表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ソプラノ

作者: 真柄

しゅうが音楽教室の窓を開けると、ソプラノの歌声が耳に届いた。

第一音楽室の隣にある第二音楽室からのようだ。隣同士に音楽教室があることに小宮も始めは、何故、と思ったが入学してから二年も経てば、これが普通だと感じるようになっている。


放課後、帰宅しようとしていた秀に、従兄弟でこの高校の音楽教師をしている凛太朗りんたろうが無理やり音楽室の掃除を押し付けたのだ。従兄弟だからと良いように使われているが、後から報酬が得られるから(金品ではなく食べ物)、秀にとっては意外と苦痛ではなかった。

「今日は、何をたかろっかなぁ」

まず手始めにと音楽室の窓を開けた、ということであった。


「……そうだ。カレーを食べよう」

誰かわからないが、そのソプラノの声の主はとても楽しそうにカレーの歌を歌っていたのだった。

読んでいただき、ありがとうございました。


今回は、300文字ととても短いものとなっています。

あまり指が乗らなかったということもありますが、こういった短い文章の中に意図することを混ぜ込むのは難しいです。

もっと推敲すれば良いのでしょうが……次回、がんばります。


何か改良点やご感想などがありましたら、お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