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大企業ってなんぞ?

日本の大企業は大企業なのでしょうか?いわゆる大企業ではいろいろ無理だと思ったので転身したわけですが、日本の大企業で何が問題なのかを、ちょっとだけ述べてみました。

大企業というのは何をもって大企業というのか?


東証一部上場企業を大企業という人もいれば、資本金3億を超えたら大企業という人もいるし、売り上げが一千億超えたら大喜御油の仲間入りだと言う人もいます。


まぁ、定義はどうでもいいんですけど。


かく言う私も、ついこの間まで、大企業と言われている会社にいたわけです。大企業と言われて、中にいる心ある人たちは、でかい中小企業だよっ、とか言ってましたけどね。で、他の大企業とのつながりもそれなりにあったわけですが、社内の問題を打ち明けてみると、どこも同じような問題を抱えているようです。


問題、一番の問題点は、昨今のご時世から方針転換や新しい動きを取らなければいけないのに、さらに言えば経営陣もわかっててそのようなことを会社の方針として述べているのに、実際は何もできない、という実情です。


この問題は、かなり根深いみたいで、なかなか解消できません。


原因の一つには、現在経営陣を構成している人たちにあります。まずこの人たちは、会社が大きくなる過程で入社し、先人たちの築いた礎を愚直に守り、教えられたとおりに単に会社を大きくすることに貢献してきた人たちです。悪いく言えば、上から言われたことを愚直に徹底してやってきた人がほとんどです。


極端かもしれませんが、こういう人たちは前例を実績を大事にします。つまり、前例のあることは前例に則って、実績のあることは実績のたどった道筋を外れないようにしているわけです。当然のことながら、前例にない、未知の取り組みには消極的です。というよりは、単純にどうしていいかわからない、というのが本音のような気もします。


そして、現在では、未知のものに取り組んでいかなければ会社の存続すら危ういと言われていること0はわかっても、自分ではそれを取りあつかえない。部下が取り組んで、評価したとしても、実際に業績に結び付けることはやれない。なので、すべてを後任に任せるべくべく、否定をしない代わりに辞めさせもしないで、時間稼ぎをしている。


ゆっくりと変化はしているのは確かですが、おそらくするべき変化に見合うようになるには、10年以上かかるような遅さです。当然、社会は10年なんか待ってくれないので、どこかでぼろが出ます。そうして出てきたぼろは、会社をダメにします。


いい例が、台湾の会社に買われてしまったS社とか、いろいろ事業整理する羽目になったT社ですね。


これらの会社がなぜそうなったか、ということはいろいろ言われてますが、端的に言えば、『大企業であろうとした』これに尽きるのではないかと思います。


日本の社会構成上、欧米に匹敵する大企業であり続けるのは、よほど独壇場でない限り難しいのです。


そして、日本の大企業には、日本の経済を世界の経済をけん引する力はもはや持ってないと言っても過言ではないと思いますね。右から左へ、下から上へ、上から下へ、そういう風に判断を流しているだけで経営陣面をしている人たちで構成されている会社は、社会の変化、技術の進化にとても弱いのだな、ということを痛感しました。


日本企業の良いところはなにか?単純に言えば、助け合いです。能力主義だ、成果主義だと欧米基準を取り込んで、日本型経営を、日本型組織運営を見限っている状態では、やはり太刀打ちできないわけです。


もっとも大企業は大企業で、抱える社員も多く、社員を路頭に迷わさないために絶対的な売り上げとして確保しなければならない金額が存在します。難しいのはこれらは両立が難しいということでもあります。なにしろ、独自視点で将来を見据えて、なんてやってしまったら株主に説明が立たず、更迭もありうるわけで。更迭されそうな人ほど気骨があって、今の時代に必要なんですけどね。こういう時には、株式会社の限界なのだなぁ、ということも感じてしまいます。


そんなこともあって、大企業から中小企業に場を移してみたのです。まぁ、これはこれで、いろいろとありますが。


それはまた別の機会に。

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