は……。



 あれから日日(ひにち)は経つが、彼女は時々、いやかなりの頻度で僕の家に来る様に成った。

 彼女の名はラヴダ・マリルと云うみたいだ。


「ねぇねぇ、何してるの?」

 僕が万年筆をすらすらと進ませながらレポートの続きを書いていると、脇と机の間に顔を突っ込んでくる。

 一旦其れを台に刺し戻して彼女の質問に答える。


「ああ、魔導師だからね。研究みたいなもんさ。」

 と言うと、彼女はすぽっと顔を抜いて反対側から僕のレポートを眺める。


「え〜〜‼︎ 凄い‼︎ 私にも出来る⁉︎」

「うん。出来ると思うよ。」

 僕は頷いた。彼女は目を輝かせながら僕に目を合わせてくる。

 そして万年筆を取ろうとする。僕は何とかして其れを静止する。

 落書きをされたら堪ったものでは無い。


 彼女はむくれる。「……せめてこっちに書いてね。」と言って僕は積み上げられた紙の山から一枚取る。

 そして其の上に石筆を置く。すると、「やった‼︎」と喜んで其等を取り居間に走っていく。


 居間に走って行ったのを確認して、僕はレポートに向き合う。

 時計の針の音だけが流れる。後ろを向く。掛け時計は一定のリズムで尾を揺らしている。

 無機質で冷たくて事務的に仕事を続けているみたいだ。


 ……すると、ふと過去のお話が脳裏に浮かび上がる。前世のお話だ。 

 上司から()んな事をされた後も、僕は生真面目に仕事を続けていた。

 きっと、頑張れば認めてくれる、と其う思っていた。自分の努力が足りないのだと。


「おいまたミスってるじゃないか! ほら、ココとココとココ!」


「お前さあ、何度ミスってると思ってんの? ほらさっさとしろよナメクジがよ!」


「おい何だその目は! ガン付けてんじゃねえよ‼︎ おい、上司で有る俺に逆らうってのか? ああ?」


 挙げ句の果てに、

「お前の代わりなんて幾らでも居るんだ! 会社がワザワザ仕事も性格もダメなお前を雇ってくれているんだぞ!」

 と言われた。もう、僕の心はボロボロに打ち砕けて了った。

 其処からは本当に、只会社を回すだけの歯車の様に働いていたと思う。

 特に、「働き方改革」とやらで残業が出来なく成っていったのが辛かった。

 何故なら上司から仕事はやたら積まれる割には片付けられず怒られ、そのクセ給料は安いのだ。

 家に仕事を持ち帰れば其の分光熱費やらが嵩む。自分を労る金も無い。

 此の時計を見ると其んな事を思い出して了う。嫌な記憶だ。出来る事なら海馬から抹消したい。


「ねえねえ!」

 視界の横から彼女が入ってくる。彼女は隣に髪を広げた。

 其処には子供の特有のバランスの揃わない文字で文字が連ねられている。

 文字は歪み横一列に揃っていない。そして、中央には猫耳の生えた真っ黒な人の様なモノが居た。

 微笑ましい。僕はくすりと笑った。頑張ったのだな。


 と思っていると、「ガダン‼︎」と、唐突に大きな音がした。僕は毛を逆立てて了う。

 

「何これ!」

 彼女は膨らんだ尻尾を触っている。僕は怪訝な目で彼女を見る。

 ソレはな、只々僕が怖がっているだけだ。止めてくれ。

 後ろを見ると、本棚から落ちた本が散らばっている。悲惨な光景だ。


「……ちょっと待ってね。」

 彼女の手を尻尾から離し、僕は本棚の方へ向かう。

 僕は嫌々ながらも其等を取り、戻す。


 最近、此う云う……つまりはポルターガイスト現象や、訳の分からない異音が鳴ったり、何故か目眩がしたり等々、不可思議な現象が起きている。


 と、視線の横から本が差し出される。僕は其れを受け取り、「ありがとね」と声を掛ける。

 すると、彼女はぱあっと笑顔に成る。

 ソレからはバケツリレーの様に彼女から渡された本を棚に仕舞っていく。


 散らかっていた其れはあっと云う間に片付けられていく。

 最後の一つに為ったとき、彼女は何かを指して言った。

 

