第一話 生きて返すな!!!!
「はぁーはぁーなんでこんなことになったんだ・・・」
秋文は息を切らしながらも廊下を走っていた。
この出来事のはじまりは10分前にさかのぼる。
「高校に入ったし部活にでも入ろうかな?」
と言いながら秋文は放課後の校舎をさまよっていた。だが困ったことに入りたい部活が見つからない。この高校には、変わった部がある。オカルト研究部やアニメ同好会などなど他にも数えきれないほどの部がある。秋文は職員室前の部活動の掲示板を見ていた。それらの中でも秋文の目を奪ったのはゲーム同好会だ。秋文はこう思った。ゲーム同好会に入れば毎日タダでゲームができると、その時の考えが秋文の高校生活に少しいや、多くの変化をもたらすことになるなんて・・・・・
秋文は一呼吸置きゲーム同好会の扉をコン、コンと叩いた、だが返事がない、が扉の向こうから何か音が聞こえるし少し焦げ臭いにおいがした。秋文は嫌な予感がして扉を開けた。そこには女子3人がキャンプファイヤーをしていた。
「何してるんだーー!!!!」
それもそのはず、部室でキャンプファイヤーなんてしている奴なんて生まれて初めて見たのだから、秋文はすかさず消火器を取り火を消した。そして女子3人になぜあんなことをしていたのかを聞いた。
「キャンプファイヤーはロマンだろ?」
と紫の髪をした1人が当たり前だろ?という感じで話していた。他の2人もうなずいていた。
「まぁどうでもいいけどこのことは先生に報告するから。」
と言って秋文は部室を出ようとしたその時・・・・
「このことがばれてはまずい!生きて返すな!!!!」
紫の髪の人が叫んでいた、それを聞いた2人がとびかかってきた。
秋文は慌てて逃げた。秋文はこう考えた。部室でキャンプファイヤーをするような奴らなのだからもし捕まれば本当に殺されると、ここまでが10分前の出来事そして時間は今に戻る・・・職員室に繋がる道に紫の髪の女が待ち構えていたのであった。
小説を書くのは初めてでまだまだ未熟ですのでいろいろな人の意見を聞きたいと思っています。よろしくお願いします。