第四話 本当の天才
第四話 本当の天才
「じゃあ、俺達の手番だな。」
兄達は黒のポーンe7をe5へと進める。
(ふ~ん、案外普通に打ってくるんですね。むしろちゃんとルールを知ってるってことが以外です。)
私は少し見下した感じで次は私がナイトg1をf3に置く。
(さっきの、この人達の勝利条件が少し気になるけど、別に私たちが勝てば関係ないです。)
そんな事を思いながら互いが駒を進めて行く。
...
30分ぐらいたっただろうか?
すでに盤面は終盤まで向かえている。
今の状態での優劣を付けるなら、現状私が劣勢である。
(どう言う事ですか?おかしいです。中盤では、確かに私の方が優勢だったはず。)
私は長考している。
(この人はミドルゲームで確かに、私のステイルメイト(駒が動かせない)狙いで動いていた。それをさせないようにあそこで私がポーンを無理やり捕ったのが失敗だった!?)
私は繰り返し盤上を見て次の手を考えている。
私は逆にドロー狙いで動くしかないと思い無難にクイーンを下がらせた。
(負けるぐらいなら、ドローで終わらせ次で勝てばいい!)
そんな事を思いながら次の兄の手番で兄が口を開いた。
「チェックメイトだ!」
不意な一言に私は一度兄を見た。
「え?」
私は盤面にまた目を落とす。
兄が打った駒を見る。するとポーンが昇格されている事に気付く。
「あっ!」
私は駒の配置を考え動きを読んだが確かに私のキングがチェックされていた。
「うそ?、私が負けた?」
信じられなかった、格下相手に負けた?
(いえ!違う、これは私がただこの人が初心者だと思って、油断しただけ。そうよ!私が本気を出せば初心者になんか負けるはずがない!)
私は負けた言い訳を自分が油断しただけだと思い込んだ。
だから私は兄に減らず口を叩き挑発する。
「へぇ~なかなかやりますね。少し油断しましたよ。でも次は本気で相手をして上げます。」
だが兄は挑発に乗ってこず普通に返してきた。
「ん。じゃあ次やろうか!」
そう言ってまた駒を並べ直している。
私は面白くないと思いながら奏汰の方を見る。
どうやら丁度奏汰の方も終わったみたいだ。
私は奏汰達のチェス盤を見る、そこで私はギョッとした。
(はあ!?何ですかそれ?どう指したら終盤でそんな形になるんですか?)
私は奏汰を見る。
奏汰は涙をこらえて震えている。
そう奏汰も負けていたのだ。
姉が口を開く
「さあ!奏汰君、次行きましょ!」
姉が駒を並べている。
横から兄が声をかけてくる。
「ほら、奏恵またお前からの手番だぞ。」
駒を並べ終えた兄が催促してくる。
私は負けたくないと思い兄を睨み口を開く。
「もう次はないです。この一局で終わらせます!」
そう決意表明する。
兄はニコッとして何もしゃべらなかった。
そして二回戦が始まった。
...
二回戦が始まってから30分位経つ。
(うそ?うそよ!、どうして?なんで?さっきと違って私は油断なんかしてない!)
そう私はまた劣勢に立たされていた。
(どうする?こっから私が逆転できる手は?)
私は盤面を見ながら長考する。
そして隣から姉の声がした。
「はい!、またチェックメイトだね。」
私は驚いて隣の盤を見る。
(はあ!?ちょっと!何、スマザードメイトでチェックされてんのよ!?、どんな逃げかたしたらそんな形になるの?)
私は奏汰を見る、相変わらず涙目で震えている。
姉の方へも目線を向けると、私と目が会い微笑みニコッとする。
私は目線を逸らした。
(余裕のつもりですか、馬鹿にして!)