「ねえコレナニ?」

 僕は床を眺めた。本が一つ転がっている。

 表紙には「ケ̏ギャィニョーㇻ̈ ロ̈ウフ̇ェー ケ̊ー」と書かれている。

 訳すのなら、創作魔法其の五とするのが正しいだろうか。


「僕が作った呪文を纏めた奴だね。」

 と言い、其れを拾い上げる。


「へー…………。」

 彼女は其の本をじいっと眺めている。


「見たいの?」

 僕は脚を曲げて訊いてみる。彼女はゆっくり、こくんと頷く。


「なら、見ていいよ。」

 其の本を手渡すと彼女はてとてとと走っていく。


「ちゃんと椅子に座って読みなよー。」

 と言うと「はーい」と云う声が聞こえた。本当に聞いているのだろうか。




「ねえ。」「どうしたの?」「……読めない。」

 彼女は深刻そうに顔を暗くし、首を横に振る。


「ははは、そりゃあね、僕にしか読めない言語で書いているのだもの。読めるハズが無いよ。」

 そう、其の本は『日本語』で書かれていたのだ。此の世界に在らぬ言語の故に彼女には読めなかったのだろう。

 彼女はぷくーっと頬を膨らませる。揶揄(からか)いすぎたか。

 其んな彼女の頭を僕は(さす)ってやる。けれど、彼女の怒りは収まらない。


 本を無理矢理に押し付けてきた。もう良いのだろうかと彼女を見ると、彼女は何度も本を差し出してきた。

 ああ、ごめんって。僕は其れを受け取り、本棚に仕舞っていく。

 見遣ると、暖炉の炎が弱々しく震えていた。


 未だぷりぷりと怒っている彼女に声を掛け、外に薪を取りに行く。

 戻ると、彼女は僕の脚に抱き付いてきた。おいおい、動けないではないか。

 僕が足を振っても降りようとはしない。はあ。「ごめんね」と言いながら彼女を剥がす。

 暖炉の方へ向かうと、彼女は隣にちょこんと座った。薪を入れ、そして火を付け、上手く調節をする。


 彼女は手を其れに伸ばして炎の暖かさを感じている様だ。

 小さく「あたたかい」と言っている。

 

