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幻想文学シリーズ

ペンと宙と、君の静かな優しさ

作者: ざつ

この物語は、高校生・悠真の、少しばかり不思議な「恋の力」から生まれる、不器用で温かい青春の一ページです。


誰もが一度は経験する、好きな人を前にした時の胸の高鳴り、抑えきれない感情。


もしそれが、物理現象となって現れたら? 手元のペンが、心臓の鼓動に合わせて宙を舞い、机の上のノートが、焦りに応じてページをめくる。


そんなユニークな設定を通して、悠真の「好き」という純粋な気持ちを形にしました。


隣の席の美咲は、そんな悠真の秘密に気づいているのか、いないのか。彼の「現象」を目の当たりにしながらも、彼女はいつも優しく、そしてどこか面白がるような眼差しを向けてくれます。


この物語は、そんな二人の距離が、悠真の不器用な告白を通して、ゆっくりと、しかし確かに縮まっていく様子を描いています。秘密が絆に変わり、特別な日常へと繋がる瞬間を、どうか見届けてください。

「神崎美咲」


高校二年、春。

新しいクラスの発表板に、自分の名前の隣にその文字を見つけた瞬間、僕の心臓は跳ね上がった。


去年のクラスは違った。

こんな幸運、あるんだ。


「マジかよ…」


声には出せなかった。

だけど、全身が痺れるような衝撃。席替えでさらに驚いたことに、僕の席は窓際の一番後ろ、そして美咲はなんとその隣。


まるで、この恋を応援してくれてるみたいだ。

世界が僕に味方しているように感じられた。

嬉しすぎて、心臓が鳴り止まない。


手元のペンが微かに浮き上がるのを、僕は必死に抑え込んだ。頼む、まだ浮かないでくれ。


朝の教室は、まだざわめきが残っていた。


窓から差し込む朝日の眩しさ。


隣の席はまだ空っぽ。

美咲はまだかな。


そわそわして、僕は教科書を机の上に広げた。

ふと、教室の入り口の方から、ひときわ明るい声が聞こえる。


「おはよう、美咲!」


「おはよう!」


美咲の声だ。

間違いない。


彼女が僕の隣の席に座るために、ゆっくりとこちらへ近づいてくる。心臓の音がうるさくて、まるで教室中に響き渡っているんじゃないかと錯覚するほどだ。


彼女のシャンプーの甘い香りが、ふわりと鼻腔をくすぐる。

胸が高鳴る。

もう、止まらない。


「おはよう、悠真くん」


澄んだ、少しだけはにかんだような声が耳に届く。


僕の心は一瞬にして彼女の声に囚われた。


その瞬間、指先で握りしめていたシャープペンシルが、まるで意思を持っているかのように、ゆっくりと机から離れ始めた。


「カツン」


小さな音。

僕には雷鳴。

ペン先が宙に浮く。


「うわっ…頼む、止まってくれ!」


僕は心の中で必死に叫んだ。

顔には出さないように、平静を装う。

この不可解な現象は、僕だけの秘密だ。


美咲への「好き」という感情が強くなると、あるいは彼女を前にして「緊張」や「焦り」を感じると、身近な小物が宙に浮きそうになる。


最初は気のせいだと思っていた。


「疲れてるせいか、見間違いか?」


でも、美咲が僕の視界に入るたびに、この現象は顕著になった。

特に、僕の感情が大きく揺さぶられた時には、まるで磁石に吸い寄せられるかのように、近くの物がふわりと浮き上がるのだ。


美咲は、僕がペンを握りしめていることに気づかないまま、自分の教科書を広げた。

彼女の白い指が、ページを丁寧にめくる。その仕草一つ一つが、僕の心を揺さぶる。

僕は必死に感情を抑えようと、浮き上がろうとするペンを机に押し付けた。指の関節が白くなるほど強く握りしめる。


「ねえ、悠真くん、今日の数学の宿題、難しくなかった?」


彼女が笑顔で尋ねてきた。しまった、表情が硬いか?


「あ、うん、まあ…」


不自然なほど硬い声が出た。


美咲がそんな僕を不思議そうに見つめ、小首を傾げる。その仕草すら愛おしくて、僕の指先のペンはさらに不安定に揺れる。今にも僕の手を離れて、どこかへ飛んでいきそうだ。


「なんで俺はこんなにダメなんだろう…」


心の中で呟いた。僕の感情は、どうしてこんなにもストレートに、そして不器用に、物理現象として現れてしまうのだろう。


この現象が、いつか美咲にバレてしまったら?

