2:魔法と才能
2話 魔法と才能
俺が住んでいるこの町はターニャ村と言って王都からかなり離れた町である。
いずれ王都に行きたかったりする、、笑
そんなこんなで今日は誕生日だった。
『ロイの5歳の誕生日を祝ってかんぱーい!』
『乾杯!』2人は盛大に祝ってくれた。
そんな中、ゲイルがふと話しだした。
『ロイも5歳ならそろそろ魔法が使えるかもな〜』
『ロイちゃんの魔法見たいわ〜』
『ん?魔法??』さすがファンタジーと心が踊った。
前世の記憶が残っててさらに魔法の世界とは俺には願ったり叶ったりであった。
ゲイルとミスラがその後は魔法についていろいろ教えてくれた。
この世界の魔法は大きくわけて5つに分類されていて、火、水、土、雷、風の五大元素からなりたっていて
ほとんどはみな1つ特性があるらしい。
このほかに無属性で回復や身体強化のような魔法もあるらしい。
ただ1つ注意されたこともある。
『ロイ、貴族には逆らうとヤバいぞ』
『ん?なぜです??』
『貴族と平民では魔力量が違いすぎるからよ〜』
あぁ。ここの世界でも平民は貴族に勝てないのか、、
するとゲイルが言った。
『だがな、鍛錬を続ければ貴族に負けることもない!!立派な冒険者にだってなれるはずだ、、、たぶん、、』
おいおいと思いながらも魔法なら必死にやるのも悪くないと思いながら
就寝したのが俺の5歳で迎える初めての夜であった。。