ラリアット・シュガー
「うん.........ここは??」
見渡すと一面は暗黒世界。 そこに俺は縄で縛られていた。
「俺......確かプールで泳いでて......??」
「そ、あったり〜〜ピンポンピンポン!」
と、暗闇の中から声がした。 気がつけば目の前からピンポン玉が沢山飛んできて...... 全部俺の股間にヒットした。
「あ、ほれほら、ヒットした! ヒットエンドランだね! ほら、走れ幸福野郎め!! 」
すると、声を出してた主が暗闇の中から現れた。その彼女は目の前に立っていた。 彼女が目の前に立つと、視界は急に明るくなった。
「というか、痛いんですけどぉぉぉぉぉ!! ていうか、スポットライトやん! あそこの彼女2人が照らしてくれてんじゃん! 俺達を!! ていうか、何事起きたん?? ねぇ??」
そう、俺=氷山 探は、ツッコミをいれる。
「はいはい〜女神見習いはスポットライトの当て方すらできないのかよ......私だけに当てろってんだよ! このクソゴミ袋野郎には当てなくていいの!!」
罵倒が......傷にしみるよ......と探は思ったが、口には出さなかった。
「紹介がまだだだだだだだだだだったわね。 私の名前はイケヤ、正真正銘この名前でも女神よ」
かみまくってる......かみまくってますよ、と言いたいところだがそんなこというとさっきから高飛車?? な、イケヤはきっとはよ、はよ、2000万払えとか言ったりしてきそうだから止める。
「私、にせんまん払えなんて言うわけないじゃない、おっくせんまんなら払えって言うけど」
「人の心の声読んだっっっ??」
そういえば、さっき女神とか言ってたな......あたま湧いてるのかな。ビーチで独り相撲してるくらい頭湧いてるかな??
「あ、あなた死んだから転生させまースカ(棒読み)それと、死んだ死因はプールで友達にラリアット食らわされてその後、人工呼吸するための口に沢山の砂糖詰め込まれたのが原因ですー では、いい旅をーー」
「言っみわかっんねぇと訪ねて三千里〜〜」
意味わかんねぇ会話をしていた。気づいたら探は一面銀世界にい
た。