彼女はきっと、僕を気味悪がるだろう。

そうなったら、僕のこの小さな恋は、あっという間に終わってしまう。


そんな想像をするだけで、胸が締め付けられる。

美咲の前で、僕はいつもどこかぎこちない。自然に振る舞うことができない。この力があるせいで。



放課後。教室はほとんど人気がない。

窓から差し込む夕焼けが、机や椅子を長く引き伸ばした影で覆っている。

僕は日直の仕事を終えて、自分の鞄をまとめようとした。その時だった。


「あれ、美咲のプリント…これ、忘れてるな」


机の上に残された一枚のプリントを見つけた。届けに行こうと、僕は慌てて立ち上がった。


その瞬間、足元に置いていた鞄が倒れ、中身がガラガラと音を立てて散らばる。

教科書、ノート、そしてペンケース。咄嗟に手を伸ばすも、ペンケースの中のシャープペンシルが、僕の焦燥に呼応するように、まるで水の中を漂うかのようにゆっくりと宙を漂い始めた。


夕焼け色の光を反射して、ペン先がキラリと光る。

まるで、僕の焦りの感情が、そのまま光となって現れたかのようだ。


「あ、悠真くん、大丈夫?」


背後から、心配そうな美咲の声が聞こえた。僕の心臓はさらに大きく跳ねる。


「え、美咲!?」


声には出なかった。

きっと、忘れ物を取りに戻ってきたのだろう。ペンを落とすまいと必死になった。床に散らばった教科書よりも、浮き上がろうとするペンを掴む方が先だ。伸ばした手が震える。


「手伝うね」


僕の隣に、美咲がそっとしゃがみ込む気配がした。彼女は宙を漂うペンには目もくれず、落ちた教科書を拾い上げる手伝いをしてくれた。


その時、彼女の指先が僕の手に触れた。

ひんやりとして、でもすぐにじんわりと温かくなるその感触に、僕の心は不思議と落ち着きを取り戻す。まるで、美咲の優しい手が、僕の心の乱れを鎮めてくれたかのようだ。


すると、宙に浮いていたペンはゆっくりと、まるで疲れたようにペンケースに戻っていく。

「カツン」と小さな音がして、ペンは元の場所に戻った。


「はい、これ」


美咲が差し出してくれた教科書を受け取りながら、僕は彼女の横顔を見た。夕日に照らされた頬が、少しだけ赤く染まっているように見えたのは、気のせいだろうか。

僕は、彼女が僕の「現象」に気づいていないことに、安堵と同時に、少しだけ寂しさを感じていた。この秘密を、いつか彼女に打ち明けることができる日が来るのだろうか。


その時、脳裏に鮮明に蘇った。


高校一年生の夏、体育祭の練習中の出来事が。真夏の太陽が照りつけるグラウンド。

美咲は少し顔色が悪そうにベンチに座っていた。熱中症になりかけていたのだろう。

他の誰もが練習に夢中な中、僕だけがその異変に気づいた。漠然とした心配。


「大丈夫かな…」


僕の胸に広がる不安と、美咲への静かな気遣い。その瞬間、体育館の入り口に差し込む陽光が、微かに揺らめき、まるで空気が震えているかのように見えたのだ。


同時に、グラウンドの喧騒が、一瞬だけ遠のいたように聞こえ、周囲が静寂に包まれたような錯覚に陥った。それはほんの一瞬のことで、すぐに元の喧騒に戻ったけれど、僕の心には確かに「異変」として刻み込まれた。


僕はそれが自分の感情と結びついていることなど知る由もなかったけれど、美咲はあの時、その「空気の変化」と、僕の遠くからの視線に、誰かの「静かな気遣い」を感じ取っていたのだろうか。


