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月曜日というのはなぜこうも憂鬱なのだろうか。思い当たる節はあるが、ここまで気分を下げられるのには納得がいかない。

なんて言いつつもいつも通りの時間に学校に着いて教室に入るのだが、


「あれ?委員長まだ来てないんだ」


いつもいる人がいないと寂しいなんて思っていたが時間が経っても中々来る気配がない。

教室は既にかなりの人数がおり賑やかな状態なのだがこの時間になっても来ないということは今日は休みなのだろうか。


俺の席は窓際で下が見えるのだが、今日はやけに騷しい気がする。

しかも段々とその声は近付いてくる。

とうとう目の前の廊下まで到達し、声もかなり大きくなっている。

ガラガラガラとドアが開き、そこに立っていたのは委員長だったのだが……


「おはよう」


一瞬教室中が凍り付き、委員長だと理解するのに皆数秒かかった。

ただ俺だけは知っている。

ショートカットで目は凛として輝き、まるで太陽のような眩しさを持つ。

眼鏡を外した委員長だ。


「えー!!!院内さんどうしたのー!?」


クラスの女子が信じられないと近寄りまじまじと見るが細部にはしっかり委員長の面影がある。


「えへへ。ちょっと夏休み前にイメチェンしようかと思って」

「えー!めっちゃいいじゃん!!逆になんで今までしてなかったのー!」


そうじゃない。俺は聞いたんだ。

委員長が眼鏡を掛けていた理由を。

それが今になってどうして………


「虎生くんおはよ」

「お、おはよう」

「もう眼鏡を外した時はさくらって呼ぶって約束は?」

「「「「は?」」」」


クラス中が一瞬でパニックになる。


「えー!!2人ってそういう関係だったの!?」

「それで院内さん可愛くなったんじゃない!?」

「虎生てめー!!!」

「いたっ!痛いっておいやめろー!!」


男子数名に羽交い締めにされ連れて行かれる。

ダメだ。完全に俺の思考が追い付かない。


「さぁ説明してもらおうか」

「いやお前達が思ってるような関係じゃねーて!」

「ふーん」


納得いかなそうに見下される。

裏垢のことなんて言えるわけないしな。


「まあ今日のところは許してやる。ただ!これだけは聞きたい!」


羽交い締めにされ抵抗できない俺の前で屈んで内緒話をするように


「委員長とはどこまでいったんだ?」

「だからそんな関係じゃねー!!」


何を言っても聞いてもらえない。

女子は女子で記者会見のように委員長を囲っている。

マジで夢じゃないのかこれ。

夢なら陽菜に起こしてほしい。


「陽菜ーー!!助けてくれー!」


俺の叫びは届くことなく、揉み消されチャイムが鳴り先生が入ってくるまで俺たちは解放されなかった。






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