私は自分の盤を見る。
(かと言って、ここから逆転できる手が見つからない、クッ!、ここは大人しく)
「リザインです…」
私は負けを認めた。
「ふ~ん、あっさり負けを認めるんだね?、まあ、いいけどじゃあ次行こうか。」
「っとその前に」
兄が駒を崩さず自分の駒と私の駒を動かしていく
私は青ざめた。
兄が私の駒でチェックするルートを教えてくれたのだ。
(あっ!?、そうか!、あそこでルークで動かせば...でも)
そうもう遅い、私はリザインしたのだから。
「残念だったね。この手を見つけていたら俺の負けだったのに。」
「それともワザとか?」
と笑っている兄にイラついた。
(そんなワケないでしょ!...いえ、これはこの人が私に挑発しているだけ、ここで挑発にのってしまえばこの人の思うつぼ)
私は一度冷静になる為に深呼吸する。
「では、次にいきましょ。」
「ん、じゃ、やろう」
私たちは駒を並び直す。
また私の先手から始まり一手目を打つと、兄の返し手で兄が言葉を放つ。
「これからは俺達も本気で打つからな。」
兄がそう言って二人を見ると、二人から笑顔が消えていた。
むしろ怒気がまじってるような表情になっている。
それを見た私は唾を飲み込む、そして奏汰は怯えている。
私は汗を一つ掻き次の手を打つ。
すると兄が力強い返しで迷いもなく打ち返してきた。
(早打ち...ですか?)
私は少しあせり次の手を打つ。
そして兄はまたもノータイムで打ち返す。
(くっ!駄目よ、ここで焦って打ち返したら相手の思うつぼ!ちゃんと考えて打つのよ!)
...
それから20分も経たぬうちにエンディングまできていた。
相変わらず兄はノータイムで打ち続けているにも関わらず、私は長考して打っていたが、またもや私が劣勢に立たされていた。
(どうして?なんで?)
そんな事を思いながら打ってもやはり勝ち筋が見つからず私は
「...リザインです。」
またも私は負けを宣言する。
「じゃあ、次だ。」
兄はそう言って駒を並び直す。
奏汰の方を見ると奏汰も負けており、もう涙が堪えられず泣いていた。
「うっ、うぅ、グスッ...」
姉はそれを意図もせず
「次、行くよ。」
もう笑顔もなく茶化す雰囲気もない。
私達は次の対局に進もうとしていた。
....
...
..
あれから二時間以上は経っただろうか、私達は10局以上は対局している。
そして私も奏汰も全敗している。
奏汰は泣き疲れて憔悴しきっている。
かくいう私も休み無しで打っているので、だいぶ疲れている。
兄と姉は疲れた様子もなく表情も変えず淡々とまだ私達と打っている。
そこで私はようやく兄達の勝利条件の意味を理解し始める。
兄達の勝利条件は[俺達が納得してリザインしたら勝利]だったはず。
つまりこの人達は最初から私達がチェスで勝てない事を知ってて打ち続けている。
この人達がチェスで勝利する訳ではなくリザインするまで延々と打たされる。
私はゾッとした。
(ヒィッ!、延々と?いつまで?どうやったらこの人達はリザインするの?)
私は心の中で軽い悲鳴を上げこの人達が勝利する方法を考え始めた。
それもそうだ私達が勝てないのだからこの人達が条件を満たさない限り延々と打たされるのだから。
(でも、どうすればこの人達がリザインする?、そういえばリザインの前になんて言っていた?)
そこで気づくリザインする条件になんて言っていたのか。
(そうだ!この人が言っていたのは[納得]すればリザインするって。)
(でも、まだ打ち続けているってことはこの人達がまだ納得してないって事?)
(じゃあ、この人達が納得する条件て何?}
私は考え続けている。
そして一つの答えが出る。
(もしかして、この人達はあの事に怒っていて私が謝罪すれば許してくれるのでは?)