「悠真くん、何か困ってる?」


美咲の優しい声が、過去の僕を呼ぶように聞こえた。

今の美咲の優しい眼差し、そして僕の手を包み込むような温かさ。美咲は、僕の不器用な現象を、決して不気味に思ったり、怖がったりしなかった。

むしろ、どこか面白がるような、優しい眼差しで僕を見ていた。


あの時の「大丈夫?」という声も、今の「大丈夫?」も、僕の不器用さを責めるものではなかった。

彼女は、僕の全てを受け入れてくれるような、そんな温かさを秘めている。

僕は、彼女の優しさに触れるたびに、この現象が、僕と彼女だけの特別なつながりなのではないかと、密かに期待してしまうのだった。



美咲と触れ合うたび、僕のペンはより頻繁に宙を舞うようになった。

それはまるで、僕の感情のバロメーターのようだった。美咲が僕の質問に笑顔で答えてくれた時。


「わ、悠真くん、すごい! よくわかったよ、ありがとう!」


美咲がパッと笑顔になった。その瞬間、僕の心の中で喜びが弾け、ペンがキラキラと光を反射しながら、楽しげに小さく跳ねた。僕の感情が昂るほど、その動きは躍動的になる。


ペンだけでなく、消しゴムも、ノートの端も、机の上で小さく弾む。


けれど、彼女がクラスの別の男子生徒と楽しそうに話しているのを見た時、僕の胸には言いようのない焦りと嫉妬が広がった。


ある日の昼休み。

僕は自分の席で昼食をとっていた。


美咲は友達とおしゃべりしながら、楽しそうに笑っている。

その声を聞いているだけで、僕の心は満たされる。平和な昼休みのはずだった。


そこに、クラスの人気者であるバスケ部の田中がやってきた。彼は美咲の隣に立ち、少し身をかがめて、親しげに話しかけた。


「ねえ、美咲、この問題さ、ここってさ…」


田中が、美咲のノートを覗き込みながら、親しげに話しかける。美咲は楽しそうに笑い、彼の質問に答えている。二人の距離が近い。視界が歪む。胸の奥から、黒い感情が湧き上がる。


「やめろ…」


心の中で呟いた。

その瞬間、僕の机の上のシャーペンの芯が、「カタカタ」と不気味な音を立てながら勝手に伸び縮みする。芯が折れる寸前まで伸び、また引っ込む。


まるで僕の心の焦燥をそのまま映し出しているかのようだ。僕は焦ってシャーペンを掴むが、僕の感情の揺れは収まらず、シャーペンの芯は伸びたまま、「パキン」と乾いた音を立てて折れてしまった。折れた芯の破片が、僕の指先に刺さる。


「…っ」


「どうしたの、悠真くん?」


周りの生徒が、突然の音に驚き、僕の行動を不審に思い、視線が突き刺さる。美咲も、田中との会話を中断し、心配そうに僕を見つめていた。その視線が、僕には針のように痛かった。醜い感情を晒してしまった。


「ごめん…」


僕はただそれだけを呟き、折れたシャーペンの芯をゴミ箱へ。自分の不器用さに苛立つ。美咲との距離が縮まらない現実に苦しむ。


「どうして、こんな時に限って、こんな現象が起こるんだ…」


僕は自分を責めるばかりだった。

美咲は、うつむく僕を見て、何も言わずにそっと僕の机の上に、新しいシャーペンの芯のケースを置いてくれた。その小さな気遣いに、僕の胸が締め付けられる。


「美咲…」


「気にしないで。私、いつも予備持ってるから」


その言葉が、僕には痛かった。

僕の不器用さが、また彼女を困らせてしまった。

僕の秘密が、いつか彼女を傷つけてしまうのではないかという不安が、僕の心を蝕んでいく。



このままではいけない。

このままでは何も変わらない。



僕は自分のこの「現象」と向き合う決意をした。


たとえそれがバレて嫌われたとしても、美咲へのこの抑えきれない想いを伝えたい。

もう、隠し通すのは無理だ。

隠したところで、何も始まらない。

このまま、不器用な僕でいることを選ぶよりも、一歩踏み出す勇気を持とう。


放課後。夕焼けに染まる教室で、僕は美咲に声をかけた。


窓から差し込むオレンジ色の光が、教室の隅々までを柔らかく包み込んでいる。空気は少しひんやりとしていて、窓の外からは運動部の練習の音が微かに聞こえる。教室には僕と美咲の二人だけ。この空間が、まるで僕たちのための特別なステージのように感じられた。


「美咲、ちょっと、話があるんだ」


僕の声は、自分で思っていたよりもずっと震えていた。美咲が僕の方を振り返る。

彼女の瞳は、夕焼けの光を反射して、キラキラと輝いていた。


その瞬間、僕の心臓はこれまでにないほど激しく鳴り響いた。手に持っていたペンが、まるで意志を持っているかのように、ゆっくりと宙へと舞い上がっていった。


「…っ!」


一本、また一本と、机の上にあった僕の文房具たちが、美咲の周りを囲むように優雅に、しかし不器用に宙を漂い始める。ノートがゆっくりとページをめくり、消しゴムが小さな弧を描く。教科書がふわりと開き、その中の挿絵が夕焼けに照らされて鮮やかに浮かび上がる。


まるで、僕の心の奥底にある、美咲への溢れんばかりの感情が、そのまま形になったかのようだ。


挿絵(By みてみん)


美咲は、宙を舞う文房具と僕の顔を交互に見つめていた。

驚きと、少しの戸惑い。でも、怖がっている様子はなかった。僕はもう、現象を隠すことを諦めた。隠す必要なんてない。これは僕の感情そのものなのだから。震える声で、真っ直ぐ美咲の目を見て告げた。


