表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

七 伯爵令嬢、四天王を倒す

 いけいけ、群がれ。

 帝国騎士団、右から突っ込め。

 百人吹っ飛ばされても誰かが一撃入れれれば、動きを止められる。

 でかした。

 今のうちに、追撃しろ。

 ともかく剣でぶったたけ。

 斬るな。棒のように叩いて動きを止めろ。

 後続行け!

 四天王、腕を上げたぞ。

 王国騎士団、後ろから邪魔しろ。

 魔法国の魔法団は、離れて魔法攻撃!

 エルフの弓名人、出番だ。

 群がって動きを止めている今しかない。

 おおっ。

 魔を滅する矢、本当に効いた。四天王の腕もげてる。ちょっと疑って、ごめんない女神様。

 残りあと二本。

 一本は魔王に残さなくちゃいけないから、その一本でとどめを刺せ。

 ああっ。

 二本目、直撃しても、まだ動いてる。

 弓名人逃げろ。

 残りの一本、死守しろ。

 四天王、そっちに行ったぞ。

 逃げろ。残り一本は絶対に使うな!

 なんで、ピンポイントで弓名人にむかっていくのよ。

 なんちゃって。

 やっぱり、こっちの言葉を理解していたわね。

 よし。

 ひっかかった。

 その距離なら威力倍増、命中力アップ。

 計画通り、三本目行け!

 私は薬草ため込む氷の乙女と違って、序盤で全部アイテム使い切るタイプなのよ。

 よっしゃ、四天王の頭がふっとんだ。

 これで、魔王への道が通れる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