後ろの正面だぁれ?
今までと少し趣が違いますが、誰かに後をつけられた、などということはありますか?
転職して1年過ぎた頃、私は都心部の会社の通勤に電車を使ってました。今でも電車ですけどね。家から近い駅は主に通勤時に使っていて、帰宅は少し離れた駅を利用してました。
どうして違うかというと、朝は近い駅からの方がギリギリまで寝れるのでそうしていた訳ですが、帰りは終点となる駅を利用してました。割と遅めに帰ることが多かったので一旦座って寝てしまっても乗り越すことがないようにしていたわけです。
ある日のことです。いつものように駅でおりて家まで歩いていました。駅から家までは歩いて15分ぐらいですかね。道は途中繁華街を抜けて行く形になるので、しばらくは夜中と入っても人が多いところでした。
いつもはなんとも思わないし、特に何も感じなかったのですが、その日は何かを感じて何度か後ろを振り返りました。何が気になるのだろう?と自分でも不思議だったのですが、そのうち同じ距離でこっちを見ながら歩いている男性がいました。
まぁ、人も多いし歩いている方向も同じ人はたくさんいるわけで、そんなに気にしなくてもと思うのですが、この時ばかりはそれがとても気になったのです。
『まさか、後をつけている?』
そして、不意にそう思ったわけです。が、後をつけられる覚えが全く無い。これはかなり不気味です。歩きながら、後をつけるなんていうケースを色々考えてました。
後をつけられるケースでは、例えば交通事故のケースでひき逃げしたケース、これは被害者が探偵などを雇って独自に犯人を特定しようというケースです。このケース、実は他人事じゃ無くて、私の弟が大学時代に遭遇したケースです。この時のことを少し書くと、当時弟が大学への行き帰りにバイクを使っていました。ある日の下校時に、道端で何かしている警察がいたので、なんだろうと思って横を見ていたら、止めてあったパトカーにぶつかって前方へ1回転したそうです。こう書くと単なる前方不注意みたいですが、街灯のないところで、かつ警察がパトカーを道端に寄せるでも無く道の真ん中に停めてライトを消していたため発見が遅れて突っ込んでしまったようでした。警察もぶつかる危険のある停め方だったと言ってくれたり、修理の際、白バイのメンテしているところを紹介してくれて、保険も使えたりと、まぁ、事故った割には色々得した事故でした。それからしばらくして、弟のところに手紙が届きました。手紙には、お前が引きげ犯人ということはわかっている、償え、という内容です。どうやら探偵を雇って調べたところ該当者であるという報告がされたようでした。ところが、この事故の人いうのが、件の白バイメンテをしているところにバイクを預けている日だった訳です。バイクの型とカラーが同じだったこと、事故後修理していることが根拠らしいですが、完全にミスです。こちらの事故の当事者である警察も出てきて、無関係であることを証明してくれたのですが、その被害者は警察すら信用できないとか言ってしばらくつきまとっていました。いつの間にか居なくなったので、結局どうしたのかわかりませんが。
で、元に戻りますが、こういうことがあったので、後をつけられるなどというのは事故のケースもあるわけですが、この時は、まだ、バイク持ってなかったので、これは無し。あとは就職とか不動産とかもあるのですが、どうも今ひとつ見えてこない。
そもそも本当に後をつけているのか、偶然じゃないのかとも考えて、もしも後をつけているなら少し振り回してみようかと考えました。
何をしたかというと、途中にあるコンビニに寄り買い物をしている振りをする。後をつけているなら、中に入る可能性がある。中に入ってくるならば、様子を見ながら買い物せずに店を出て、先行したところで様子を見る、という作戦を立てて実行!
作戦ポイントであるコンビニへ到着、おもむろに店内へ入る。入り口が見えるようにしながら店内奥へ侵攻。ターゲット補足、こちらが店内物色の形で顔を上げたりしているしていると、視線を外して何か見ている模様。タイミングは今だ!ということで、足早に出口へ。通りから歩きながらターゲットを確認すると、急に辺りを見回して、慌てて出口に向かっていることが確認できた。こちらは、さらに先の角を回って身を隠し、コンビニ出口を伺う。
私の前後でコンビニに出入りした人はいなかったですね。で、このターゲットですが、慌ててコンビニから出て左右を見渡して、何やら舌打ちらしきものをして駅の方へ戻って行きました。
その後、帰宅時にはしばらく後ろを気にしていたのですが、それ以来後をつけられることはなかったですね。いまだに何があったのか分からない尾行(?)事件でした。
実は、それからしばらくして知ったことですが、例の某国による拉致事件では、日本海側だけで起きているかと思ったら、あんまり関係無くて関東でも起きていた、しかもメーカー技術者なども物色して拉致していたとか。まぁ、そんなことでは無いとは思いますが、そんなことを知って、もしかしたらその可能性もあったのかもしれないとか、ね。
ストーカーも怖いけど、普通に後をつけられるのはなかなか不気味ではありますね。