「美咲のことが……好きだ」


僕の告白の言葉が、夕焼けに染まる教室に響いた。


宙を舞っていた文房具たちは、一瞬動きを止めたかのように見えた。


美咲は、宙に漂う文房具と僕の顔を交互に見つめ、少し驚いた表情を浮かべた後、ふっと、優しい笑顔を見せた。

その笑顔は、夕焼けの光を受けて、僕の目に焼き付いた。まるで、世界がその笑顔を中心に回っているかのように、美咲の周りの空間が輝いているように感じられた。


「…悠真くん」


美咲がゆっくりと口を開いた。僕は、固唾を飲んで次の言葉を待った。


「知ってたよ、悠真くん」


「え…?」


心臓が止まるかと思った。まさか、そんな言葉が返ってくるとは。


「悠真くんの、そういうところ……ペンが宙に浮いたり、時々、空気の温度が変わったりするの。私、前から気づいてた」


「前から…?」


信じられない。僕が必死に隠してきた秘密を、美咲は知っていた?


「うん。だって、悠真くんの気持ち、すごく伝わってくるんだもん。特に、私と話してる時とか、田中くんと話してて悠真くんがちょっと変な顔してる時とか」


美咲がくすっと笑った。

僕の顔が熱くなる。

あの嫉妬もバレていたのか。


「それで、なんで…」


僕は言葉を探した。


「なんで、気味悪がったりしなかったんだ…?」


美咲は、ふっと優しい眼差しになった。宙を漂う文房具たちに目を向ける。


「だって、それがなんだか、悠真くんらしくて、私…」


彼女は僕の目を見つめ返した。


「私、前から好きだったから」


その言葉に、僕の目から熱いものが溢れそうになった。


僕の不器用な感情が引き起こす現象が、美咲にとっては特別なものとして受け止められていた。


そして、あの体育祭の練習の時、僕の「静かな気遣い」に、美咲が気づいていたことも。僕が必死に隠そうとしていた秘密が、実は彼女にとって、僕を好きになった理由の一つだったなんて。

僕は、彼女の深い優しさに、ただただ感動していた。


「美咲…本当に、俺でいいの…?」


「悠真くんがいいの。悠真くんじゃなきゃ、嫌なの」


宙を漂っていたペンやノート、消しゴムは、僕の安堵と喜びの感情に包まれるように、ゆっくりと美咲の周りに降りていく。

まるで、僕たちの新しい関係を祝福するかのように、美咲の足元にそっと着地した。


床に落ちた文房具たちが、「カツン」「コロン」と穏やかな音を立てる。その音は、僕の耳には、新しい物語の始まりを告げる合図のように聞こえた。




僕の「現象」が完全に消えることはないだろう。


美咲と手をつないで歩けば、きっとペンがポケットの中で跳ねるだろうし、一緒に映画を観て感動すれば、ポップコーンが宙に浮くかもしれない。

これからも、僕の不器用な感情は、様々な形で美咲の周りで現れるだろう。


「悠真くん、今、ペン、ちょっと浮いた?」


美咲が僕の手元を見て、楽しそうに笑う。僕は少し照れながら、でも隠さずに答える。


「うん、美咲が可愛いから」


彼女は頬を染め、僕の腕をそっと掴んだ。

もう、隠す必要はない。

それは僕の個性であり、僕と美咲の、誰にも理解できないけれど、確かに存在する「特別な日常」の証なのだ。


美咲が、僕のこの力を「悠真くんらしい」と言ってくれた。それが何よりも嬉しかった。

この力は、僕にとっての呪いではなく、彼女と僕を繋ぐ、特別な絆となったのだ。



夕焼けの中、美咲が僕の前に立つ。

彼女の瞳は、僕の心を映す鏡のように澄んでいた。


僕のペンは、僕らの新しい関係を祝福するように、静かに、そして確かに、僕の指先で微かに震えていた。


その震えは、もう焦りや不安からくるものではなく、ただ純粋な「好き」という感情の、温かい鼓動だった。

僕たちの手は、自然と触れ合い、そしてそっと、指を絡ませた。夕焼けの光が、僕たちの手元を優しく照らす。この温かさと、隣にいる美咲の存在が、僕の全てを満たしていた。


「ねえ、悠真くん」


「ん?」


「これからも、いっぱいペン、浮かせちゃってね」


美咲がいたずらっぽく笑った。僕もつられて笑う。

僕たちの特別な日常が、今、ここから始まる。


「ペンと宙と、君の静かな優しさ」を最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。


この物語は、誰かの「好き」という感情が、もし目に見える形になったら、どんなに美しく、そして切ないだろう、という妄想から生まれました。


主人公の悠真が抱える「現象」は、彼の不器用さの象徴であり、同時に美咲への純粋な想いの結晶でもあります。



この物語を通して、読者の皆様に、恋することの尊さや、自分らしくあることの温かさを感じていただけたなら幸いです。


悠真と美咲の特別な日常が、皆様の心にそっと寄り添うことができれば、これほど嬉しいことはありません。

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