(私が納得いきませんが、それで終わるのらいくらでも謝罪いたしますよ。)
そして私は兄達に口を開く。
「兄さん!、私が悪かったから謝ります。ごめんなさい!だから!。」
「...だから何?、何に謝ってるの?」
「え?それは、その...私が母さんに箸を投げ付けたことにです!」
そう言って私は謝罪の言葉を述べるが。
「あ、そう。」
兄がそっけない返事で返し次の瞬間。
「チェックメイト!、じゃ、次だ!」
「え?」
私は一瞬で青ざめ落胆し絶望する。
(え?謝罪が条件じゃない?じゃあどうやったらこの人達は納得するの!?)
私はもう何も考えることができないまま次の対局が始まった。
...
それから一時間ぐらい経っただろうか?
それでも対局は行われており、私たちは憔悴しきっていた。
(もう...無理...誰かたすけて!)
私が心の中で誰かに助けを求めるがそんな者が来ない事はわかっていた。
私はとうとう、心が折れた。
みっともなく泣き崩れ助けを求めた。
「グスッ、うっ、うあああぁぁぁああ!!もう、やだ!やだよ!やりたくないよ!」
「お願いします!助けて下さい!、もう許してください!」
私は大声で泣き出す。
「あああぁぁ!ぜんぶ、全部!謝りますから!お願いします!ごめんなさい!許して!」
私は本気で謝り泣く。
兄と姉が目線を合わせ頷く。
兄が口を開く。
「リザインだ!」
私は一瞬泣き声が止まった。
「……え?」
次の瞬間、兄が私の腕を引っ張り寄せて兄の胸へ抱き寄せられた。
奏汰も姉に抱き寄せられていた。
兄と姉が口を開く
「奏恵ごめんな!」
「奏汰くんもごめんね!」
二人が私達に謝ってきた。
それを聞いた私達はまた大声で泣き始めた。
「「ひっ、ひっぅ、うあああぁあぁぁぁあ!!」」
なんで私はまた泣き出したのかがわからなかった。
勝負がやっと終わったから?わからない、私はいろんな感情が入り混じって何もわからなかった。
あれから30分ぐらい経ち私はまだ兄の胸でぐずついている。
「……グスッ…」
兄と姉は私達の頭を撫でている。
奏汰は泣き疲れたのか眠っている。
そんな時、兄が口を開く。
「奏恵、どうだった?俺達と勝負して?」
「...もうしたくないです。」
正直な感想だった。
それもそのはず私達は、格下で見下してた相手に一度も勝てなかった。
負け続けて一生やっても勝てる相手ではないと悟った。
兄達が続けてしゃべりだす。
「奏恵達にはわかって欲しかった、いくら天才と言われてもお前たちはまだ子供なんだと。」
「うん、だから私達は、あなた達に勝負していくらやっても勝てない相手がいることを。」
「そうやって、自分達が天才ではない子供である事を自覚して欲しかった。」
私は黙って二人の言葉を聞いていた。
「それに母さんに箸を投げ付けた事は確かに怒っていたけど、それ以上にお前達の事が心配になったんだ。」
「あなた達は、周りで天才等と言われて自信過剰で天狗になってた。」
「もし、そのまま大人になってしまえばお前達は必ず孤立する。」
「そうなった時あなた達を助けてくれる人がいなくなる。」
「だからそうなる前にお前達を助けたいと。」
確かに私は周りが天才とか言ってくるもんだから自惚れていたのかもしれない。
そして、その自惚れが誰かを傷つけている事も知らず。
母さんは知っていたのかもしれない、私が孤立するかもしれないと?
だから私達に皆と仲良くして欲しいと。
なのに私はそれを拒否した、手を差し伸べている事も気付かずあまつさえ母を泣かせてしまった!
そこで私は気付いた。
(私は、私は何てことを!)