 彼女の御機嫌は治ったみたいだ。


 ……だが、僕にはやらねば為らぬ事が有る。

 明日、彼女には来てもらわないよう言わねば為らない。

 何か危ない気がするから。


 * * *


 今日は家の調査をしようと思う。

 昨日の内に言っておいたからマリルちゃんは勿論家には来ていない。

 もし仮に幽霊が居るとするのならば、僕の魔法で如何にか成るハズだ。

 然しながら確証は無い。だけれども、悪さをしているヤツは幽霊程度しか思い付かない。

 ココは夢幻的(ファンタジー)な世界だろう? 居ても良かろう。

 僕は腕を(まく)り音の在り処を探し始めた。


 ──と、アテも無く探していても、見付かりやしない。

 視界が駄目なので在れば次は聴覚に頼るべき。自分の【本能】とやらも其う言っている。きっと。


 だが、此方には実は目星が付いているのだ。此の家、妙な空洞音がするのだ。

 無理矢理にでも字に起こすのならば「グゴー……グゴゴゴー……」の様な妙ちきちりんな音がするのだ。


 幽霊で無くとも何か此の家には秘密が有るに違いない。

 其の音を辿っていくと本棚へと引き寄せられる。

 棚に耳をぺたりと付けて音を手繰(たぐ)り寄せる。


 すると、「グゴゴゴー……ギグガガガー……」と云う空洞音がする。


 僕は本棚から一冊本を抜いて本棚を動かしてみる。すると、端っこに在った本棚が奥に動く。

 と思ったら、ソコから動かなくなる。押してダメなら横に動かせ。僕は左右に動かしてみると、其の棚は右に収納された。


 すると、扉が現れる。其の扉は汚らしい黒に染まっている。

 埃やら経年劣化やらで黒ずんでいるみたいだ。


 手を引っ掛け、ゆっくりと扉を開ける。すると、下に続く石階段が出てきた。

 抜き足差し足忍び足でその物々しい雰囲気を放つ其れを降りていく。


 音は鳴らない。だが、音が鳴らないからこそ、此処の雰囲気はより重々しく為っている。

 ずっと階段を降りていると狭っ苦しい様な、薄暗い部屋に着いた。


 如何やら誰かが実験をしていたみたいで、血で汚れた机やら万年筆やらインクやら描きかけの魔法陣やら、訳の分からぬ薬品の様な物が在った。

 此の家は中古だ。そして事故物件だ。住んでいた人が何か怪しい事をしてたとておかしくは無い。

 僕から見て右側に机が在り、其の反対側に木製の扉が在る。やはり寂れている。

 通路からは見えない。僕は其れを開けてみる事にした。


 すると、より鬱蒼とした雰囲気を醸し出す通路が出現する。

 仄かにだが、生ごみが腐った様な嫌な臭いが鼻を突き抜ける。

 僕は鼻を摘みながらそそくさと通路を歩いていった。

 其の嫌な臭いは通路を歩けば歩く程強くなっていく。


 通路の先に着くと、又扉が見える。左手で其れを引くと、さっき依りも狭い部屋が現れる。

 だが、


「うげっ……!」

 目の前に広がる光景を見て思わず声をあげる。

 机と椅子が其々一つづつ在りはするものの、椅子には白骨死体が机に頭を乗っけて

 床には茶色い何かが広がっている。……臭いの原因はコレか。僕は扉を閉める。


 そして呼吸を整える。肺腑に息を送れば嫌な臭いは鼻をより通っていくが、其んなコトは気にしては居られまい。

 もう一回、扉を開いた。やはり、亡骸は其の(まなこ)の無い目で此方を見ている。

 ぶるぶると体が震える。ゆっくりと彼の部屋に立ち入ると、机に何か一つ、手紙の様な物が置いて在るのに気付いた。

 ……一体何なのだろう。予想は出来るが、興味には覆せない。

 僕は茶色いソレを避けながら手紙を取った。其れにはエカルパル語で、『さようなら』と一言だけ書かれていた。


 * * *


 僕は二階に上がってきた。だが、ポルターガイスト現象に関する物には何も情報は無かった。

 本棚を動かして元の位置に戻そうとするものの、ガタガタと云って戻らない。

 幾らか派手な音を鳴らしながら格闘していると、ひらりと一つ、紙が落ちてきた。一体、何だろう。

 腰を下ろして拾い上げる。

 

 ひっくり返して内容を視認する。


『何やも知れぬ誰か。


 ああ、きっと貴方が此れを読んでいると云う事はきっと私は死んだのでしょう。

 私は死にました。毒を飲み、死にました。此れを書いている時点では死んではいません。

 けれど、此れから死ぬ予定です。でも、私は此れで善いのです。

 私は死ななければいけません。いや、違います。もう生きてはいられません。

 無理です。妻に逃げられ、借金許りを抱え、如何生きろと言うのですか。

 誰の救いの手なども有らずに生きられるモノですか。

 

 もう、要りません。此んなくそったれな生活、欲しくは有りません。

 誰が望んだと言うのですか。誰も望むまいでしょう。


 神様、私の生活は無駄だったと仰るのですか。そう、仰るのですか。

 私は何か、前世でマズい事をしたのですか。応えてもくれないのですか。

 それなら私は死にます。死に至ります。誰にも見られぬ様に、ひっそりと死にます。

 どうか、悪くは思わないでください。さようなら。』

 

 最後は涙が零れ落ちたのだろうか、インクが滲んでいた。

 呆然としながらも其れを眺めていた。……此の手紙は此処の元家主が書いた物なのだろうか。


 何故、此んな物が落ちてきたのかは分からない。彼が如何して此んな物を書いたかも僕には到底分かりもしない。


 ……だが、もし、もし──彼が此の手紙の通りに、此の様な悲惨な死に方をしたのだとしたら。




 僕は(たす)けてあげたい。


 僕だとて自殺したくてした訳はない。──自殺するしか道が無かったのだ。

 少なくとも其の時は、だが。


 すると、きっと彼も其う思っているに違いない。

 恨みつらみが有ったかは分からない。だが、此れを見てみすみす見逃せる様な僕では無い。

 自殺する前に、もっと生きたかった、もっと精神的にも裕福な生活を送りたかった。

 そう思うのは極自然な事だと思う。違うのだろうか?


 ──そんなくそったれな畢生(ひっせい)の儘、彼の人生を終わらせて堪るものか!

