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名門校の恋模様  作者: りさすけ
3/3

3 宣戦布告

「そもそも、代表挨拶って入試首席がするもんだろ。何で次席のお前がやってんだよ。」


「首席が断ったんだよ!」


「そういえば、首席って誰だっけ。お前知ってる?」


「···時雨碧って奴。僕はまだ顔みてないんだけど。知ってる?」


「···さぁな。見つけたらどうすんだよ。」


「···とりあえず殺す。」


「とりあえずって···時雨碧って人が可哀想ですよ。」


殺されたら困るので、一応庇っておこう。


「あなたは何なんですか!挨拶の邪魔したり、会話に割り込んできたり···まさか、あなたが時雨碧?」


バレた!何て説明しよう。


「いや、こいつは···」


「あなたが時雨碧ですね?」


「···はい···そうです。」


「そう···ですか。」


雰囲気が変わった?


「ここは俺が引き止める。お前は逃げろ。」


「えっ、でも!」


「アイツはキレたら何するか分からない。もしかしたら、世界が滅びるかもしれない。」


氷見雫の扱い魔王かよ。


「だから、世界が滅びる前に俺が、魔王()を倒す。」


「···わかった。零の死は無駄にしない。」


そう言って、零は魔王討伐に向かった。


「ところで···いつまでこの茶番に付き合えばいいんですか?」


やっと終わったのか。とでも言いたげにこっちを見てくる。


「···で、時雨に何の用だよ。」


「···宣戦布告だ!」





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