日常
初めまして!
ジリ貧太郎と申します!
初めて小説をちゃんと書くので拙い所とか突っ込み所が多々あるとは思いますが、是非ご覧頂けると嬉しいです!
そして良い悪いどちらでも結構ですので、感想を頂けたらめちゃくちゃ嬉しいです!
とある部屋の中、茹だる様な暑さの中でスマホの目覚ましが鳴り響く。そのスマホの目覚ましは朝の耳には悪いけたたましい音を鳴らし振動する。
その甲斐ありそれを掛けたであろう本人、篠原 健太が目を覚ます。
健太「…! っち」
健太は深い眠りから無理矢理起こされた不快感とまとわり付く様な暑苦しさに眉間に皺を寄せ、舌打ちをしながらスマホの目覚ましを止めた。張り付く瞼をこじ開けスマホの画面に目を向ける。時刻は7時30分を示していた。
健太「はぁ、だる〜…てか暑すぎだろ、やっぱエアコン付けっぱにしとけば良かった。…汗やば過ぎだろこれ、風呂いけるか…?」
健太はかいた寝汗をシャワーでも浴びて流そうかと思い、一度逸らした携帯の画面に表示されている時刻に目を向ける。するとその時、スマホの画面にLINEの通知が入る。
『おは、起きてる?』
その送り主は健太の小さい頃から仲の良い親友、晴人だった。
毎朝、では無いが晴人は一緒に高校へ登校する時、健太の家にもう少しで着くだろうというタイミングで健太にLINEを入れてくる。小さい頃からの仲という事もあり晴人は健太が朝弱い事を知っているからだろう。
健太『おは、すまんが今日風呂入ってから行くから先行ってくれい!!』
晴人『了! 何やお前、この間言ってたエッチィの見とったんか笑』
健太『違うわボケ笑 暑すぎて寝汗めっちゃかいたから流していくんだよ!』
晴人『はいはい、言い訳乙乙乙笑 ちゃんと洗ってこいよー』
健太『お前、後で覚えとけよ』
晴人へ返信を返しながら健太は少し鼻で笑う。気付けば先程感じていた憂鬱が消え去り、今日もまた始まる日常を迎える準備が出来始めていた。返信を終えた健太は「よしっ」と声を出すと力強く立ち上がり着替えを待つと自分の部屋を後にした。
2階にある自分の部屋から1階へ降りる途中、鼻に嗅ぎ慣れた匂いが漂って来た。それは母の知恵が朝ご飯を用意している匂いだった。
知恵「あらおはよう、今日はギリギリじゃ無いのね。ご飯もうすぐで出来るから、顔洗って来なさい」
健太「シャワー浴びてくる、ご飯もうちょっと後で食べるから、そこ置いといて」
知恵「はいはい、それじゃあさっさと入っといで」
知恵に一声掛け健太は風呂に入る。健太が風呂場へ向かうと同時頃にネクタイを締めながら父、康二がリビングに入って来た。
康二「母さん、健太は? もう起きて来てただろ? 顔洗いに行ってるのか?」
知恵「風呂入ってくるんですって」
康二「何だ、健太の奴また風呂入らずに寝たのか? 全くあいつは、最近たるんでるんじゃ無いか? これから受験も控えてるって言うのに」
知恵「いえ、確か昨日は入ってたわよ、多分寝汗でもかいて流しに行ったんでしょ」
康二「そうなのか? それなら良いが。それじゃあ母さん俺はもう出るから、ごちそうさま。風呂上がって来たら健太にしっかり勉強する様に言っといてくれ」
知恵「はいはい言っとくから、行ってらっしゃい貴方」
そう会話を交わし康二は仕事へと向かって行った。
それからしばらく、シャワーを終えた健太が高校の制服を着てリビングのテーブルに着いていた。
知恵が朝ご飯を健太の前に置くと、ガツガツと急いで食べて行く。だが急ぎ過ぎたのか大きく咳き込んだ。
知恵「ちょっとあんた、急いで食べ過ぎよ。もうちょっとゆっくり食べなさい」
健太「ゆっくりって、急いで食わないと間に合わないだろ」
知恵「ご飯ぐらいゆっくり食べても急いで食べてもそんな変わらないでしょ。それよりほらそこ、口の中のが溢れてるじゃない、汚いちゃんと拭きなさいよ」
健太「いや、何分ぐらいは早くなるでしょ。ティッシュ取って」
知恵「はい、お父さんが心配してたわよ。ちゃんと勉強はしてるのかって」
健太「また? それこの前も聞いて来て、ちゃんとやってるって言ったのに、はぁ、何回やってるって言えば良いんだよ」
知恵「お父さんも心配なのよ。受験もう直ぐでしょ。だから貴方がちゃんとやってるのか…」
健太「はいはい、分かってるって勉強はちゃんとやってるから、じゃごっさん。行ってくる」
知恵「ちょっと、ちゃんとごちそうさまぐらい言いなさい! 全くあの子は…」
健太はもう何度か聞いた話しを強引に終わらせると、知恵の返事も聞かず荷物を持ち外へ飛び出る。
朝晴人に茶化された仕返しをどうするか考えながら。
その仕返しが永遠に出来ないとも知らずに。
ご覧頂きありがとうございました!
初めて書いてるので、1話1話をどのくらいのボリュームで書いたら良いのか分かりませんが、今後不定期ではあると思うんですが続けて書いて行けたらと思っています。