 手紙を見て了ったんだ。もう他人とは言えない。僕は彼の人生が埋没するのに耐えきれぬのだ。


 すると、僕は足が勝手に動いていた。階段を駆け降りていた。手紙を握り締めながら。

 散らばっている茶色いソレも気にしない。両手で頭蓋骨を押さえ彼に話し掛けていた。


「……辛かったな、大変だっただろうな。」

「君は、生き返りたくないのかい?」

「僕は君を助けたい。」

 然し、その虚ろな眼はうんともすんとも言わない。


「……嘘じゃないさ。」

 僕は微笑んだ。ニコッと笑い、頭蓋骨を戻す。


「…………出てこい‼︎ きっと居るんだろ! 僕が助けてやる‼︎ だから怯えずに出てこい‼︎」

 僕の言葉が室内に虚しく反響する。すると、僕の身体にゾッと悪寒が奔った。

 だが、同時に期待を持っている自分がいる。ゆっくりと右の方を向いた。


『アガアアアアアアァァァァァァァァァァ‼︎』

 耳が()ち割れそうな声を上げ、物が透ける男性の幽霊は斧みたいな物を振り下ろして来ていた。

 僕は前転をし、其の攻撃を躱す。


「──さあ、来い! 救ってやるから‼︎」

 僕は彼の目をしっかりと捉え、後ろを向いた。

 其の儘走って行く。彼の呻き声が聞こえる。

 通路を通り部屋を曲がって階段を上った。後ろを向く。

 彼は──まだ来ていないみたいだ。


 ならば、此の間に準備を済ませておく事にしよう。何かって、其れは勿論彼を救う準備だ。


 僕は魔法陣から魔石を出し、チョークで呪文を描いていく。

 石には文字がへばり付いている。まるで呪詛みたいだ。


 石に書いている理由は、普通魔法陣は術式外郭、と云う円と模様が合体した物を描くのだが、魔石で呪文を発動すると其れを描かなくて済む。


 右手に持っている物はㇰラ̈ッケ̊と云う食虫植物を練り込んだチョークだ。

 安定性が高くて失敗しにくい。その代わり魔力を多く喰らう。

 今回は絶対に失敗しては為らぬのだ。彼を絶対に救わねば為らぬのだ。

 紅目なのだから、仮に多く喰らったとて問題は無かろう。

 其れを書き終えた僕は、他の術式を描き始めた。

 とすると、彼は階段を上がったのか、入り口から僕を見ていた。


 僕は大きく振りかぶり其の石を投げつける。

 すると彼は全ての面を覆う半透明の青い立方体の様な物で囲まれて了った。

 彼はどんどんと其の壁を叩く。


 然し此の壁は実態を持たぬ物は抜けられぬのだ。幽霊の様な。

 反対に、僕等の様な実態を持つ物は簡単に抜けられる。

 だが、此れは時間稼ぎに過ぎない。此の間に大型の魔法陣を描いて了おう。


 僕は正方形の板をソコから出した。変哲の無い只のパイン材の様に過ぎない。

 其処に術式を描いて行く。魔法陣は簡単に消す事は出来ないからだ。


 大きなコンパスみたいなのを取り出し、先に其のチョークを付け、丁寧にゆっくりと、そして綺麗に円を描く。


 無属性の魔法ならば、等間隔に八つ点を取って、其れを起点にダイヤの様な形を重なる様に二つ描いた。

 僕はちらっと彼の方を見た。壁が(ひび)が入っていた。

 ……マズい、時間が無い。此の様子ならば後数十分で彼が出てきて了う。

 村を幽霊騒ぎには巻き込めない。


 僕はブロック体で魔法文字を丁寧に描いていく。

 最後に間違いが無いかだけを確認し、其れを奴の目の前に持って来た。


 此れが割れたら魔法陣を起動してやろう。

 僕はじっと奴を眺めた。板の上に右手を置き、其の上に水晶の様な物を置いた。

 幽霊は僕を睨みつけている。


 バリン、バリン、と硝子みたいに割れ、其奴は声を出しながら僕を襲おうとする。

 僕は掌から暖かい魔力を流した。すると、奴は『アガアアア‼︎』と声を上げ、足掻(あが)いた。此れできっと僕の作戦は成功するだろう。けれど其の思考は破られる。

 奴は魔法陣を抜け出した。そして僕の首を掴んだ。僕は彼に押し倒される。地面に押し付けられる。

『ウガアアア……‼︎』と声を上げながら僕の眼を睨んでいる。


 嘘だろう? 何が失敗だったのだろうか僕には分からない。助けを求めようとするが、第一声が出ない。

 そもそも助けを求めようともきっと村の人達は助けまい。


 何か、道は無いだろうか。彼を助けない限り僕は死ねない。ここらでおっ死ぬまいか‼︎


 僕は右掌(うしょう)に暖かい魔力を流す。僕の掌が異常な迄に熱を発する。

 何故其うしたのか分からないが、きっと本能的な物だろう。

 

 唐突に彼に吸い込まれていく様な感覚に襲われる。

 するとどんどんと目の前が狭まっていき、僕は意識を失った。

幽霊を救うとかいう途んでもないお話です。

けれどリングさんはこういうのを見逃せません。

人の為なら自分の命さえ投げ出す人です。


ココが彼の懐が深いトコロで、一番の異常なトコロです。


* * *


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