私は再び涙を流し始めた。
(私のせいで母さんを泣かせた!私が皆を馬鹿にしたせいで!、しかもそれに気付いていた奏汰を巻き込んでしまった!私のせいで!」
私は心の中で何度も悔み続け後悔している。
そして私はまた謝罪の言葉を泣きながら口にする。
「ううぅぅ、ごめんなさい、皆を傷つけてごめんなさい!、私が馬鹿でしたごめんなさい!」
何度も泣きながら誤った。
兄は私の頭を撫でながら言葉を返す。
「俺達もごめんね、もっと早く気付かせるべきだった。そしたら誰も傷つかずに済んだのに。」
「違います!、二人はずっと前から私の事を遊ぼうと誘ってくれてたのにそれを私が拒否したから!」
「いいえ、私達があの時あなたの勝負を断ってあなたを傷つけてしまったからそうなってしまったの!」
「違う!違う!、私が自惚れていたから二人を馬鹿にしていたから皆を傷つけた!」
私達はそんな押し問答をいくらか繰り返していた。
そんな時兄が私のおでこに自分のおでこをくっつけてきた。
「奏恵!自分が悪い事に気付くことは立派だ…でもそれ以上自分を傷つける事は駄目だ!」
兄がこれ以上私が傷つかないよう制止してきた。
兄は続けてしゃべる。
「奏恵、これからは悪いと思ったら直ぐにあやまりなさい。そして、それを一人で抱え込むな!」
「だから私達もこれからは奏恵ちゃん達が困ってたら助けるし、私達に助けを求めて欲しいと思ってるの。」
「そうだ!俺達は家族で兄妹なんだから遠慮とかしなくていい。」
「そうだよ家族を想い合い助け合うのは当たり前なんだから。」
そんな二人の言葉を聞いてまた私は泣き出す。
「うっ、うぅぅ、はいっ…」
私は泣きながら返事をする。
兄がおでこを放し私の涙を指で拭った。
「今日はもう疲れただろう、だから今日はもう休みなさい。」
兄がそ言うと段々と確かに眠気がするよな気がした。
兄は私を抱えてベットに寝かせてくる。
「おやすみ、話はまた明日な。」
「おやすみなさい、奏恵ちゃん、奏汰くん」
二人はそう言って部屋から出ていく
私も眠気が限界だ。
(おやすみなさい…)
声は出ず深い眠りについた。
...
そして朝が来て私は目覚める。
まだ奏汰は寝ている。
私は昨日ことについて兄と姉の二人のことについて考えた。
二人は昨日、私の事を叱る為ではなく私を助けに来たと言った。
愚かだった私に家族は想い合い助け合うのだと教えてくれた。
天才と周りから言われ天狗になっていた私の鼻を折ってくれた。
上には上がいると思い知らされた。
それでもあの二人はその才能を周りにひけらかしもせず自慢したりするような人たちじゃなかった。
そして愚かな私の事を家族だと言ってくれた。
私は新たな感情が芽生えたその感情が今はまだわからないが
(あの人達、いいえ!、お兄様とお姉様は私が思っているよりはるかに天才で誰よりも敬愛すべきお二方!)
私の中でお二人に対しての感情が180度変わってしまった。
そんな心境の変化で私はいても立ってもいられず奏汰を起こそうとする。
「奏汰起きて!早く!」
「…う~ん?何?」
奏汰はまだ眠たそうに起きてくる。
「いいから早く起きて!、お兄様とお姉様の所へ行きますよ!」
「へ?お兄様?お姉様?」
奏汰はキョトンとして私を見てくる。
そんな会話をしてたらドアがノックされる。
「奏恵?奏汰?起きてる?、入るよ!」
そう言ってドアが開き入ってきたのはもちろんお兄様とお姉様である。
お二人を見て私は
「おはようございます!お兄様!、お姉様!」
と開口一番に言って挨拶をし頭を下げ
「昨日は申し訳ございませんでした!」
と謝罪した。
お兄様とお姉様は目線を合わせ何がどうなったかわからず
「え、えっと?、うん、おはよう?」
お二人が困惑して奏汰を見るが奏汰も同じでお二人を見て首を振っている。
続けてお兄様がしゃべる。
「そ、そうだ昨日の事で話があると思ってきたんだけど…」
そうお兄様が言ってまだ困惑している表情だが私からも話があった。
「はい!、その前にお二人にご相談があります。」
「相談?」
「はい!ご相談というのは昨日の事、いいえ今まで私がしてきた事について母さんや皆に謝りたいと思って。」
そう私は皆に謝罪したかった。
「…ですので、その間お二人は私の傍に居て欲しいのです!」
そう言うとその言葉を聞いたお姉様が涙を浮かべ抱き着いてきた。
「奏恵ちゃん!…うん!いいよ!一緒に謝りに行こ!」
「ああ!一緒に行こう!」
お兄様は手を差し伸べる。
私はその手を取り、もう間違えまいと誓った!
