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教室にて

いつも通り早い時間に学校に付き教室に入ると三上先生が教壇の前に立っていた。

俺は跳ねる心臓を抑えながら普通を意識して挨拶した。


「おはようごさいます」

「おはよう。昨日は良く眠れた?」

「はい。いつも通りです」

「へーそう。よかったわね」


それだけのやり取りをして三上先生は俺が入った逆側のドアから出たが少し戻り顔だけ出して手を振りながら


「今度楽しみね」


と言い去っていった。

確信しているんだ。そして確信した上で俺の反応を楽しんでいたんだ。

そう思わせる程、余裕な振る舞いに軽快な足音。

今すぐにでも目的を聞きに走って追い掛けたい。

けれど陽菜と約束した事を破るわけにはいかない。

ぐっと堪えて自分の席に座って落ち着く。


「新城さんおはよう」

「あっ委員長おはよう」


学級委員長の院内さんだ。

この時間に大体きていつもクラスの仕事を率先してやってくれている。

クラスには欠かせない存在だ。

眼鏡をしており髪は短く耳の下辺りまで。

見た目も優等生だ


「新城さんなんか今日は元気無さそうですね」

「そうかな?昨日遅くまでゲームしたからかな?」

「そうですか、、ならいいんですけど。うーん」


委員長が近付いて俺の顔を覗きこむ。

しっかり確認したいのか眼鏡をクイクイ動かして焦点を合わせているみたいだ。


「あっ!私ったらごめんなさい」

「大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」

「新城さんが優しくてよかった。実は新城くん珍しく昨日は遅刻しそうだったからちょっと心配してたんですよ」

「あー最近ハマってるゲームがあってさ。それでね」

「そうですかー程々にしてくださいね。新城さんがそんな理由で私に成績負けたら許しませんからね」

「あはは、、」


罪悪感がすごい。

許してくれ委員長。勉強の方は頑張るから。


「妹の陽菜さん?も凄い優秀らしいですね」

「あいつは凄いよ。俺なんかじゃ比べものにならない」

「むー新城さんでそうなら私なんか終わってるじゃないですか」

「ごめんごめん。そういうつもりじゃ、」

「わかってますよ。さて今日も1日頑張りましょ!」

「あはは、そうだね」


いつも通りの委員長で少し落ち着いた。

あまり気にせず普段通り話すだけでいいんだ。

そう。いつも通り。いつも通り。


「あ、でも新城さん」

「ん?どうした?」

「こういうのはお辞めになった方が良いかと、、」

「ちょっ!えっ!」


委員長がスマホを開いて、俺の目に入ったのはまさかの「にゃーこ」さんの画像だった。

あまりの出来事に俺はイスから転げ落ちて気を失った。

前にも似たようなことあったな

勘弁してくれ




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