その後、私は、最初に奏汰に謝り、次に母さんに謝りに行った。
母さんは最初ビクビクしており、私が深々と頭を下げ謝ると母さんは泣きながら私に抱き着いた。
泣いている母さんを見て、私が今までしてきた事を思い出したら私も涙が出てきて母さんと一緒に泣いた。
その後は、兄妹皆に謝りに行った。
皆、最初はビックリしていたが直ぐに許してくれて頭を撫でてくれたりした。
私はそれが嬉しく思い、また泣いてしまった。
そんな事があり、それからの私達は家族での団らんを楽しみ、笑いあったり、泣いたり、時には外でも遊ぶようにもなった。
私は目を開け過去を思い出していた。
そんな過去の出来事がキッカケで私はお兄様とお姉様と呼ぶようになったのです。
そこまで重い話ではないと思いますが、私にとってはとても大事な出来事だったのです。
まあ、あの出来事で一番、可哀想だったのは奏汰ですけどね。
私の自惚れに巻き込まれて、何十局とお姉様とチェスを打たされてトラウマになってもおかしくなかったはずです。
それでも私と一緒でお兄様とお姉様を敬愛するようになりました。
そんな事を思い更けていたら玄関から声がした。
「「ただいま~!」」
私は飛び上がった。
お兄様とお姉様が帰って来た声だ!
私は一目散にお二人がいる所に走って行った。
「お帰りなさい!お兄様~!お姉様~!」
と言って私はお兄様に抱き着いた!
まあ、一番お兄様が好きですから。
「おっとっと、ただいま奏恵。」
お兄様は私の頭を撫でてくれた、私は顔がフニャついた。
ふとお姉様の方へ顔を向けるとお姉様が私にもコイコイみたいなジェスチャーをしている。
私はニヒッとしてお兄様の胸に顔を埋める。
するとお姉様はガッカリした表情になって肩を落としていた。
ホント可愛い人だ。
「いいもん、私には奏汰くんがいるもん!」
と言って奏汰に抱き着いて行った。
それを見た私はお姉様の背中に抱き着きに行った。
「ふおぉぉ!不意なサプライズ!?」
と嬉しそうにしていた。
そんな今が私達の日常である。
ふと後ろからお兄様が声を出す。
「ああ、そうだ玄関に荷物があったんだ。」
「お兄様!私が取ってきますよ!」
と言って私が玄関に向かって行った。
「だから、お二人は先に休んでいて下さい。」
「じゃあ、お言葉に甘えて頼むよ。」
「はいっ!」
そう返事して私はお二人の背中を見送った後、聞こえない声でしゃべった。
「愛しています!お兄様!お姉様!」
第四話 本当の天才 完
第五話 真ん中が普通とは限らない 続
よろしければブクマやお気に入りにしてくれると嬉しいです。
一人でもいればその人の為にも書き続けれる意欲にも繋がると思いますのでお願いします。
もしここまで読んで頂けたら下の★★★★★にも評価頂けたらとても嬉しいです。
今後も「兄妹みな神様になりました」略してみな神をご愛読お願い致します。